最終更新 May 18, 2025
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このページでは、Nik Collection を構成するプラグインソフトウェアの共通要素をすべてご紹介します。 一部のモジュールに例外、違い、特長がある場合は、各セクションで言及しています。

画像を追加する

コントロールポイントを追加する

コントロールポイントを追加する

このセクションでは、すべての Nik Collection に共通のオプションとプリファレンスを表示します。ただし、以下の例外があります:

Nik Collectionのプリファレンスでは、以下のタブでオプションを指定できます。

環境設定にアクセスするには:

[全般] タブ

[全般]タブは、Nik Collection プラグインの一般的な動作と振る舞いに関するもので、以下のオプションがあります(上から下へ):

* このオプションを変更しない場合、既定値は最後に使用した設定になります。

** [全般] タブのファイル形式設定は、エクスポートモードには適用されません。

*** この変更はプラグインを再起動すると適用されます。

[エクスポート] タブ

このタブはクイックエクスポートモード*に関するもので、以下のオプション**があります(上から下へ):

クイックエクスポートモードで作成されたファイルは、FileName_NIK.extension (例:DSC01234_NIK.tif) という名前に変更されます。

*設定はクイックエクスポートのみが対象となり、[全般] タブのファイル保存オプションには適用されません。

**それらを変更するには、異なるオプションをクリックする必要があります。

[ワークスペース] タブ

このタブでは、プラグインからカテゴリーのライブラリを管理できます。例外:

カテゴリー管理の詳細については、このユーザーガイドの「カテゴリー、フィルタ、プリセットの管理」ページをご覧ください。

[高度] タブ

このタブでは、以下のオプションを設定できます:

*Vivezaを除く(グラフィックアクセラレーションに対応していません)。

**次にプラグインのいずれかが起動された時に変更が適用されます。

***高度なツールとその動作の詳細については、このユーザーガイドの「部分調整」のページをご覧ください。

環境設定で設定を保存するには:

検索条件を使用する

いずれかのプラグイン設定で変更された共通なオプションや設定は、Nik Collection プラグインに適用されます。

インターフェイス

このページでは、Nik Collection プラグインのインターフェイスの共通項目について説明します。 共通しない機能がある場合は、該当するプラグインの章で説明します。

コントロールポイントを追加する

共通インターフェイス (例:Nik Color Efex 内)。

Nik Collection プラグインのインターフェイスには、次の項目があります。

  1. 画像の表示領域
  2. 画像の表示領域
  3. 左側のウィンドウ (フィルターとプリセット)
  4. 右側のウィンドウ (ツール)
  5. 下部バー (プラグイン版)

メニューバー (プラグイン版およびスタンドアロン版)

Mac / Windows PC メニューバー

プラグイン版では、ウィンドウ上部にあるメニューバーには、以下の項目が含まれます。

スタンドアロン版では、メニューバーには次の項目があります。

上部ツールバーと表示モード

上部ツールバーには、比較、ズームのツールが含まれます。

[比較]ボタンを使うと、補正前後の画像を比較できます。

クイック比較
分割比較
並列比較

ズームボタンを使用すると、サイズを調整して画像を拡大できます。

イージーズーム

マウスのスクロールホイールやトラックパッドを使用することで、簡単にズームインやズームアウトができます。

画像をズームすると、画像表示領域の右上にナビゲーション用フローティングウィンドウが表示されます(動かすことはできません)。 ナビゲーション用フローティングウィンドウのプレビューは、四角をホールドしたり、四角の中をクリックして移動できます。

Fit/Fill ディスプレイモード
ズームおよび閲覧ウィンドウ

画像の表示領域 (プラグイン版およびスタンドアロン版)

こちらに画像が表示されます。初期設定ではグレーの背景で表示されますが、背景色は環境設定で変更できます。

画像の下には以下の情報が表示されます。

  1. 複数の画像が表示されていた場合、長方形を使って別の画像に移動することができます。
  2. ファイル名と拡張子 画像に EXIF メタデータが含まれている場合、撮影パラメータと機材のパラメータも表示されます。
  3. 「非破壊方式で変更」のチェックボックスもあります。プラグインを Photoshop から開いた場合、[スマートオブジェクトに変換する] のチェックボックスもあります。

スタンドアロン版では、画像が開かれていない場合、表示領域に複数の画像をドラッグすることもできます。

画像表示エリア (スタンドアロンモード)

左側のウィンドウ

左側のウィンドウのサイズは調整できます。ウィンドウの表示 / 非表示はさまざまな方法で切り替えることができます。

左側パネルの内容は、プラグイン、プラグイン独自のフィルタ、プリセットによって変わりますが、共通のセクションと機能もあります。

  1. 検索フィールド
  2. カテゴリー
  3. プリセット / フィルタ
  4. 「お気に入り」と「最近使用した項目」によるフィルタリング
  5. 前回の編集
  6. 履歴
左側パネルの共通コンポーネント

