画像の管理と検索
参照ブラウザ (フォルダ)
ソースブラウザはフォトライブラリの左側ウィンドウにあり、コンピュータやドライブ内のフォルダを参照したり、DxO PhotoLab のデータベース内のプロジェクトを参照できます。
PC では、以下のセクションに分かれています。
- 画像検索: 検索条件入力フィールド、検索結果および最近の検索の一覧、フォルダの分析およびインデックス作成
- フォルダ: コンピュータ上のディレクトリとボリューム (ハードディスク) のツリー表示
- プロジェクト名: プルジェクトとプロジェクトグループをツリー表示します。
Mac では、以下のセクションに分かれています。
- 画像検索: 検索条件入力フィールド、検索結果の一覧、フォルダの分析およびインデックス作成
- 最近の検索: 最近の検索の一覧を表示します。
- フォルダ: 「よく使う項目」(macOS のよく使う項目フォルダのリストを表示します)、「デバイス」(ボリュームとフォルダ)、「共有」(macOS と共有されたボリュームとフォルダの一覧を表示します) に分かれています。
- プロジェクト名: プルジェクトとプロジェクトグループをツリー表示します。

Mac では、次の方法でソースブラウザを表示、非表示、調整できます。
- ウィンドウの右端中央部をダブルクリックする。
- [表示] メニューで、左側ドックの表示 / 非表示を切り替える。
- 右側の端をドラッグして、幅を調整する (左側の端をドラッグすると、幅が小さくなります)。
PC では、次の方法でソースブラウザを表示、非表示、調整できます。
- 右側の端をドラッグして、幅を調整する (左側の端をドラッグすると、幅が小さくなります)。
- [表示] メニューで、左側ドックの表示 / 非表示を切り替える。
Mac でも PC でも、黒色のバーをクリックしてソースブラウザの各セクションを開いたり閉じたりできます。

フォルダとフォルダの内容を参照する

フォルダ内の内容を表示するには、ソースブラウザでフォルダを選択します。画像ブラウザ内で、フォルダ内の画像がすぐに表示されます。
DxO PhotoLab はルートフォルダに画像が含まれている場合に限り、フォルダの内容を表示します。 つまり、サブフォルダのみを含む親フォルダではサブフォルダの内容は表示されないため、表示するにはサブフォルダを 1 つ選択する必要があります (複数のフォルダの内容を同時に表示することもできません)。
Mac では、フォルダやプロジェクトの内容を表示し、画像の上にマウスを重ねるとフローティングパレットが表示されます (ソースブラウザのサムネイルにマウスを重ねても、パレットは表示されません)。

フローティングウィンドウはフォトライブラリタブでのみ表示され、次の要素を表示します。
- 写真の基本パラメータ: 焦点、絞り、ISO 感度、シャッタースピード。
- 左右の矢印: 前後の画像に移動できます。
- ゴミ箱: フォルダ内にあるハードディスクに保存された画像を削除したり、参照している画像をプロジェクトから削除したりできます。
フォルダの新規作成と名称設定
Mac:
DxO PhotoLab Mac 版では、ソースブラウザ内でフォルダを作成したり、名前を編集することはできません。 このような操作は、Finder 内で行います。操作を行うと、DxO PhotoLab のソースブラウザに変更が表示されます。
PC:
Windows 版では、DxO PhotoLab のソースブラウザで直接、フォルダの作成や名前の変更ができます。

