
Nik Color Efex は色調補正フィルタのライブラリです。クリエイティブな効果を適用したり、グローバル調整や部分調整を使って自由に調整したり、好きなように組み合わせてレシピを無限に作ることもできます。
画像を開く
Nik Color Efex で画像を開くと、画像はホストアプリケーションから転送された状態、またはスタンドアロンモードの場合はハードディスクに保存されている状態で表示されます。 この段階では、補正やフィルタ、プリセットは適用されていません。
Nik Color Efex で画像を開くと、右側ウィンドウには常に DxO フィルタセクションが表示されます。すべての調整は初期設定値で、画像に効果は適用されていません。
フィルタまたはプリセットを追加するごとに、DxO フィルタパレットの下に関連ツールがパレットとして表示されます。

右側のウィンドウには、左側のウィンドウで選択したフィルタに応じた以下のセクションと、常時表示のセクションが表示されます。
- ルーペとヒストグラム (常時表示)
- DxO フィルタ: ClearView とざらつき (常時表示)。
- Color Efex フィルタ.
フィルタライブラリ

Nik Color Efex では 20 個のカテゴリーで 55 種類のフィルタを利用できます (さらに DxO ClearView フィルタと「ざらつき」が右側のウィンドウに常時表示されます)。 カテゴリーを選択すると、そのカテゴリーのフィルタだけが左側のウィンドウのリストに表示されます。 リスト全体を表示するには、[全てを表示] をクリックします。 カテゴリーリストの下にある [表示を減らす] / [全てを表示] をクリックすると、カテゴリーの一部を非表示にしたり、すべて表示したりできます。
各フィルタにはさまざまなバージョンがあり、右側の逆矢じりをクリックすると表示されます。 フィルタを適用するには、逆矢じりをクリックしてバリエーションを表示し、フィルタ名またはサムネイルをクリックします。 右側のウィンドウに関連ツールが表示されます。 フィルタを追加するには、[+] ボタンをクリックします。
フィルタはお気に入りとしてマークできますが、個別のサムネイルをお気に入りとしてマークすることはできません。 お気に入りのフィルタは金色の星印で表示されます。 お気に入りのフィルタや最近使ったフィルタを探すには、[最近使用した項目] ボタンをクリックします。
フィルタライブラリの表示順に、フィルタと関連ツールを以下で説明します。
各フィルタにはコントロールポイントとコントロールライン、および関連する不透明度スライダが含まれています。
2 色フィルタ

2 つの色をブレンドして、その結果を画像に適用することにより、従来からあるガラスの 2 色フィルタの効果を生み出します。 ドロップダウンメニューからあらかじめ定義された色の組み合わせを選びます。 組み合わせごとに 4 つのバリエーションがあります。
カラーセット | 11 のカラーの組み合わせから 1 つ選択します。 |
不透明度 | フィルタの全体的な適用量を調整します。 |
ブレンド | 2 色間の遷移を調整します。 |
垂直方向に移動 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
回転 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ユーザー定義の 2 色

2 つの色をブレンドして、その結果を画像に適用することにより、従来からあるガラスの 2 色フィルタの効果を生み出します。 2 色の色はカスタマイズできます。
不透明度 | フィルタの全体的な適用量を調整します。 |
ブレンド | 2 色間の遷移を調整します。 |
垂直方向に移動 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
回転 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
上部の色 | 画像に適用する上部の色を指定します。 スポイトツールを使って現在の画像から色を選ぶか、カラーパッチをクリックしてカラーピッカーを使用します。 |
下部の色 | 画像に適用する下部の色を指定します。 スポイトツールを使って現在の画像から色を選ぶか、カラーパッチをクリックしてカラーピッカーを使用します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
モノクロ

このフィルタを使用すると、カラー画像をモノクロに変換し、シャドウ、ハイライト、元の色同士の関係を調整できます。 このフィルタでは、 [モノクロ] 、 [階調優先] 、 [ダイナミック コントラスト] という 3 種類のモノクロ変換方式を選択できます。
- モノクロ変換: モノクロ画像に変換します (初期設定の選択)。
- 階調優先 (コントラストの強調):異なる階調レンジの仕上がりを調整できます。
- スライダを左に動かすと色のコントラストが弱く、右に動かすと色のコントラストが強くなります。
使用できるツールは、選択する変換モードに応じて変わります。
フィルタ カラー | シミュレーションしたフィルタの色を調整し、画像内の色同士の関係を調整できます。 このフィルタは画像のその色の被写体を明るくし、補色の被写体を暗くします。 |
強さ | 画像全体の鮮やかさを増減して、全体的な色の鮮やかさを調整します。 |
明度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 (モノクロ変換のみ) |
コントラスト強調 | [コントラスト] スライドより強調した方法で、グローバルコントラストも調整します。 (ダイナミックコントラストのみ) |
効果 | 異なるコントラストタイプの 3 つのオプションから選択して、暗い部分のディテールを引き出したり、コントラストの強い画像を作り出せます。 (階調優先のみ) |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ブリーチバイパス

カラー フィルムで漂白処理を省略するテクニックをシミュレーションした効果です。 コントラストを強め、彩度を下げる効果があります。 このテクニックは、今でも写真家や映画フィルム作家がスタイリッシュなインパクトある画像にするために使用しています。
明度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
彩度 | 画像全体の色の鮮やかさを増減します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
部分コントラスト | 他の Nik Collection 製品に搭載されたストラクチャ調整を特別に調整したもので、画像内の細かいディテールやテクスチャを強調します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
輝度 / 色温度

画像の色の鮮やかさをコントロールして、クールな画像にしたり暖かみのある画像にしたりします。
彩度 | 画像の色の鮮やかさを調整します。 |
暖かさ | 画像の色温度を調整します。 スライダを左に動かすと(青が加わり)クールな色味になり、右に動かすと(赤が加わり)暖かみのある色味になります。 |
知覚的彩度 | 直接色の彩度を上げなくても、このスライダで色相を変更すると、知覚的な色の彩度が多少上がります。 これは、周りの色に補色の要素が増えることで起こります。 背景が黒いと画像が浮かび上がってコントラストが強く感じられるように、脳の色に対する知覚が反応して、知覚的なコントラストが作用するためです。 |
クラシックソフトフォーカス

