最終更新 April 7, 2023
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DxO PureRAW 3 の役割はノイズとレンズの欠陥を最適に処理したリニア DNG ファイルを生成したり、レタッチ可能な TIFF ファイルやすぐに使用・配布できる JPEG ファイルを生成することであり、調整ツールや画像処理ツールの機能はありません。 これらのファイルはすべて、DxO PureRAW 3 外のお使いのソフトウェアで開くことができます。

DxO PureRAW 3 では、Adobe Lightroom Classic と連携したワークフローが提案されます。

処理オプションウィンドウで該当オプションを有効にした場合、別のソフトウェアへのエクスポートは自動で実行されます (「画像を最適化処理する」の章をご覧ください)。

最適化処理した画像をエクスポートするには、次の手順に従います。

  1. Lightbox で最適化処理済みの画像を選択します ([処理済み] フィルタを使うと、最適化処理した画像だけが表示されます)。
  2. 選択した画像を右クリックして、コンテキストメニューで [アプリケーションにエクスポート…] を選択します。
  3. エクスポートする画像数が開いたウィンドウに表示されます。
  4. [ここにエクスポート…] のセクションでは、Adobe 社のプログラムの一覧がデフォルトで提案されます。 他のアプリケーションを選択することもできます。 その場合、[ソフトウェアの選択] をクリックし、アプリケーションフォルダ (Mac) /プログラムフォルダ (PC) で任意のプログラムを選択して、[開く] をクリックします。
  5. ウィンドウに対象のプログラム名が表示されます。
  6. チェックボックスにチェックマークをつけると、オリジナルの RAW ファイルを DxO PureRAW 3 で最適化したファイルに添付できます。
  7. [書き出し] をクリックします。
  8. 対象のプログラムでエクスポートした画像が開きます。

エクスポートウィンドウは、対象のプログラムを記憶します。

エクスポートでは最適化処理したファイルが移動されるわけではなく、処理済みのファイルは最適化処理ステージで定義したフォルダに残ります。

Adobe Lightroom Classic と連携したワークフロー

Lightroom Classic 向けのプラグインを使って、Adobe 社のプログラムで直接、画像を最適化できます。

プラグインエクストラを使用した画像の処理

  1. Lightroom Classic で、最適化する画像を選択します。
  2. 選択した画像を右クリックし、開いたカスケードメニューで [書き出し] > [DxO PureRAW 3] > [DxO PureRAW 3 プラグインで処理する] を選択します。
  3. 初めて使用する場合や新しいカメラやレンズを使用する場合、対応する DxO モジュールのダウンロードとインストールを提案するダイアログボックスが開きます (該当しない場合、ステップ 4 に進んでください)。 [選択対象をダウンロード] をクリックし、インストールが完了したら [保存] をクリックします (再起動は必要ありません*)。
  4. オプション選択ウィンドウで、処理方法、光学補正、出力形式、ファイルの名前を変更のオプション*を選択します。 出力フォルダ (元画像フォルダ内に DxO サブフォルダを作成、またはカスタムフォルダ) も選択し、必要な場合、Lightroom Classic に加えて画像を開くソフトウェアを選択します。
  5. [処理を開始] をクリックします。
  6. ダイアログボックスが開き、進捗バーと推定処理時間が表示されます。進捗バーの右端にある [x] をクリックすると、処理をキャンセルできます。
  7. 処理が完了すると、ウィンドウに確認メッセージが表示されます。 [OK] をクリックします ([今後表示しない] にチェックマークを入れると、このウィンドウの表示を無効にできます)。
  8. 最適化処理が完了すると、処理により作成されたコレクションが自動的に Lightroom Classic に表示されます。 このコレクションは DxO PureRAW 3 というコレクション内にあり、処理日時が名前に使われています。

DxO PureRAW 3 コレクションは初回の使用時に自動的に作成され、最適化処理をするとコレクションが順次追加されます。

同じ画像に 2 回目の処理を行うと、処理済み画像名の接尾辞に「-2」が追加されます (その後は「-3」、「-4」など)。

* DxO 光学モジュールのインストール、処理方法の選択、ファイル形式、出力先フォルダについては DxO PureRAW 3 を単体で使用した場合と同じです。 提案されるオプションについて詳しくは、「画像を最適化処理する (スタンドアロンモード)」をご覧ください。

重要ポイント:

右クリック > 書き出しメニューを使った画像の処理

書き出しメニューを使い、間接的な方法を選択することもできます:

  1. Lightroom Classic で、最適化する画像を選択します。
  2. 選択した画像を右クリックし、開いたカスケードメニューで [書き出し] > [DxO PureRAW 3] > [DxO PureRAW 3 プラグインで処理する] を選択します。
  3. DxO PureRAW 3 の処理オプションウィンドウが表示されます。
  4. プラグインエクストラでワークフローのステップ 4~9 を繰り返します。

避けるべき補正

DxO PureRAW 3 で作成された JPEG ファイルはすぐにシェアや印刷ができますが、リニア DNG ファイルは RAW ファイルとみなされ、Lightroom Classic で制限なしに補正できます。

避けるべき補正

以下の補正は DxO PureRAW 3 ですでに実行されているため、以下のツールの使用は避けるようにしてください。

Windows エクスプローラー (PC) および Finder (Mac) と連携したワークフロー

DxO PureRAW 3 では、Windows エクスプローラー (PC) または Finder (Mac) から直接、画像の最適化処理ができます。

Mac
PC
  1. Windows のエクスプローラーまたは Mac の Finder から、画像フォルダにアクセスします。
  2. 1 枚または複数の画像を選択して、画像上で右クリックします。
  3. コンテキストメニューで DxO PureRAW 3 の処理オプションの 1 つを選択します。[JPEG/DNG + JPEG/DNG/TIFF で処理] から、サブメニューで最適化方法 (HQ、PRIME、DeepPRIME、DeepPRIME XD) を選択します。
  4. DxO 光学モジュールがまだインストールされていない場合、ダウンロードとインストールを提案するウィンドウが開きます。 光学モジュールはすぐに使用でき、再起動する必要はありません。 DxO 光学モジュールをインストール済みの場合、ステップ 5 に進んでください。
  5. ダイアログボックスが開き、進捗バーと推定処理時間が表示されます。 [X] ボタンをクリックしてキャンセルしたり、一時停止ボタンを使って一時停止したりすることもできます。
  6. 最適化処理した画像は、Windows エクスプローラーまたはMac の Finder 内のファイル一覧で DxO のサブフォルダに保存されています。

重要ポイント:

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