フォルダを右クリックすると、コンテキストメニューに次のオプションが表示されます。
- 新規フォルダ作成: 既存フォルダ内に新規フォルダを作成できます。
- フォルダ名の変更: フォルダ名の入力フィールドが有効になります (フォルダ名を右クリックして変更することもできます)
新規フォルダやフォルダの新しい名前は、Windows エクスプローラで表示されるようになります。
コンテキストメニューでは、他にも以下の 2 つの操作ができます。
- Windows エクスプローラで開く: Windows エクスプローラのウィンドウでフォルダの内容を表示します。
- リフレッシュ: DxO PhotoLab 外でフォルダに加えた変更 (Windows エクスプローラで行った名前の変更など) をソースブラウザ内から更新できます。
画像の移動またはコピー
Mac:
- フォルダの画像を別のフォルダに移動する: 画像ブラウザ内で該当する画像を選択し、コピー先のフォルダにドラッグ&ドロップします。 元のフォルダから宛先フォルダに画像が移動し、ソースブラウザの下部に進捗バーが表示されます。
- フォルダの画像を別のフォルダにコピーする: 画像ブラウザ内で対象の画像を選択し、[Option] キーを押しながらコピー先のフォルダにドラッグ&ドロップします。 コピーされた画像が宛先フォルダに保存されます。
PC:
- フォルダの画像を別のフォルダに移動する: 画像ブラウザ内で対象の画像を選択し、[Shift] キーを押しながら移動先のフォルダにドラッグ&ドロップします。 画像が元フォルダから宛先フォルダに移動します。進捗状況はダイアログボックスで確認できます。
- フォルダの画像を別のフォルダにコピーする: 画像ブラウザ内で対象の画像を選択し、コピー先のフォルダにドラッグ&ドロップします。 コピーされた画像が宛先フォルダに保存されます。
もちろん、元フォルダから画像をドラッグ&ドロップして、既存のプロジェクトに画像を追加することもできます。
検索機能
DxO PhotoLab では、組み合わせ可能な複数の検索条件を使用して、簡単に必要な画像を見つけることができます。 この検索機能には、プログラムが使用するデータベースにすべての情報を再登録するフォルダコンテンツのインデックス作成ツールが使用されており、検索とクエリ結果表示のスピードが速くなります。
DxO PhotoLab のインデックス作成機能はプログラム内部の機能で、インデックスはプログラムのデータベースに蓄積されます。 Windows および mac OS の OS のインデックス機能から独立した機能です。
フォルダコンテンツのインデックスを作成する(PC)
検索機能を最大限に活用するには、DxO PhotoLab に画像フォルダコンテンツのインデックス作成を許可する必要があります。 これには、2 種類の方法があります。
- フォルダを開いたり作業をするたびに、インデックスが自動的に作成されます。
- 分析機能を使って、マニュアルでインデックス作成を開始できます。 この方法は DxO PhotoLab を使い始めたばかりのユーザーに適しています。
マニュアルでフォルダのインデックスを作成するには、画像検索セクション(PC)に進むか、参照ブラウザの入力フィールド (PC /Mac)に移動します。
- [フォルダのインデックス付け] をクリックするか(PC)、[+フォルダのインデックス付け]ラベルの隣にあるフォルダのアイコンをクリックします(Mac)。
- ダイアログボックスでボリューム(ハードディスク)かインデックス作成するフォルダ(サブフォルダもインデックス化されます)を 選択します。
- [OK] (PC )または[開く](Mac)をクリックします。
- 画像検索セクションにプログレスバーが表示されます。 プログレスバーが消えると、インデックス作成は終了です(必要な時間は選択したボリュームサイズとコンテンツによって異なります)。


重要: インデックス作成と検索はフォルダレベルだけで機能します。プロジェクトコンテンツは対象外です。
インデックスを作成したら、次の段落で説明する方法で検索を始めることができます。 次の条件を使用して検索を実行できます。
次の条件を使用して検索を実行できます。
撮影パラメータ
- カメラのブランド
- カメラのモデル
- レンズ
- 絞り
- シャッタースピード
- ISO 感度
- 露光補正
- 焦点
- 測光方式
- 撮影日
メタデータおよびその他の情報
- レーティング
- カラーラベル
- キーワード
- IPTC フィールドに入力された情報
- ファイル名
- ファイル形式
- フォルダ名
検索を実行するには、画像の検索フィールドに入力を始めます。 たとえば「100」と入力すると (1)、ISO 感度 100(ISO 100)、焦点距離(100 mm)、シャッタースピード(1/100s)など、数字の 100 を含む項目と該当画像数のリスト(2) が提案されます。 希望する条件をクリックして(0 が表示されていない場合)確定し(3)、ファイルブラウザに画像をロードして表示します (4)。これにより、選択した画像からプロジェクトを作成することができます。 使用済みの検索条件は参照ブラウザのツールバーにも表示されます (5)。