従来のソフトフォーカスフィルタと拡散のテクニックをシミュレーションします。
効果 | ソフトフォーカスと拡散の効果のそれぞれに 3 種類のオプションがあります。 |
ディテール拡散 | ソフトフォーカス効果に加えるランダムディテールの量を調整します。 ディテールの状態を維持し、バンディングを防ぎます。 |
強さ | 画像に加えるざらつきの量を調整します。 |
明度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
彩色

単色で画像を塗り、色とコントラストの関係をさまざまに組み合わせて、画像にスタイルを適用します。
効果 | 6 種類の方法で画像に色を適用できます。 |
色 | 画像に加える色を選びます。 スポイトツールを使って画像から色を選ぶか、カラーパッチをクリックしてカラーピッカーを使用します。 |
強さ | 写真に適用するフィルタの量を調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
色スタイル

フィルタで加える色の量と元の写真の色の量を調整します。
色 | 画像に加える色を選びます。 スポイトツールを使って画像から色を選ぶか、カラーパッチをクリックしてカラーピッカーを使用します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
彩度 | 元の画像にある色の量を調整します。 スライダを左に動かすとモノクロ画像になり、右に動かすと完全に元の色になります。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
コントラスト 色範囲

画像内の選択した色のコントラストを調整します。
色 | コントラストを適用する色範囲を選択します。 選択した色のオブジェクトは明るくなり、その補色は暗くなります。 |
カラーコントラスト | 選択した色とその補色の間で、加えるコントラストの量を調整します。 |
明度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
コントラスト

レンズに装着したフィルタを回転する効果と、そこから生まれるさまざまな色のコントラストをシミュレーションします。
明度 | 画像全体のコントラストを調整します。 |
コントラスト | 画像の中間調に加えるコントラストの量を調整します。 |
コントラスト | 色に影響を与えずに、コントラストを適用します。 |
ソフト コントラスト | 従来のコントラストの効果とは異なる、荒さを抑えたコントラストを適用します。 スライダを右に動かすと、領域の境がソフトになり、雰囲気のあるコントラストに仕上がります。 |
彩度 | 画像全体の色の鮮やかさを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
クロスバランス

太陽光でタングステン フィルムを使用、またはタングステン光でデイライト フィルムを使用して撮る仕上がりをシミュレーションします。 このフィルタを使用すると、涼しげな青や暖かいオレンジ色の効果を加えて写真のスタイルを出すことができます。
効果 | [光の暖かさ (冷たく)] または [光の暖かさ (暖かく)] のどちらかの効果の、6 つあるオプションから 1 つ選択します。 どのオプションも以前のものより効果が強くなっています。 |
強さ | 写真に適用するフィルタの量を調整します。 |
クロスプロセス

[C41 to E6] 処理(カラーネガフィルムをスライドフィルム現像液で処理)と [E6 to C41] 処理(スライドフィルムをカラーネガフィルム現像液で処理)のための各種オプションです。
効果 | ドロップダウンメニューを使って、定義済みの処理方法から 1 つ選択します。 |
強さ | 写真に適用するフィルタの量を調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ダークコントラスト

新しい独自の技法を活用して画像全体のディテールやテクスチャを強調し、暗くて雰囲気のある画像に仕上げます。
ディテール強調 | 画像でディテールを強調する度合いを調整します。 スライダ値を上げるとディテールが強調され、シャドウが明るくなり、ハイライトがトーンダウンして、画像全体の色調のバランスが改善されます。 その結果、よりバランスのとれた方法で、色調が写真全体に行きわたります。 |
明度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
彩度 | 元の色の彩度のコントロールを保ちながら、写真の上に色を重ねられます。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ディテール強調

新しい独自の技法を活用して写真全体のディテールを強調し、独特でスタイリッシュな写真にします。 明るさや階調のバランスを整え、写真全体でディテールを強調したい場合に使用します。
ディテール強調 | このフィルタのメインの効果です。 スライダの値を上げると、シャドウが明るくなってハイライトが暗くなり、画像画像全体のディテールが強調されます。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
彩度 | 画像全体の色の鮮やかさを調整します。 |
効果の範囲 | [ディテール強調] フィルタでディテールを強調する方法を調整します。 [微細] オプションは、小さいオブジェクトにフォーカスを当ててテクスチャを作り出します。 一方、 [大] オプションは大きいオブジェクトにフォーカスを当てます。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
デュプレックス

色、ぼかし、彩度を調整してスタイリッシュな 2 色効果を作成します。
色 | 画像に 1 色追加します。 追加する色を選択するには、スポイトツールを使って写真から色を選ぶか、カラータイルをクリックしてカラーピッカーを使用します。 |
強さ | 写真に適用するフィルタの量を調整します。 |
拡散 | 画像に加えるざらつきの量を調整します。 |
彩度 | 元の色の彩度のコントロールを保ちながら、写真の上に色を重ねられます。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ダーク/ライトセンター

写真の中心に注意を引き付けたり、写真の中心から注意をそらしたりします。 画像の中央部を明るくして周辺を暗くする効果は、画像の中心に注意を引き付けます。
効果 | 効果の形を調整します。 円形と卵形から選択します。 |
中心の明度 | 画像の中心の明るさを調整します。 |
周辺の明度 | 画像の周囲の明るさを調整します。 |
中心のサイズ | 効果の適用サイズを調整します。 |
中心を決める | [中心を決める] ボタンをクリックし、画像内で効果の中心点とする場所をクリックします。 |
美肌効果

