DxO PureRAW 2 はさまざまな独自テクノロジーを使用して、フォトグラファーが画像を最大限に活用できるようにします。


役割とメリット
DxO PureRAW 2 の役割はシンプルですが、これから作業をするデジタル画像の品質を決定する重要な役割を果たします。 DxO の光学補正とノイズ除去を RAW ファイルに適用し、画像に対する残りの処理を普段お使いのプログラムで実行するだけで、両方のソフトウェアから最高の結果を引き出すことができます。
DxO PureRAW を使うと、Adobe Lightroom Classic、Adobe Lightroom(デスクトップ、モバイル、ウェブ)と Adobe Camera Raw での事後処理のためのリニア DNG ファイルを生成することができます。 また、ウェブやソーシャルネットワークなどですぐにシェアできる JPEG ファイルも生成できます。
レンズ欠陥の補正とシャープネスの最適化、ノイズ処理における DxO の専門性を活用することで、写真から最高の結果を引き出す高品質で確かな作業ベースを得ることができます。
単体(スタンドアロン)で使用する場合には、画像を DxO PureRAW 2 に追加して最適化処理オプション(適用する光学モジュール、ノイズ低減方法)と出力(フォーマット、保存先)を選択してから、画像の処理を開始します(一括処理も可能です)。 DxO PureRAW では、普段から使用しているソフトウェアにエクスポートする前に結果を直接確認したり、元画像と最適化処理された画像を比較することもできます。
Lightroom Classic をお使いの場合、Adobe 社のソフトウェアを離れることなく、DxO PureRAW 2 プラグインを使って画像を最適化処理できます。 また、Windows エクスプローラ(PC)または Finder(Mac)を介して画像を最適化処理することもできます。
DxO PureRAW の光学モジュールは、DxO PhotoLab と同じカメラとレンズをサポートしています。
注: DxO PureRAW 2 がサポートしているのは RAW ファイルだけです。
[ヘルプ] メニュー > [DxO PureRAW とは?] で、DxO PureRAW 2 の役割、機能、テクノロジーについてのスライド形式の紹介も確認できます。
使用されている DxO テクノロジー
DxO 光学モジュール
DxO PureRAW 2 に画像を追加すると、カメラとレンズの組み合わせに対応した DxO 光学モジュールのダウンロードが提案され、次の処理を自動で実行できるようになります。
- ヴィネット(画像周辺部の暗い部分)の補正
- ディストーション(画像内の直線の変形)の補正
- 色収差(強いコントラストのせいで発生する画像の要素の境界沿いの色のついたボケ)の補正
- 画像全体(中央部、周縁部)におけるシャープネスの最適化と均質化
すべての補正の適用には、ユーザーが介入したり設定する必要はありません。 ユーザーは、自動で提案されるモジュールのダウンロードを承認するだけです。
DxO 光学モジュール
DxO 光学モジュールと実行される補正について詳しくは、次のページをご覧ください: https://www.dxo.com/ja/technology/camera-and-lens-corrections/
DxO HQ、PRIME、DeepPRIME ノイズ除去
DxO PureRAW 2 では、デジタルノイズを低減したり完全に削除することもできます。 これは高感度で撮影された画像だけではなく、低解像度や日中に撮影された画像でも可能です。 DxO PureRAW 2 では、次のノイズ除去テクノロジーを使用できます。
- HQ(高画質):効果的で処理速度の速い DxO の標準方式です。
- PRIME:ディテールとノイズを正確に区別するために画像を深く分析します。 これにより、ディテールとカラーを保持した画像を取得できます。 この方式では、画像の量、サイズ、コンピューターの性能に応じて分析と計算が集約されるため、画像の最適化により長い時間がかかります。
- DeepPRIME:人工知能と深層学習(ディープラーニング)に基づくこのテクノロジーは、画像の分析、デモザイキング、ノイズ処理をさらに深く掘り下げ、カメラの限界をさらに広げるすばらしい結果を実現します。 古いカメラで撮影された写真や初期のデジタル写真に、新しい息吹を吹き込むこともできます。 DeepPRIME でも分析と計算が集約されるため、グラフィックカードのパワーの一部が使用されます。