1つ目の条件を確定した後、2つ目の条件を入力(6)して必要であれば確定し、さら に条件を追加することもできます。 確定した条件は入力フィールドの下にリスト形式で表示されます。

DxO PhotoLab の [最近の検索] メニューには最近の 5 件の検索が記憶されています(7)。 [最近の検索] メニューは入力フィールドをクリックするか(PC)、最近の検索セクション(8)をクリックすると(Mac)表示されます。 最近の検索が 5 件を超える場合、最新の検索がリストに追加され、一番古い検索は自動的に削除されます。
条件の 1 つを削除するには、入力フィールドをクリックしてキーボードの[Enter]キーを押します。 入力フィールドをリセットするには、条件をクリックし、必要な回数だけ[Enter]キーを押します。
入力フィールド右側の[X]ボタンは、入力内容をリセットします。Windows ではさらに、最新の検索を確定して記憶します (9)。
また、表示対象の画像数が最大数(1000枚)を超えた場合、表示対象の画像数が検索リストのブルーのバンド上に表示され(10)、画像ブラウザにメッセージが表示されます(11)。 その場合、検索条件を増やして検索を絞り、表示対象の画像数を減らしてください。

キーワードを使って画像を検索、収集、表示
検索フィールドからキーワードを使って画像を探すには、キーワードの入力を始め (入力するにつれて、フィールドでキーワードが提案されます)、[Enter] キーで確定します。そのキーワードが割り当てられた画像がファイルブラウザに表示されます。
キーワードの階層全体を含む検索もできます。
- Mac: キーワードを入力して確定したら、鍵アイコンをクリックし、開いたウィンドウで [階層全体を含める] をクリックします。 オプションにチェックマークが入り、キーワードがブルーの長方形でハイライトされます。
- PC: キーワードを入力して確定したら、鍵アイコンを右クリックし、開いたリストで [階層全体を含める] をクリックします。 オプションにチェックマークが入り、キーワードがブルーの長方形でハイライトされます。
検索では複数のキーワードも使用できます。提案されるリストにフォルダ名などの他の情報が含まれる場合、キーワードの矢印キーを使ってキーワードに移動し、[Enter] キーで確定します。 リストでは、キーワードは鍵を表すアイコンで表示されます。




該当する画像を収集できたら、それらの画像を 1 つのプロジェクトにまとめることができます。
検索フィールドをリセットするには、[X]をクリックします。
画像ブラウザのサムネイルにマウスを重ねて、画像に含まれるキーワードを簡単に確認することもできます・
IPTC メタデータを利用して、写真を検索、収集、表示する
IPTC メタデータフィールドでは、自然言語を使った写真の説明、著作権、写真の利用条件、写真の撮影者に関する情報 (連絡先、メールアドレス) など、多くの情報を入力できます。 これらの情報の一部を入力したり、メタデータのフィールドに表示される単語を入力すると、関連する写真を見つけることができます。

画像の表示と作業
画像ブラウザ
画像ブラウザには、左側の参照ブラウザで選択されたフォルダやプロジェクト内の画像が表示されます。 画像ブラウザで画像を 1 枚選択すると、その画像がメイン画面の一番大きいウィンドウにプレビューされます。

画像ブラウザで選択された画像の表示
[フォトライブラリ] タブでは、デフォルトで画像ブラウザのコンテンツは横並びでサムネイルとして表示されます。 画像ブラウザとプレ ビュー間のセパレートバーを移動すると、まずサムネイルは拡大し、上方向に引き続けるとサムネイルは複数行で表示されます。もちろん、プレビュー画像のサイズは自動的に調整されます。 サムネイルが複数行に表示されると、コマンドバーにサムネイルのサイズ調整カーソルが表示され、マウスボタンを使ってサムネイルの罫線を縦に動かすことができます。
サムネイルの表示を 1 行に戻すには、セパレートバーをドラッグして下方向に移動させます。
罫線形式でのサムネイルの表示は、[フォトライブラリ] タブだけで使用可能です。