画像の他のオブジェクトに影響を与えることなく、人物の肌を柔らかく艶のある肌に加工します。 人以外のオブジェクトに使用して独自のソフト効果を与えることもできます。
肌色 | スポイトツールを使って写真から色を選ぶか、パネルをクリックしてカラーピッカーを使用して、肌の色を選びます。 |
色の範囲 | 色の適用範囲を調整します。 スライダを左に動かすと色の適用範囲が狭くなり、右に動かすと範囲が広がります。 値を 100% にすると、画像全体のすべての色とオブジェクトにソフト効果が加わります。 |
ディテール小 | 画像の小さいディテールに適用するソフトの量を調整します。 |
ディテール中 | 画像の大きいディテールに適用するソフトの量を調整します。 |
ディテール大 | 画像の大きなディテールに適用するソフトの量を調整します。 |
[フィルム効果:ノスタルジック] フィルタ

フィルム効果シリーズの [ノスタルジック] フィルタは、古ぼけた写真のような雰囲気を生み出す独自の効果です。
明度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
彩度 | 元の色の彩度のコントロールを保ちながら、写真の上に色を重ねられます。 |
ブラー | [グラデーション滅光] 効果と元の画像のディテールの間のブレンドの量を調整します。 |
ヴィネット | 画像のエッジを円形に暗くします。 |
ピクセルあたりのグレイン数 | Nik Collection 独自の粒状性エンジンを使用し、写真にリアルな粒状感を加えます。 スライダを左に動かすとピクセルに適用されるざらつきの数が減り、写真全体のざらつきのサイズが大きくなり目立つようになります。 写真のざらつきを完全に取り除くには、スライダを右端まで動かします。 |
フィルムの強さ | ユニークなフィルムスタイルの適用量を調整します。 スライダを 0% にすると、元の画像の色になります。 |
フィルム タイプ | 各種フィルムタイプから選択します。 それぞれ画像の仕上がりと雰囲気が異なります。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
[フィルム効果:モダン有名フィルム] フィルタ

フィルム効果シリーズの [モダン] フィルタは、粒状感も含め、今も使用されているカラーネガフィルムやスライドフィルムのような見た目に仕上げます。 [フィルム詳細] セクションにある高度なスライダを使用すると、自分でフィルムタイプを作成し、思い描いていた、見たことのないフィルム効果を作り出すこともできます。
フィルム タイプ | 各種フィルムタイプから 1 つ選択します。 可能な限りフィルムを再現するために、どのフィルムでも複数のロールが撮影、スキャン、解析されています。 |
明度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
感度 | それぞれのスライダを使って、画像の中の特定の色の明るさを調整します。 |
彩度 | それぞれのスライダを使って、画像の中の特定の色の鮮やかさを調整します。 |
トーンカーブ | フィルムタイプのコントラストを調整します。 レッド、グリーン、ブルーの階調やコントラストを別々に調整できます。 |
粒状感 | 複数のスライダを使用して、Nik Collection 独自の粒状性エンジンを使ってリアルな粒状感を写真に加えます。 [ピクセルあたりのグレイン数] スライダを左に動かすと、ピクセルに適用されるざらつきの数が減り、画像全体のざらつきのサイズが大きくなり目立つようになります。 写真のざらつきを完全に取り除くには、スライダを右端まで動かします。 [グレインの強度] スライダは、グレインの強さをコントロールできます。 [ハード] にするとよりディテールの強調された雰囲気やシャープな雰囲気を与え、 [ソフト] にするとより自然なフィルム感が出ます。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
[フィルム効果:ヴィンテージ] パネル

フィルム効果シリーズの [ノスタルジック] フィルタは、幻想的なフィルムタイプをベースにした効果を生み出します。 トイカメラで撮影したような色鮮やかな、独特で興味深い見た目になります。
明度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
知覚的彩度 | 直接色の彩度を上げなくても、このスライダで色相を変更すると、知覚的な色の彩度が多少上がります。 これは、周りの色に補色の要素が増えることで起こります。 背景が黒いと画像が浮かび上がってコントラストが強く感じられるように、脳の色に対する知覚が反応して、知覚的なコントラストが作用するためです。 |
ざらつき | 明るいオブジェクトの周りに少量の輝き加えます。 |
ヴィネット | 画像のエッジを円形に暗くします。 |
ピクセルあたりのグレイン数 | Nik Collection 独自の粒状性エンジンを使用し、写真にリアルな粒状感を加えます。 スライダを左に動かすとピクセルに適用されるざらつきの数が減り、写真全体のざらつきのサイズが大きくなり目立つようになります。 写真のざらつきを完全に取り除くには、スライダを右端まで動かします。 |
フィルムの強さ | ユニークなフィルムスタイルの適用量を調整します。 スライダを 0% にすると、元の画像の色になります。 |
フィルム タイプ | 各種フィルムタイプから選択します。 それぞれ画像の仕上がりと雰囲気が異なります。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
フィルム効果: ヴィンテージ

フィルム効果シリーズの [ヴィンテージ] フィルタは、初期のカラーフィルムで撮影したような写真を作り出します。
彩度 | 画像全体の色の鮮やかさを調整します。 |
暖かさ | 画像の色温度を調整します。 スライダを左に動かすと(青が加わり)クールな色味になり、右に動かすと(赤が加わり)暖かみのある色味になります。 |
ヴィネット | 画像のエッジを円形に暗くします。 |
明度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
ピクセルあたりのグレイン数 | Nik Collection 独自の粒状性エンジンを使用し、写真にリアルな粒状感を加えます。 スライダを左に動かすとピクセルに適用されるざらつきの数が減り、写真全体のざらつきのサイズが大きくなり目立つようになります。 写真のざらつきを完全に取り除くには、スライダを右端まで動かします。 |
フィルムの強さ | ユニークなフィルムスタイルの適用量を調整します。 スライダを 0% にすると、元の画像の色になります。 |
フィルム タイプ | 各種フィルムタイプから選択します。 それぞれ画像の仕上がりと雰囲気が異なります。 |
フィルム粒状感