あるセクションの内容を表示または非表示にするには、右側の逆矢じりをクリックします。 数字は、各セクションのフィルタまたはプリセットの数を示します。セクションによっては、上下の矢印をクリックすると、フィルターやプリセットを保存、インポートまたはエクスポートしたりできます。

カテゴリー、フィルタ、プリセット、および検索フィールドの詳細については、このページの「カテゴリー、フィルタ、プリセットの管理」セクションを参照してください。

前回の編集

このセクションでは、前回のセッションで使用または保存した最後の 15 個の補正、フィルター、プリセットを、実行日時の入ったサムネイルの形式で保存しています。

サムネイルにマウスを重ねると、ゴミ箱アイコンが表示され、削除することができます。

履歴

履歴セクションには、画像に適用したすべての編集ステップと調整内容が時系列に表示されます (古いものが上、新しいものが下)。

特定のステップでの画像を確認するには、該当するステップをリストでクリックします。 選択したステップは黄色、それ以前のすべてのステップ (上部) は白、それ以降のすべてのステップ (下部) は灰色で表示されます。その段階で補正を実行すると、灰色のステップは画像に適用されなくなります。

分割表示と並列表示モードでは、履歴のセレクターがセクションの左端に黄色い矢印で表示されます。このセレクターを移動すると、左側に表示されている履歴のステップを適用できます。

インスタントヘルプ(Nik Analog Efex)

[インスタントヘルプ]セクションでは、マウスカーソルを合わせたツールの説明を表示します。インスタントヘルプは、[ヘルプ]メニュー > [インスタントヘルプを開く / 閉じる]を選択すると、有効または無効にできます。

「お気に入り」と「最近使用した項目」によるフィルタリング

Nik プラグインのすべてのプリセットとフィルターは、サムネイルの左にある星をクリックすると、お気に入りとして印をつけることができます。 お気に入りは黄色い星で表示されます。星をもう一度クリックすると、お気に入りから外すことができます。

各セクションでは、「お気に入り」または「最近使用した」を使ってフィルターやプリセットをフィルタリングできます。

2 つのボタンを組み合わせることもでき、「または」の基準を使ってフィルターやプリセットが表示されます。 絞り込みを解除するには、ボタンをクリックします。

左側のウィンドウ。

右側のウィンドウのサイズは調整できます。ウィンドウの表示 / 非表示はさまざまな方法で切り替えることができます。

Nik Collection ではプラグインごとに固有のツールもありますが、一部のパレットは共通しています(上から下へ)。

1いずれの選択をしても、[クイックエクスポート]ボタンと他のプラグインメニューへの切り替えは表示されたままです。

2詳細については、このページの最後付近にある部分調整セクションを参照してください。

右側のウィンドウで上にスクロールすると、[ルーペ] と [ヒストグラム] および [モード] セクションは表示されなくなります。

[ルーペ] と [ヒストグラム] および [モード] のセクションのタイトルバーの右上にある画鋲マークをクリックすると、セクションをその場所に固定できます (他のツールは下にスクロールすると表示されます)。

クイックエクスポート

クイックエクスポート機能を使用すると、事前に形式と保存先フォルダを設定しておき、任意のプラグインから簡単かつ迅速に作業内容を保存できます。 これにより、進行中の作業の TIFF または JPEG バージョンを即座に作成できます。 [適用]ボタンとは異なり、エクスポートではプラグインや画像を閉じることなく、編集作業を続けることができます。

すべてのプラグインにおいて、[環境設定] の [エクスポート] タブから、保存先フォルダとファイル形式を設定できます。 このページの [環境設定] セクションをご確認ください。

クイックエクスポートの実行

編集セッション中は、いつでもクイックエクスポートを使用できます。

ホストプログラムとして Lightroom Classic を使用している場合、エクスポートされた画像は現在のプラグインに表示されず、カタログにもインポートされません。

別のプラグインに切り替える

現在使用中のプラグイン内で作業を保存することなく、いつでも Nik Collection プラグインを別のプラグインへ直接切り替えることができます。ホストアプリケーションに戻る必要もありません。 これにより、スタンドアロンモードでも、ホストプログラム経由の利用でも、ワークフローが大幅に高速化されます。

これにより、複数のプラグインからフィルタとエフェクトを組み合わせることができます。 あるいは、Nik Dfine でノイズ除去を行ってから、Nik Color Efex に切り替えてクリエイティブなレンダリングを適用し、最後に Nik Sharpener で出力メディアに合わせてシャープニングを行うといった、標準的なワークフローを、作業を保存してホストプログラムに戻る前に実行することもできます。