あらゆる画像にフィルムのリアルな粒状感を加えます。
ピクセルあたりのグレイン数 | Nik Collection 独自の粒状性エンジンを使用し、写真にリアルな粒状感を加えます。 スライダを左に動かすとピクセルに適用されるざらつきの数が減り、写真全体のざらつきのサイズが大きくなり目立つようになります。 写真のざらつきを完全に取り除くには、スライダを右端まで動かします。 |
グレインの強度 | [グレインの強度] スライダは、グレインの強さをコントロールできます。 [ハード] にするとよりディテールの強調された雰囲気やシャープな雰囲気を与え、 [ソフト] にするとより自然なフィルム感が出ます。 |
フィルムコントラスト | フィルムのような自然なトーンカーブを画像に加えます。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
霧

従来からある霧の効果のシミュレーションです。強いブラーで霧がかかったような効果を作り出します。
効果 | 4 つの芸術的ソフトフォーカス効果から選択できます。 |
強さ | フィルタを適用する度合いを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
木の葉

画像の草木を識別し、そのオブジェクトを強調したり、スタイルを適用したりします。
効果 | 画像の色の鮮やかさを調整します。 |
適用量 | フィルタを適用する度合いを調整します。 |
グラマーグロー

ポートレート写真に幻想的で優しい効果を加えることができます。
ざらつき | フィルタのソフト技法の度合いを調整します。 |
彩度 | 画像全体の色の鮮やかさを調整します。 |
輝きの温度 | 画像に加える効果の温度を調整します。 スライダを左に動かすと青味がかったクールな効果が生まれ、右に動かすと赤~オレンジ色の暖かい効果が生まれます。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
グラデーション

従来からあるガラスのグラデーションフィルタをシミュレーションした効果で、写真の半分に色をブレンドします。
カラーセット | 4 つの [カラーセット] メニューに、16 種類の色の組み合わせがあらかじめ用意されています。 この中から 1 つ選択します。 |
不透明度 | フィルタの全体的な適用量を調整します。 |
ブレンド | フィルタと元の写真の間の遷移を調整します。 |
垂直方向に移動 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
回転 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
グラデーション ソフトフォーカス

従来からあるガラスフィルタをシミュレーションした効果で、画像の半分にソフト効果を大量に加えます。
ソフトフォーカス効果 | さまざまな芸術的ソフトフォーカス効果があります。 |
不透明度 | フィルタの全体的な適用量を調整します。 |
ブレンド | フィルタと元の写真の間の遷移を調整します。 |
垂直方向に移動 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
回転 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
グラデーション減光

画像の色を保持しながら、画像の一部を暗くしたり明るくしたりします。 画像のコントラストが強すぎる場合に、色調を修正するために使用します。
上部の階調 | フィルタの上部の明るさを調整します。 |
下部の階調 | フィルタの下部の明るさを調整します。 |
ブレンド | [グラデーション滅光] 効果と元の画像のディテールの間のブレンドの量を調整します。 |
垂直方向に移動 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
回転 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
グラデーション ユーザー定義

独自に定義した 2 色をブレンドして、その結果を画像に適用し、従来からあるガラスの 2 色フィルタの効果を生み出します。
色 | 画像の半分に適用する色を指定します。 スポイトツールを使って現在の画像から色を選ぶか、カラーパッチをクリックしてカラーピッカーを使用します。 |
不透明度 | フィルタの全体的な適用量を調整します。 |
ブレンド | 選択した色と元の画像のディテールの間のブレンドの量を調整します。 |
垂直方向に移動 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
回転 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイキー

一様に色調を明るくしてコントラストを下げることにより、写真のハイキー仕上げをシミュレーションします。 ハイキー画像として撮影した画像の補正にも役立ちます。
ざらつき | 標準ハイキー効果でオブジェクトの周りに加える輝きの度合いを調整します。 |
スタンダードハイキー | 画像に加える光の量を調整します。 |
ダイナミックハイキー | 独自のハイキー効果を加えます。 元のオブジェクトの色と階調に応じて効果は変わります。 明るいオブジェクトだけでなく、暗いオブジェクトも明るくなります。 明るいオブジェクトだけでなく、暗いオブジェクトも明るくなります。 |
彩度 | 画像全体の色の鮮やかさを調整します。 |
ブラック | 画像の中のとても暗いオブジェクトを強調します。 黒の階調が、ハイキー画像の中で存在感のある重要な要素になります。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
画像枠

このフィルタを使用すると、ユニークで自然な枠をランダムに画像に適用できます。 Nik の特許技術を利用して、無限に変更でき、驚くほど自然なさまざまな枠を作成します。
枠線の種類 | 14 種類の枠またはフレームから選択できます。 |
サイズ | 画像に加える効果のサイズを調整します。 ヒント: 画像枠を適用すると、画像の一部の領域が取り除かれることになります。 画像に枠を付ける際の切り抜きを回避するには、Photoshop のような画像編集アプリケーションでキャンバスサイズを広げるか、画像の周囲に黒い枠を加えた後で、 [サイズ] スライダを使って画像の枠や黒い枠を作成し、重ねます。 |
量 | 画像に付ける枠の幅を調整します。 スライダを右に動かすと、画像枠のディテールが画像の内側に向かって広がります。 |
グランジ | 画像の周りに加えられたランダムなディテールを調整します。 スライダを右に [ラフ] に向かって移動するとよりランダムなディテールが枠に追加され、よりスタイルを与えることができます。 |
枠線の変化 | ボタンをクリックすると、別の枠のバリエーション番号がランダムに選択されます。 この枠のバリエーション番号にはそれぞれランダムな枠の効果が割り当てられていて、さまざまな効果を作成します。 毎回全く同じ枠を作りたい場合は、 [サイズ] 、 [スプレッド] 、 [なめらか/ラフ] に対するバリエーション番号の設定を同じにします。似ているけれども違う枠にしたい場合は、 [サイズ] 、 [スプレッド] 、 [なめらか/ラフ] スライダの設定値は同じにし、バリエーション番号を違うものにします。 |
小春日和

画像の草木を識別し、そのオブジェクトを強調したり、スタイルを適用したりすることで、 秋の風景のような暖色を作り出します。
効果 | 写真に表示される木の葉の色に利用できる 4 つの仕上がりのうち 1 つを適用できます。 |
適用量 | フィルタを適用する度合いを調整します。 |
赤外線フィルム

カラーとモノクロの両方の赤外線フィルムをシミュレーションします。 電磁波スペクトルの赤外線部分をキャプチャする各種手法のシミュレーションや、赤外線の波長をキャプチャするフィルムが生み出す効果のシミュレーションです。
効果 | [モノクロ] と [カラー] から赤外線フィルムの種類を選択します。 |
ハイライトの明るさ | 画像全体の明るさを調整します。 |
明度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
インク

特殊な印画紙やトナーを使用したようなスタイリッシュな効果をシミュレーションします。
カラーセット | 11 のカラーの組み合わせから 1 つ選択します。 |
強さ | フィルタを適用する度合いを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
トーンカーブ

画像の明るさや階調を調整するためによく使用されます。 他のフィルタと組み合わせて使う場合に特に便利です。
色チャンネル | 階調を調整するチャンネルを選択できます。 [RGB(赤/緑/青] チャンネルに加え(一般にトーンカーブのダイアログにあります) [明度] チャンネルもあるため、色に影響を与えずに写真の明るさとコントラストを調整できます。 たとえば、 [コントラスト オンリー] は写真全体の色への影響を抑えてコントラストを調整できます。 |
不透明度 | 画像にフィルタが追加される程度をコントロールできます。 |
トーンカーブ | クリックして、アンカーポイントをカーブに直接追加します。 アンカーポイントをダブルクリックすると、そのポイントは削除されます。 |
レベル補正スライダ | [シャドウ調整] ポイント、 [ハイライト調整] ポイント、または [中間調調整] ポイントのスライダを動かして、階調レベルを調整します。 |
トーンカーブツールについての詳しい情報は、「全体補正と選択補正ツール」の節をご覧ください。
スタンダードローキー

一様に色調を明るくしてコントラストを下げることにより、写真のローキー仕上げをシミュレーションします。 ローキー画像として撮影した画像の補正にも役立ちます。
ざらつき | 標準ローキー効果でオブジェクトの周りに加える輝きの度合いを調整します。 |
スタンダードローキー | 画像全体の明るさを調整します。 |
ダイナミックローキー | 独自のローキー効果を加えます。 元のオブジェクトの色と階調に応じて効果は変わります。 明るいオブジェクトだけでなく、暗いオブジェクトも明るくなります。 |
彩度 | 画像全体の色の鮮やかさを調整します。 |
ホワイト | 画像の中のとても明るいオブジェクトを強調します。 白の階調が、ローキー画像の中で存在感のある重要な要素になります。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ミッドナイト

夜の暗闇で撮影したような雰囲気ある幻想的な写真にします。 また、インテリジェントソフトフォーカス技術を搭載したフィルタを使用して、画像全体のディテールをソフトにし、映画のような効果を出すことができます。
カラーセット | ドロップダウンメニューを使って、定義済みのカラーセットから 1 つ選択します。 |
ブラー | 画像に加えるざらつきの量を調整します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
明度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
色 | フィルタで加える色の量と元の写真の色の量を調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
マンデーモーニング

光を拡散し、写真にクールで穏やかなムードを作り出します。 コントラストと彩度を調整し、粒状感を加え、ソフトフォーカス効果を適用します。
カラーセット | ドロップダウンメニューを使って、定義済みのカラーセットから 1 つ選択します。 |
粒状感 | 画像のハイライトに加えるコントラストの量を調整します。 |
明度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
不鮮明度 | フィルタのソフト技法の度合いを調整します。 |
色 | フィルタで加える色の量と元の写真の色の量を調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
オールドフォト

モノクロ処理やカラー処理をシミュレーションするスタイルを適用して、 画像に古い写真のような効果を与えます。
スタイル | [モノクロ/カラー] のカテゴリーを選択し、 それぞれ 6 種類ずつあるスタイルから選びます。 |
粒状感 | 画像のハイライトに加えるコントラストの量を調整します。 |
明度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ペーパートナー

暗室作業でモノクロ写真に使用する各種の調色液の効果をシミュレーションします。 画像を自動的にモノクロに変換してから、調色液の効果を適用します。 このフィルタを使用する前にモノクロ変換フィルタで変換しておくと、さらに仕上がりがよくなり、詳細にコントロールできます。
ペーパートナー | ドロップダウンメニューで、8 つの定義済みのトナーから 1 つ選択します。 |
強さ | フィルタを適用する度合いを調整します。 |
テクスチャ | 独自の紙のテクスチャを写真に加えます。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
パステル

画像を明るくソフトにし、滑らかでスタイルのある効果を作り出します。 淡く彩度の低い画像になります。
効果 | ドロップダウンメニューから、定義済みのパステル効果から 1 つ選択します。 |
拡散 | 画像のディテールをどの程度滑らかにするかを調整します。 |
彩度 | 画像全体の色の鮮やかさを調整します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
フォトスタイル

平坦で平凡な画像がスタイリッシュで魅力ある画像に変わります。
スタイライザータイプ | ドロップダウンメニューで 5 つのスタイルから 1 つ選択します(選択するスタイルによって、使用できるその他のスライダが変わります)。 |
スタイル | ドロップダウンメニューを使って、定義済みのカラーレシピから 1 つ選択します。 |
強さ | フィルタを適用する度合いを調整します。 |
明度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
暖かさ | 画像の色温度を調整します。 スライダを左に動かすと(青が加わり)クールな色味になり、右に動かすと(赤が加わり)暖かみのある色味になります。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
偏光

従来からあるガラスの偏光(PL)フィルタをシミュレーションします。 青空の色を補正し、同時に画像の残りの部分のコントラストを強調します。
回転 | レンズに装着したフィルタを回転する効果と、そこから生まれるさまざまな色のコントラストをシミュレーションします。 |
強さ | フィルタを適用する度合いを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ポラロイド