編集は、別のプラグインに切り替えるたびに適用され、保存されます。Photoshop では、設定に応じて、新しいレイヤー(または非破壊編集モードを使用する場合はスマートレイヤー)が自動的に作成されるか、あるいはアクティブなレイヤーがアップデートされます。

別のプラグインに切り替える方法:

非破壊モードで作業している場合、補正は他のプラグインに切り替える前に適用され、非破壊モードがチェックされます。

ただし、最初のプラグインに戻った場合、非破壊モードを選択にかかわらず、

ルーペ

[ルーペ] セクションはどのツールでも使用できます。 セクションの右上にあるシェブロンをクリックすると、非表示にできます。

ルーペセクションには、画像のマウスを重ねた領域が常に1:1 (100%) で表示されます。 ルーペの表示は黄色い縦線で分割され、左側には処理前、右側には処理後の画像が表示されます。

画鋲マークをクリックしてから画像をクリックすると、画像のどんな場所でもルーペのプレビューをロックできます (斜めの画鋲:無効、縦の画鋲:有効)。

いずれかのズームモードを有効にすると、ルーペは既定で画像中央に設定されます。 画像内で移動させるには、ナビゲーション用フローティングウィンドウ内の四角をホールドします。

ルーペ内で移動するには、画鋲マークを解除します。

ヒストグラム

[ヒストグラム] セクションも、使用しているツールにかかわらず常に表示されます。 セクションの右上にあるシェブロンをクリックすると、非表示にできます。

ヒストグラムは、画像の選択したピクセルの輝度レベルの分布を表示します。左側が暗い階調、中央が中間階調、右側が明るい階調を示し、頂点は輝度レンジごとのピクセル数を示します。 ヒストグラムでは、ボタンをクリックしてすべてのチャンネルを表示したり、個別のチャンネルを表示したりできます。

チャンネルごとに輝度値を表示できる機能により、階調調整 (露光、コントラスト) と色の調整をより正確に実行できます。

ヒストグラムでは、クリップされた値を表示することもできます。RGB チャンネルまたは割り当てられた補色に対応する色のマスクで表示されます。

クリッピングマスクを表示するには、ヒストグラムで上部の隅にあるボタンをクリックします (左は暗いトーンのクリッピング、右は明るいトーンとホワイトクリッピング)。

クリッピングインジケータ (左:ローライト、右:ハイライト)
カラーマスクは、対応するカラーチャンネルのクリッピングを指定します。

セクション

ツールとスライダは Nik Collection プラグインおよび選択したフィルタによって異なります。 これは、右側のパネルセクションにある異なるアイコンについても同様です*。

  1. セクションのツールや調整すべてを有効 / 無効にするチェックボックス (補正なしの状態と効果を適用した状態を簡単に比較できます)。
  2. フィルタエフェクトマスクオプション**
  3. ツールをリセット (部分調整を保持または削除)、および部分調整をコピーまたはペーストするための 3 本線アイコン
  4. セクションを閉じる [X] ボタン (適用した効果や補正も無効になります)。
  5. パレットを展開または折りたたむシェブロン
  6. 関連セクションのすべての編集をデフォルト設定にリセットする回転矢印のアイコン

*一部のプラグインには、特別な表示オプションや編集をオン/オフに切り替えるチェックボックスなどの追加アイテムがあります。 詳細については、それぞれのページをご覧ください。

**フィルタマスクオプションの詳細については、Nik Color Efex ページをご覧ください。

下部バー (プラグイン版)

プラグイン版では、下部ツールバーには次の情報と機能が含まれます。

  1. ファイル元:ホストアプリケーション名を表示します。
  2. キャンセル:実行中の処理と補正をキャンセルし、プラグインを閉じます。 ホストアプリケーション内の画像は変更されません。
  3. 適用:処理と補正を保存し、プラグインを閉じます。 ホストアプリケーション内の画像も変更されます。 複数の画像を開いている場合、ボタンには [適用…] (「すべてに適用」の略) と表示されます。

カテゴリー、フィルタ、プリセットの管理

Nik Collection 7 (2024 年 5 月) から、カテゴリーとプリセット管理は左パネルに配置され、 検索、整理、およびユーザーのワークフローをサポートできるように再設計されました。 これはすべてのプラグインで標準化されています。

インターフェイス

左パネルの管理セクションの構成は以下の通りです。

  1. プリセットまたはフィルタ検索フィールド。
  2. カテゴリー*セクションは、そこに含まれているプリセットまたはフィルタを表示するための、クリック可能なブロックとして配置されています。 カテゴリーは、プラグインが提供する Nik カテゴリーと、ユーザーが作成したパーソナルカテゴリーにグループ化されています。
  3. プリセットおよび/またはフィルタのリスト(該当する場合)。
  4. 環境設定によるワークスペース管理。