ポラロイド写真の剥離方式フィルムで画像が紙に転写される過程の効果をシミュレーションします。 コントラストが低くて彩度の低い画像になり、画像全体で色の遷移が小さくなります。
エッジオフセット | 画像の周りにテクスチャを強調した枠を追加します。 スライダーを [0] に設定すると、画像全体が表示されます。 |
テクスチャ | 画像に加える紙のテクスチャを調整します。 |
外枠の色 | 枠の部分に元の画像の要素を戻します。 スライダの値を上げると、枠の部分に加える元の画像の色が多くなります。 |
彩度 | 元の画像の色の量を調整します。 |
不鮮明度 | フィルタのソフト技法の度合いを調整します。 |
フロート | 転写の際に画像の一部がはがれる効果をシミュレーションします。 スライダの値を [0] にすると、画像から取り除かれるディテールがなくなります。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
プロコントラスト

画像を解析してその画像固有の補正を行うことにより、画像の色とコントラストを詳細に調整します。 画像全体のディテールを保持しつつ、より高度なコントラストを実現します。
色かぶり補正 | 画像内で自動識別された色合いの低減を調整します。 |
コントラスト補正 | 光と階調の分布に応じて、画像のコントラストを上げます。 |
ダイナミック コントラスト | 画像の階調の分布に基づいて画像全体の各オブジェクトのコントラストを調整します。 複数の領域をさまざまな度合いに自動調整する独自のフィルタです。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
リフレクター Efex

通常の写真撮影で使用するレフ板の効果のシミュレーションです。シャドウをなくし、光量を調整します。
効果 | [ゴールド/ソフトゴールド/シルバー] から選択します。 [ゴールド] は暖かみのある光、 [ソフトゴールド] はかすかに暖かみのある光をシャドウ部分に加えます。 [シルバー] はシャドウ部分に中間色の明るさを加えます。 |
ライトの強さ | 周辺減光を適用する画像の領域を調整します。 |
ライトフォールオフ | 効果の減衰の度合いを調整します。 |
位置 | 減衰の開始場所を調整します。 |
光源方向 | リフレクター効果の開始ポイントを指定します。 |
色かぶり除去

色かぶりをすばやく効果的に写真から除去します。
色 | 画像から除去する色合いを指定します。 選択した色が画像の主な色合いと一致するまでスライダを動かします。 |
強さ | [カラー] タイルで選択した色を画像全体から除去します。 |
[スカイライト] フィルタ

ガラスのウォームフィルタをシミュレートします。 青かぶりを除去し、写真全体の色に暖かみのある効果を適用します。
強さ | 画像に加える暖かみの効果の度合いを調整します。 |
ソラリゼーション

暗室作業のサバティエ効果(ソラリゼーション)をシミュレーションします。 色調や色が反転した、スタイルのある効果を作り上げることができます。
効果 | 画像に加えるソラリゼーションの種類を選びます。カラー効果やモノクロ効果用の多様なスタイルがあります。 |
彩度 | カラー効果では、画像全体の色の鮮やかさを調整します。 モノクロ効果では、モノクロ変換の前に画像の彩度を調整し、仕上がりのコントラストを調整します。 |
経過時間 | このフィルタの効果を調整します。暗室で画像の再露出の前に現像液につける時間を変えることで多様な効果を作り出すのと似ています。 |
サンライト

太陽の自然な光を加え、画像に暖かさを与えます。 どんな画像でも、暖かい晴れた日に撮影したような仕上がりになります。
ライティング強さ | 画像のシャドウに加える光の量を調整します。 スライダ値を下げるとコントラストの強い画像になり、スライダ値を上げると写真全体で暖かみが増します。 |
ライティング温度 | 画像に加える光の温度を調整します。 スライダを左に動かすと光の暖かみが増し、右に動かすと暖かみが減り涼しげな光になります。 |
明度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
彩度 | 元の色の彩度のコントロールを保ちながら、写真の上に色を重ねられます。 |
トーナルコントラスト

画像全体にあるテクスチャやディテールを強力にコントロールできます。
ハイライト | 画像のシャドウに加えるコントラストの量を調整します。 |
中間トーン | 画像の中間調に加えるコントラストの量を調整します。 |
シャドウ | 画像のシャドウに加えるコントラストの量を調整します。 |
彩度 | 元の色の彩度のコントロールを保ちながら、写真の上に色を重ねられます。 |
コントラスト タイプ | ドロップダウンメニューで提案される 5 つのコントラストタイプから 1 つを選択します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ヴィネット (周辺減光)

画像の中心の周りのディテールをぼかして、画像の内側に視線を集めます。
ブラーの形 | ドロップダウンメニューで、円形、楕円、長方形からヴィネットの形を選びます。 |
タイプ | ドロップダウンメニューを使って、画像に加えるぼかしの種類を選びます。 |
境界推移 | 元の画像のディテールにヴィネットが溶け込む度合いを調整します。 |
サイズ | 周辺減光を適用する画像の領域を調整します。 |
不透明度 | フィルタの全体的な適用量を調整します。 |
中心を決める | ヴィネットの中心を指定します。 |
ヴィネット

暗室で周辺減光を適用した場合の効果をシミュレーションします。
色 | ヴィネットに使用する色を選択します。 スポイトツールを使って画像から色を選ぶか、カラーパッチをクリックしてカラーピッカーを使用します。 |
ブラーの形 | ドロップダウンメニューで、円形、楕円、なめらかな長方形、ラフなエッジの長方形からヴィネットの形を選びます。 |
エッジ適応 | ヴィネットの形と画像のディテールの関係をコントロールします。 スライダー値を上げるほど、周辺減光の形は画像に溶け込みます。 |
境界推移 | 元の画像のディテールにヴィネットが溶け込む度合いを調整します。 |
サイズ | 周辺減光を適用する画像の領域を調整します。 |
不透明度 | フィルタの全体的な適用量を調整します。 |
中心を設定する | ヴィネットの中心を指定します。 |
周辺減光:レンズ