Nik Dfine と Nik Sharpener Output には、それぞれのプラグインが提供する “Nik” カテゴリー、フィルタ、またはプリセットはありません。ただし、[Nik カテゴリー] ボタンは表示されます。

一方、Nik Presharpener には左側パネルがないため、ここで説明されている管理ツールは存在しません。

検索フィールド

左側パネルには、フィルタやプリセット用の検索フィールドがあります。

検索をリセットするには、入力フィールドで [X] をクリックします。

カテゴリー

[カテゴリー] セクションは、使用中のプラグインから提供されるすべてのフィルタおよびプリセットのカテゴリーをグループ化します。 以下の項目があります。

  1. パーソナルカテゴリーを作成するための「+」ボタン、またはワークスペースマネージャにアクセスするためのボタン。
  2. カテゴリーセクションの表示を無効にするスイッチ。 無効にすると、すべての項目がグレーアウトされますが、それをクリックすることでカテゴリーまたはフィルタを有効にすることができます(スイッチが有効になります)。
  3. Nik またはパーソナルカテゴリーのいずれかのみを表示するためのフィルタボタン。
    • デフォルトでは、ボタンはクリックされておらず、すべてのカテゴリーが表示されています。
    • 黄色のボタンは、表示がアクティブになっているカテゴリーを示し、グレーアウトされたボタンは表示がアクティブになっていないことを示します。 一度にアクティブにできるボタンは 1 つだけです。
    • ボタンを非アクティブにし、関連するカテゴリーの表示を非表示にするには、それをクリックしてください。
  4. お気に入りカテゴリー用の星形のフィルタボタン。 アクティブ化されたボタンは黄色で、それ以外はグレーです。 お気に入りでのフィルタリングは、Nik、パーソナルカテゴリーなどの選択と組み合わせることができます。
  5. ブロックとして表示されるカテゴリーのリスト。
  6. カテゴリーのリストを閲覧するためのスクロールバー。
  7. 選択されたアクティブなカテゴリーの名前表示。
  8. 次のカテゴリーまたは前のカテゴリーに移動するためのナビゲーションボタン。

カテゴリーボックスは 2 列で表示されます。 カテゴリーが選択されると、黄色で強調表示され、関連するフィルタ、プリセットは左側パネルの下に表示されます。 カテゴリー上にマウスポインタをホバーされると、白い枠線が表示されます。 各カテゴリーボックスには以下の要素が含まれています。

  1. カテゴリー名。
  2. カテゴリーにお気に入りのステータスを付与または削除するためのクリック可能な星マーク。
  3. この 3 ドットメニューには以下のアクションが含まれます。
    • コピー先:[カテゴリー検索]フィールドをクリックしてカテゴリー名を入力することで、既存のパーソナルカテゴリーにカテゴリーの内容をコピーすることができます。または、[作成]ボタンをクリックしてカテゴリーを作成します(ダイアログボックスで名前を入力できます)。
    • 非表示:[カテゴリー]セクションのカテゴリーを非表示にします。
    • 名前を変更パーソナルカテゴリーの名前を変更します。
    • 削除:カテゴリーとその内容を削除します (カスタムカテゴリーまたは「読み込み」カテゴリー、または、プリセットが元々存在していたデフォルトの Nik カテゴリーでは使用可能なままです)。

*パーソナルカテゴリーにのみ適用されます。 Nik カテゴリーは名前を変更したり削除したりすることはできません。

Nik Collection 7(2024 年 5 月)以前のバージョンの「読み込み」および「カスタム」セクションは、[カテゴリー] > [パーソナル] セクションに統合されました。

フィルタとプリセット

Nik カテゴリーの場合
Nik カテゴリーをクリックすると、左側パネルにフィルタ、プリセットのリストが表示されます。 使用中のプラグインに応じて表示される項目が異なります。

パーソナルカテゴリーの場合

[パーソナル]をクリックすると、以下のカテゴリーが表示されます*。

左側パネルがなく、カテゴリー、フィルタやプリセットマネージャのない Nik Presharpener は除きます。

ワークスペース管理

各プラグインでは、[環境設定] に切り替えて左側パネルのワークスペースを設定し、を選択した必要なカテゴリーだけを表示することもできます。

設定にアクセスするには:

左側では、カテゴリーのファミリーでフィルタリングできます。 以下のオプションがあります。

  1. カテゴリーを選択する(すべて、Nik、パーソナル)。
  2. 目のマークをクリックして、対象のカテゴリーの表示 / 非表示を切り替える。
  3. 3 ドット > [非表示] とクリックして、対象のカテゴリーを非表示にする(カテゴリーを再表示するには、目のマークをクリック)。
  4. 星のマークをクリックして、カテゴリーをお気に入りに設定する。
  5. 3 ドットメニューを使用して、カテゴリーの内容をパーソナルカテゴリーにコピーする。 この段階では、カテゴリーを作成することもできます。リストの内容が増えても、検索フィールドからカテゴリーを簡単に見つけることができます。 また、パーソナルカテゴリーの名前を変更することもできます。
  6. 名前の右側にある錠前アイコンは、Nik Collection から提供されているカテゴリーを示しており、その内容を変更*したり、名前を変更したり、削除したりすることはできません(使用しない場合などには非表示にすることはできます)。

*ただし、Nik カテゴリーをカスタムカテゴリーにコピーした後でそれを変更するすることはできます。 そうすることで、必要に応じてツールを除去したり追加したりできます。

環境設定の [ワークスペース] タブで行われたすべての変更はすぐに適用されるため、使用中のプラグインの再起動は必要ありません。

カテゴリーを作成する

独自のカテゴリーを作成できます。これを「パーソナル」と呼びます。

プリセットを管理する

Nik Collection のソフトウェアでは、補正やレンダリングをプリセットとして保存でき、保存したプリセットを他の画像に適用したり、他のユーザーとシェアしたりできます。

このページでは、プリセットの作成、管理、共有に関するすべての共通の機能を紹介します。ただし、次のプラグインソフトウェアを除きます。

カスタムプリセットを作成する

カスタムプリセットはワークフローのどの段階でも作成、保存できます。

デフォルトでは、カスタムプリセットはカスタムカテゴリー(パーソナルカテゴリー)に保存されます。

プリセットを別のカテゴリーにコピーしても、元のカテゴリーから削除されることはありません。

カスタムプリセットを管理する

以下の機能を使用することで、カスタムプリセットを最大限に活用できます。

  1. 名前を変更:サムネイルの下に表示されるプリセット名をクリックすると、入力フィールドが表示されます。 新しい名前を入力したら、[Enter] キーで確定します。
  2. お気に入りとしてマークする:プリセットの左側にある星印をクリックします(星マークが黄色になります)。 もう一度クリックするとキャンセルします(星マークがマークが再度グレーアウトされます)。
  3. エクスポート:プリセットの上にマウスを重ねると、サムネイルの右側にボタンが表示されます。 一番上のボタンをクリックすると、プリセットをエクスポートして共有することができます。 表示されるシステムダイアログで保存場所を選択してから、[開く] をクリックします。
  4. アップデート:カスタムプリセットを編集したり補正を追加した後で、サムネイルの上にマウスを重ねると、右側にボタンが表示されます。 真ん中の回転矢印をクリックして、編集または追加した補正でプリセットをアップデートします。
  5. 削除:プリセットの上にマウスを重ねると、サムネイルの右側にボタンが表示されます。 削除するには、ゴミ箱アイコンをクリックします。削除を確認するダイアログボックスが開きます ([今後表示しない] にチェックマークを入れると、この警告を無効にすることができます)。
  6. カテゴリーに追加:以下を参照。

他のカテゴリーにプリセットを追加する

  1. デフォルトでは、カスタムプリセットはカスタムカテゴリー(パーソナルカテゴリー)に保存されます。 ここでは、既存のものであっても、別のパーソナルカテゴリーに割り当てることができます:
  2. カスタムカテゴリーをクリックします。
  3. プリセットサムネイルのリストで、対象のプリセットを指定します。
  4. サムネイルの右側にある 3 ドットボタン(プリセット名の反対側)をクリックします。
  5. コンテキストメニューの [カテゴリーに追加] から、サブメニューで追加先のカテゴリーを選択します。
  6. その場でカテゴリーを作成するには、[作成] をクリックし、ダイアログボックスで名前を入力し、[作成] をクリックして確認します。 プリセットは自動的にそれに割り当てられます。
  7. カテゴリーのリストがすでに大きくなっている場合は、検索を容易にするためにフィールドに名前を入力してください。

カスタムプリセットをシェアする

カスタムプリセットは、単純なテキストファイルに記述された一連の手順として「.json」形式でエクスポートできます。 ファイルサイズは数 KB 程度で、メールやメッセージングサービスを利用して、添付ファイルとして簡単に共有することができます。 ファイル名はプリセットの名前です。

カスタムプリセットをエクスポートする
カスタムプリセットをエクスポートする方法は 2 つあります。すべて、カスタム、読み込み、またはその他のパーソナル用カテゴリーであっても共通です。

カスタムプリセットをインポートする

カスタムプリセットをインポートするには、「読み込み」カテゴリーではなく、カスタム、すべて、またはパーソナルカテゴリーから行う必要があります。

インポートしたプリセットは、カスタムプリセットと同じ方法で、名前の変更、お気に入りとしてマーク、エクスポート、削除などを行うことができます。 カスタムプリセットと同じ方法で他のカテゴリーに追加することもできます(このページの前述の「他のカテゴリーにプリセットを追加する」を参照)。