各種レンズで作り出される周辺減光をシミュレーションします。 フレームの端を暗くし、画像の境界内に視線を留め、画像に奥行きを出します。
量 | 適用される周辺減光の強さを調整できます。 スライダを右に動かすと、画像枠のディテールが画像の内側に向かって広がります。 右に動かすと明るい周辺減光が加わります。 |
ブラーの形 | 周辺減光の全体の形を円形にするか長方形にするかを調整できます。 |
サイズ | 周辺減光を適用する画像の領域を調整します。 |
明度 | 効果の減衰の度合いを調整します。 |
中心を設定する | ボタンをクリックして、画像の周辺減光の中心を指定します。 |
自然なホワイト

白い壁、ウェディングドレスなどの明るい色のオブジェクトに発生した色合いを除去します。 画像をクリーンにし、他の色は変えずに明るい純白を作ります。
色 | 画像から除去する色合いを指定します。 スポイトツールを使って画像から色を選ぶか、カラーパッチをクリックしてカラーピッカーを使用します。 |
画像全体を調整 | [カラー] タイルで選択した色を画像の中の明るいオブジェクトのみから除去します。 |
ニュートラルホワイト | [カラー] タイルで選択した色を画像の中の明るいオブジェクトのみから除去します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
グローバル調整ツールと選択的調整ツール
右側のウィンドウには、左側のウィンドウで選択したフィルタまたはプリセットに応じた以下のパレットと、常時表示のパレットが表示されます。
- ルーペとヒストグラム (常時表示)*
- DxO フィルタ: ClearView、ざらつき、HSL
- Color Efex フィルタ
* ルーペとヒストグラムの機能と説明は、「共通のインターフェイスおよびツール」 > 「インターフェイス」 > 「右側ウィンドウ」でご覧ください。
構成とスライダ数はフィルタに応じて変わります。
この章では、次のトピックを説明します。
- 調整ツールについての基本情報
- DxO フィルタパレット
- 不透明度スライダ
- トーンカーブツールの使用
- コントロールポイントの使用と管理
概要
Nik Color Efex の各フィルタには、提案する効果や設定に固有の多くのスライダーとツールが用意されています。 使い方は、すべてのフィルタで同じです。
- スライダにはそれぞれ、効果やケースに応じて 0%、50%、または 100% の既定値が設定されています。
- 輝度とトーンのスライダでは、左に動かすと暗くなり、右に動かすと明るくなります。
- 色と効果のスライダでは、左に動かすと効果が弱くなり、右に動かすと効果が強くなります。
- 強さスライダは、0% (補正や効果なし) から 100% (補正や効果が最大) の間で調整できます。
- スライダを既定値に戻すには、スライダをダブルクリックします。
- ドロップダウンリストの上にマウスを重ねると、効果やレンダリングをプレビューできます。 適用するには、希望する効果またはレンダリングをクリックします。
DxO フィルタパレット
DxO フィルタは、元は DxO PhotoLab 向けに開発されたツールをベースにしています。 これらのフィルタを ClearView と一緒に使用すると霧や大気中の白いモヤを補うことができます。また、銀塩フィルムの粒状感のシミュレーションにおける DxO Labs の専門性を最大限に活用できます。
[ClearView] と [ざらつき] のチェックマークを外して補正を一時的に無効にできます。また、回転矢印を使うとリセットできます (スライダをダブルクリックしてリセットすることもできます)。
ClearView


[強さ] スライダでは、大気のモヤを調整できます。既定では 0 に設定されています。 黒の中にある情報を回復することを原則としており、ディテール、コントラスト、彩度の認識を改善します。
ClearView を使用して、画像のインパクトを強調することもできます。
粒状感


ドロップダウンリストには銀塩フィルムのリストが表示されます。既定では「オリジナル」(ざらつきの適用なし) に設定されています。 リストにマウスを重ねると、画像にプレビューが表示されます。
適用するフィルムを選択したら、ざらつきの強さとサイズをスライダを使って調整できます。
[グレインのサイズ] スライダは既定では弱い値に設定されています (1.0)。値を大きくしたり写真をズームしたりして、効果を判断しましょう。
HSL


[HSL (色相/彩度/輝度)] パレットでは、選択的な方法でカラーを補正できます。このツールでは 8 つの色チャンネルと 1 つの全体チャンネル、色相/彩度/輝度/均一性を調整する 4 つのスライダを使用できます。 このツールにより、以下を行うことができます。
- カラーの強調または軽減
- カラーの変更または置換
- 特定カラー内の色相のバリエーションの均一化
パレットの上部にある色のついた四角が、選択可能な色チャンネルを示しています (左から右)。
- 全体チャンネル (白い四角)
- 赤チャンネル
- オレンジチャンネル
- 黄チャンネル
- 緑チャンネル
- シアンチャンネル
- 青チャンネル
- 紫チャンネル
- マゼンタチャンネル
色チャンネルの 1 つが選択されると、その四角の線が白くなります。 色相、彩度、輝度、均一性の調整が行われると、変更されたチャンネルの四角の下に白いドットが表示されます。
スライダーを使って、次の補正を行うことができます。
- 色相: 選択したチャンネルの色を変更します。 全体チャンネルが選択されている場合、色相環の原則に従って、すべての色が補色の色相で変更されます。
- 彩度: アクティブな色相を低減/強化できます。左に動かすと、色相は次第にグレーに変わり、右に動かすと色相が次第に鮮やかになります。 全体チャンネル (白い四角) が選択されている場合、スライダの効果は色相全体に適用されます。
- 輝度: アクティブな色相の輝度に作用します。 左 (最も暗い) に動かすと色相が暗くなり、右 (最も明るい) に動かすと彩度を維持したまま、色相を明るくできます。 このスライダーは、全体チャンネル (白い四角) がアクティブな場合には使用できません。
- 均一性: アクティブなチャンネルの色相の均一性を調整します。 値を大きくすると (右に動かす)、ターゲット色相の色相バリエーションが低減されます。 値を小さくすると (左に動かす)、アクティブなチャンネルで色相バリエーションが増加します。 このスライダーは、全体チャンネル (白い四角) がアクティブな場合には使用できません。
また、チャンネルの 1 つが選択されている場合、彩度と輝度スライダーはその色で表示されます (たとえば、緑チャンネルがアクティブな場合、スライダーの色は緑になります)。 ただし、全体チャンネル (白い四角) がアクティブな場合には該当しません。
同じ画像で、全体チャンネルを含む複数のチャンネルで作業することができます。 そのためには、アクティブかどうかに関わらず、任意の四角形をクリックします。
不透明度スライダ
Nik Color Efex のフィルタの 1 つを使用する場合、効果の全体的な強さや適用する補正を微調整できます。
既定では、スライダは最大値の 100 に設定されています。 50 に設定すると強さが半分に減り、0 にすると補正は適用されません。


コントロールポイントを適用すると、不透明度のグローバルスライダとは別の不透明度スライダを使って、部分適用した調整の強さを調整できます。
トーンカーブツール

レベルとカーブツールは、フィルタリストの「コントラスト」カテゴリーにあります。 選択すると、右側ウィンドウの Color Efex フィルタのセクションに表示されます。
カーブを使って、画像のコントラストを微調整したり、完全に調整しなおしたりできます。カーブを全体的に調整することも、RGB チャンネルを使って調整することも、レベルスライダを使って調整することもできます。
- RGB ボタン: このボタンは既定で選択されています。画像の色を変えることなく、コントラストと輝度を調整できます。 ヒストグラムは RGB 3 つのチャンネルを一緒に表し、カーブが白で表示されます。
- R、G、B ボタン: 赤、緑、青チャンネルの輝度を調整し、強さを弱めたり強めたりできます。 ヒストグラムには選択したチャンネルが表示され、選択したチャンネルの色 (赤、緑、青) でカーブが表示されます。
- カーブ: カーブをクリックしてマウスの左ボタンを押したままにして調整します。 アンカーポイントを追加すると、カーブの特定の場所、つまり画像の特定の場所にコントラストの設定をロックすることができます。 アンカーポイントをダブルクリックすると、そのポイントは削除されます。
- レベルカーブ: スライダを暗いトーン (左)、中間トーン (中央)、明るいトーン (右) に動かして、それぞれのレンジを調整します。
設定をリセットする:
- 上下の矢印をダブルクリックして、[フィルタをリセット] を選択します (部分調整を保存するかどうかを選択できます)。
- アンカーポイントを削除するには、ダブルクリックします (最後のアンカーポイントが削除されると、カーブはゼロになります)。
- ツールの効果を一時的に無効にするには、[トーンカーブ] のチェックボックスのオンとオフを切り替えます。
部分調整
ここでは、Nik Color Efex に固有のツールのみを説明します。 コントロールポイントとコントロールラインの機能については、「共通のインターフェイスおよびツール」>「コントロールポイントとコントロールライン」をご覧ください。
コントロールポイントとコントロールラインは、Nik Color Efex に用意されているすべてのフィルタとプリセットで使用できます。また、コントロールポイントやコントロールラインをプリセットで保存した場合、カスタムプリセットで使用できます。
コントロールポイントやコントロールラインを使うと、画像の異なる領域に違う効果を適用したり、不透明度を調整したりできます。 関連するスライダーと設定は、各コントロールポイントやコントロールライン、または右側ウィンドウにあるパレットで使用できます。 コントロールポイントやコントロールラインに直接表示されるスライダーを動かした場合、右側のウィンドウの該当スライダーも動きます (逆の場合も同じです)。

サイズの共通設定 (黒いハンドル)、Lum (輝度)、Chr (色収差) および Diff (拡散) の他にも、次のスライダを使用できます。
- Op (不透明度) には白いハンドルがあり、アクティブなコントロールポイントやコントロールラインに適用された効果の強さに作用します。
関連する各フィルタやツールの機能に関する詳しい説明は、フィルタライブラリの段落をご覧ください。


Nik Color Efex のカスタムプリセットの作成
Nik Collection のカスタムプリセットの共通機能については、「共通のインターフェイスおよびツール」>「カスタムプリセット」をご覧ください。

Nik Color Efex では、4 つのカテゴリーで 39 のプリセットをご利用いただけます。
- すべて: Nik Color Efex で使用できるすべてのプリセットが表示されます。
- アン・ヴォーグ
- 25 周年記念 Nik Collection の 25 周年記念にあわせて作成されたプリセットです。
- サンプルレシピ: 複数のプリセットを組み合わせたレシピのサンプルを提案します。
プリセットでは、複数のフィルタを組み合わせることができます。 選択、表示、お気に入りのマーク、フィルタリングの方法は、フィルタと同じです。 プリセットを他のフィルタやプリセットと組み合わせることもできます。
以下の方法で自分独自のプリセットを作成できます。
- 既存のフィルタの設定を変更して
- 複数のフィルタを組み合わせ、フィルタの設定を変更して
- フィルタとプリセットを組み合わせて。設定を変更することも可能

Nik Color Efex でプリセットを作成するには、
- 左側ウィンドウのフィルタまたはプリセットセクションで、右側ウィンドウに追加するフィルタまたはプリセットをクリックします。 「カスタム」、「読み込み」、「前回の編集 (Last Edits)」セクションの効果を元に作成することもできます。
- 右側のウィンドウにあるパレットで任意の調整を行います。
- [プリセットの保存] をクリックして、プリセットに名前を付けて保存します (ダイアログボックスに表示される [コントロールポイントとともに保存] にチェックマークを入れて、コントロールポイントやコントロールラインを保存することもできます)。
- これで、新しいカスタムプリセットを [カスタム] セクションから使用できます。