ただし、設定のアップデートはできません。設定を更新するにはインポートしたプリセットを適用して右側のウィンドウで調整を変更してから、カスタムプリセットを作成してください。

部分調整

コントロールポイントを追加する

高度モードおよびクラシックモード

Nik Collection 7 以降では、高度な部分調整がデフォルトで使用されます。 新しいアーキテクチャ、より広がった可能性、アルゴリズムは、従来の部分調整よりも多くのことを可能にし、さらなるパワーと柔軟性を提供します。

ただし、以前のバージョン(Nik Collection 6 まで)にあったような、コントロールポイントとラインのみを含むクラシック(レガシー)部分調整も、以下のような場合では引き続き利用することが可能です。

こうした場合、編集内容をそのままにしておくか、それらを変更して、高度なモードに変換するかを選択できます。

高度なモードからクラシックモードに切り替えたり、その逆を行う必要がある場合は、[環境設定] から、[高度] タブに移動し、[U-Point テクノロジーのスマート管理] をチェックしてください。 右側パネルの [ヒストグラム] セクションの下に [モード] セクションが表示されます。ここで、クラシックモードと高度モードを切り替えることができます。

Nik Collection の部分調整には 4 つのツールが含まれています。

これらによって、画像の一部分を直感的かつ高い精度で補正することができます。 使い方は以下の通りです。

このセクションでは、Nik Collection で共通のインターフェイスの一般的な利用法および部分補正機能について説明します。 固有の機能と補正ツールについては、Nik Collection の各モジュールの該当する章で取り上げます。

コントロールポイント

説明

コントロールポイントは、U Point テクノロジーを利用しています。U Point テクノロジーは DxO Labs が 2017 年に取得した Nik Software により開発されたテクノロジーで、このテクノロジーを使うと、複雑なマスクや選択ツールを使わずに正確に範囲を選択できます。 U Point (ユーポイント) という名前は、「You point (あなたが指し示す)」の略語です。 Nik Collection の各プラグインには、コントロールポイントが含まれています。

コントロールポイントは、特定数のパラメータ、特にコントロールポイントが置かれた部分の明るさとピクセルカラーを測定して、範囲選択を行います。 その後、U Point テクノロジーは、コントロールポイントを置いた場所と類似した特徴のある画像の要素や領域を自動で選択し、 選択マスクを作成します。マスクの範囲はサイズスライダか、マウスで円または楕円をドラッグすることで指定できます。

2 つ以上のコントロールポイントが重ねて配置された場合、マスクが重なることになります。

カラーピッカーを使ってアクティブなコントロールポイントの明るさと色のオフセットを測定することもできます。

コントロールポイントの使用

コントロールライン

説明

コントロールラインも U Point テクノロジーに基づいています。 これは画像の大きな領域を補正するためのグラデーションフィルタとして使用することができます。 コントロールラインの操作はコントロールポイントの操作と同じで、中央の点がオーバーフローしたピクセルの輝度と色を検出して機能します。 また、カラーピッカーを使用して測定値を変更することもできます。

コントロールラインを使う

コントロールポリゴン

説明

コントロールポリゴンは U Point テクノロジーと同じ原則に基づいていますが、ユーザーがl範囲選択する別の方法を提供します。 コントロールポイントおよびコントロールラインと同様に、メインのドット(画像内でクリックすると最初に表示されるもの)がオーバーフローしたピクセルの輝度と色を検出します。 また、カラーピッカーを使用して測定値を変更することもできます。

コントロールポリゴンの使用

明度マスク

明度マスクを使用すると、非常に高い精度で調整可能な輝度の範囲に基づいて画像を補正することができます(フォールオフを含む)。

明度マスクツールをアクティブにするには、[ローカル設定]セクションの 4 番目のボタンをクリックしてください。 マウスポインタがクロスに変わり、クリックすることで画像内の明度(明るさ)の範囲を選択できるようになります。 マスクオプションセクション(ローカル設定リストの下)にある台形で、明度の範囲が表示されます。

明度マスクを使用する

明度マスクツールは、以下の要素から成り立っています:

カラーマスク

カラーマスクツールを使用すると、特定の色や色相範囲に基づき、他の色や色相への遷移を考慮した部分的な補正ができます。

カラーマスクツールをアクティブにするには、[ローカル設定]セクションの 5 番目のボタンをクリックしてください。 マウスポインタがクロスに変わり、クリックすることで画像内の色または色の範囲を選択できるようになります。 マスクオプションセクション(ローカル設定リストの下)の台形が、アクティブな色または色の範囲を示し、アクティブなカラーチャンネルが白い点で示されます。

カラーマスクツールは、以下の要素から成り立っています:

部分調整ツールをリンクする

異なる部分調整ツールを右側パネルからグループ化 / グループ化解除することができなくなっても(Nik Collection 7 以降、2024 年 5 月)、引き続き複数の部分調整ツールの調整をリンクさせることができます。

共通のコントロールスライダ

コントロールポイントを追加する

Nik Collection の各プラグインには、共通のスライダと各プラグイン固有のスライダがあり、2 つの場所に表示されます。

部分調整ツールに直接表示されているスライダを動かした場合、右側のウィンドウの該当スライダも移動します(逆の場合も同様)。

部分調整ツールに直接表示されるスライダは、デフォルトでは下に表示されますが、インターフェイスの別の項目と干渉しないように、画像内で表示場所が変わります。 例えば、画像の一番下のエッジ近くにコントロールポイントやコントロールラインを配置した場合、スライダは上に表示されます。 左端や右端でも同様にスライダの配置場所が変わります。

スライダには以下の機能があります(明度マスクを除く)。

ラベルは対応するツールの略語です。マウスを上に合わせると完全な名称が表示されます。

[色の選択] スライダ

[色の選択] スライダでは、コントロールポイントまたはコントロールライン、ポリゴンが対象とする色の選択範囲を増減できます。 そのため、色相や輝度レベルのバリエーションをまとめることができます(肌の色相や空の青色のバリエーションを考慮する場合など)。

[色の選択] スライダの効果は繊細なため、コントロールポイント、コントロールラインおよびポリゴンのモノクロマスク表示を使用してください(「部分調整の管理」のセクションをご覧ください)。

拡散 / ぼかしスライダ

選択範囲の境界のソフトさを調整するための拡散(コントロールポイント向け)/ ぼかし(コントロールポリゴン向け)スライダ:

境界のソフトさは、影響を与える領域サイズによっても変わります。サイズが小さいほど、境界がはっきりします。

[拡散 / ぼかし] スライダの効果も繊細なため、コントロールポイントやコントロールラインおよびポリゴンのモノクロマスク表示を使用してください(「部分調整の管理」のセクションをご覧ください)。

部分調整ツールの管理

[部分調整] セクション

右側のウィンドウにある [部分調整] セクションでは、画像に適用される様々な部分調整ツール(コントロールポイント、コントロールライン、コントロールポリゴンおよび明度マスク)を管理できます(以下にリストで列挙)。 アクティブなツールは黄色で表示されます。

  1. ボタンを追加:コントロールポイント、コントロールライン、ポリゴン、明度マスクを作成して部分調整を適用します。
  2. マスクの表示と非表示の切り替え :
    • リスト上部のボタンを使うと、すべてのコントロールポイントとコントロールラインのモノクロマスクを表示 / 非表示にできます。
    • リスト内のボタンを使うと、関連するコントロールポイントまたはコントロールラインのモノクロマスクを個別に表示 / 非表示にできます。
  3. 効果を表示 / 非表示:
    • リスト上部のチェックボックスは、画像に適用されるすべてのコントロールポイントとコントロールライン、および関連する補正や調整をアクティブまたは非アクティブにします。
    • リスト内のチェックボックスは、コントロールポイントまたはコントロールライン、関連する補正や調整を個別に非アクティブ / アクティブにできます。
  4. 削除:ゴミ箱をクリックすると、選択されているコントロールポイントとコントロールラインを削除できます。
  5. 左から右へ:
    • カラーピッカー:カラーピッカーでは、明るさ / 色のオフセット測定を行い、補正を調整できます。 これは明度マスクでは利用できません。複数の部分調整ツールがリンクされている場合も同様です。 コントロールポイント、コントロールライン、またはコントロールポリゴンで使用するには、アイコンをクリックする必要があります。 アクティブなカラーピッカーは、右側パネル*の横に小さなオレンジ色のドットで示されています。
    • リセット:リスト内の選択した部分調整のすべてのスライダと関連する設定をゼロにリセットします。
  6. 左から右へ:
    • 部分調整のパラメータを表示 / 非表示:部分調整ツールに直接表示されるスライダを表示または非表示にできます。
    • 反転:選択したコントロールポイントまたはコントロールラインのマスクを反転できます。
    • 複製:このボタンをクリックすると、選択されている部分調整ツールを複製できます。 [Alt (PC) / Option (Mac)] キーを押しながら、ツールをクリックして複製することもできます。 マウスを動かすと、複製したツールの位置を移動できます。
  7. 部分調整ツールのリスト:アクティブなツールは黄色のアイコンで表示されており、白の名前のものは表示選択済みであり、変更可能です。 白で示されているツールは非アクティブであり、したがって変更できません。 複数の部分調整ツールをリンクすると、リスト内の関連するアイコンが黄色(およびアクティブ)になります。

*オフセット測定にカラーピッカーを使用していて、部分調整ドットの測定に戻るにはピッカーを点の隣に動かしてください。

ニュートラル部分調整

ここでは、ニュートラルコントロールポイントがコントロールラインの効果から画像を保護します。

部分調整で利用できるもう一つの機能として、いわゆる「ニュートラル」コントロールポイント、コントロールライン、コントロールポリゴン、または明度マスクがあります。 これは一種の保護機能として利用できます。

つまり、画像の特定の要素を選択して補正するために部分調整ツールを適用して、さまざまな操作を行う際に、補正を適用したくない要素や領域に影響が出てしまう場合、保護したい要素にニュートラル部分調整ツールを配置することで、他のツールによる補正の適用を防ぐことができるのです。

ニュートラル部分調整ツールは以下のように選択して使用できます。

モノクロマスクは、ここでも部分調整ツール(通常およびニュートラルの双方) の効果や相互作用を確認するために役立ちます。

通常およびニュートラル部分調整ツールは重ね合わせることができます。つまり、例えばニュートラルコントロールポイントであれ何であれ、他のコントロールポイント(またはその他のツール)の範囲内に配置することができます。

部分調整ツールとマスクの名前を変更する

部分調整マスクの名前を変更することができます。マスクの数は非常に大きくなりがちですが、それらを管理するのに役立ちます。

名前を変更しても、リスト内での順番は変わりません。 アルファベット順の自動並べ替え機能はありません。 また、ドラッグして順番を変えることもできません。

部分調整マスクの共有

Photoshop マスクを使用できるだけでなく(Adobe Photoshop ページのワークフローを参照)、Nik Collection プラグイン間で部分調整マスクを共有できます:

  1. Nik Collection プラグインのどれでも、インポートした Photoshop マスクを含めて部分調整マスクを作成します。
  2. [切り替え]メニューを使用して、右上隅のメニューから別の Nik Collection プラグインに切り替えます。
  3. 新しいプラグインで、部分調整を使用して任意のツールを追加します。
  4. 部分調整パネルで[マスクのインポート]ボタンをクリックしてください。
  5. フローティングウィンドウにすべてのマスクのリストが表示されます。以前のプラグインから Photoshop マスクがインポートされている場合はそれも含まれます。
  6. マスクが複数ある場合は、+ ボタンをクリックして必要なマスクを追加してください。
  7. 一度にすべてのマスクを追加するには、プラグイン名が表示されている行の + ボタンをクリックするか、[すべてインポート]をクリックしてください。

*インポートされたすべてのマスクは、元のデフォルト名またはカスタマイズされた名前であれ、その名前が保持されます。

ショートカット

説明MacPC
コントロール ポイントをコピーCmd+DCtrl+D
コントロールポイントをグループ化(クラシックモード)Cmd+GCtrl+G
コントロールポイントのグループ解除(クラシックモード)Cmd+Shift+GCtrl+Shift+G
すべてのコントロールポイントを選択Cmd+ACtrl+A
コントロールポイントの追加を有効にするCmd+Shift+ACtrl+Shift+A
コントロールラインの追加を有効にするCmd+LCtrl+L
部分調整を反転するCmd+ICtrl+I
アンテナ表示を切り替えるShift+EShift+E
カラーピッカーを切り替えるShift+RShift+R
ファイルを開くCmd+O???????????…
保存Cmd+S??????????
名前を付けて保存Cmd+Shift+S??????????????
元に戻すCmd+ZCtrl + Z
やり直すCmd+Y??????????…
終了Cmd+QCtrl + Q
ヘルプF1
次の背景BB
パネルの切り替えTabTab
スライダーの切り替えEE
コントロールポイントを削除削除する削除する
BACKSPACE削除するBACKSPACE
左パネルの切り替えLL
右パネルの切り替えRR
拡大ズームCmd+プラス記号Ctrl+プラス記号
縮小ズームCmd+マイナス記号Ctrl+マイナス記号
サイズに合わせてズームCmd+0Ctrl+0
オリジナルへのズームCmd+1Ctrl+1
オリジナルとの比較PP
画面最大化モードの切り替えFF
マスクモードの切り替えMM
DXO ハブを閉じるEscEsc
Analog Efex の[バリエーション作成]ボタン(フルレベル)Shift+Cmd+Alt+クリックCtrl+Shift+Alt+クリック
Analog Efex の[バリエーション作成]ボタン(強力レベル)Shift+クリックShift+クリック
Analog Efex の[バリエーション作成]ボタン(中レベル)Alt+クリックAlt+クリック
スライダー値 +1
スライダー値 -1
スライダー値 +10Shift+右Shift+右
スライダー値 -10Shift+左Shift+左
スライダー値 最小Fn+右ホーム
スライダー値 最大Fn+左終わり
スライダー値 +20Fn+アップPageUp
スライダー値 -20Fn+下PageDown

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