画像ブラウザを切り離す(アンドックする)
セカンドモニタを利用している場合など、画像ブラウザを切り離して利用すると便利です。
- 画像ブラウザを切り離すには、表示メニューから画像ブラウザをアンドックするを選択します (または [Ctrl/Cmd] + U)。
- 画像ブラウザを再びドックするには、表示メニューから画像ブラウザをドックするを再び選択します( または [Ctrl/Cmd] + U)。

切り離された画像ブラウザはフローティングウィンドウとして表示されるので、セカンドモニタ上など、どこにでも移動することができま す。 画像ブラウザを移動すると、メインのプレビューエリアを広く使えます。 切り離された画像ブラウザウィンドウのサイズは自由に変更でき、スクロールボタンは右側に縦方向に表示されます。 ナビゲーションボタンも用意されており、コマンドバーにあるスライダを使って、サムネイルサイズを調整できます。
画像ブラウザのコマンドバー

- ソートとフィルタのオプション:
- ソート:画像ブラウザ内の並び順の条件を選択できます(後述の「画像のソート」の部分を参照してください)。
- フィルタ:表示フィルタを選択するボタン(後述の「画像のフィルタ」の部分を参照してください)。
- 選択フォルダ名またはプロジェクト名、および検索に使用した条件の再表示、選択またはマウスポインターがかかっている画像のファイル名。
- 画像点数 : 画像ブラウザで選択した画像点数および選択したフォルダまたはプロジェクトの合計画像点数 (Mac)。あるいは、選択したフォルダまたはプロジェクトの合計画像点数および画像ブラウザで選択した画像点数 (PC)。
- サムネイルのサイズカーソル:左側に動かすと小さくなり、右側に動かすと大きくなります。
- Nik Collection ランチャーボタン:Nik Collection のプラグインに画像を転送できます。
- エクスポートとエクスポートプログレスボタン: [エクスポート] ボタンではエクスポートモードを選択できます。 [エクスポートプ ログレス] ボタンはエクスポートの進捗状況を表示します (クリックすると、エクスポートの詳細がフローティングパレットに表示されます。エクスポートが開始しない限り、プログレスボタンは表示されません)。
画像ブラウザが切り離されている場合は、コマンドバーにサムネイルのサイズが変更できるスライダが表示されます。
画像ブラウザが切り離されている場合は、コマンドバーにサムネイルのサイズが変更できるスライダが表示されます。
画像ブラウザの情報メッセージ
画像ブラウザが空の場合、表示できる画像が無いことを知らせるメッセージが表示されます。画像ブラウザが空になる主な理由は以下の通りです。
- フィルタ条件にあった画像がフォルダ内にない: 画像のフィルタメニューで有効になっているフィルタがあるものの、条件にあった写真がない場合。
- フォルダ内に画像がない。
画像ブラウザ内での画像のソート
画像ブラウザのコマンドバーにある 1 つ目のボタン (PC では A/Z、Mac では矢印) を使うと、次の条件で画像をソートできます。
PC:
- 画像形式.
- レーティング (スター)
- カラーラベル.
- カメラ機種
- レンズ
- ISO 感度
- 日付
- 名前
- 画像サイズ
- サイズ
- 拡張子
- バーチャルコピー連番
- 処理ステータス: 処理エラー、処理済み、処理中、処理待ち
Mac:
- ファイル名
- 画像の追加順序
- 画像形式 (RAW/RGB)
- ファイル形式
- ファイルサイズ
- 作成日
- 画像サイズ
- カメラ機種
- レンズ
- カラーラベル.
- ランキング (スターレーティング)
- ISO 感度
画像ブラウザ内での画像のフィルタリング
フィルタリングを使って、画像ブラウザ内での表示を変更できます。リストのフィルタの 1 つにチェックマークを入れると、そのフィルタに該当する画像だけが表示されます(1)。 フィルタはグループごとに表示されます (上から下に)。
- リセット:フィルタ (アクティブなすべてのオプション) をリセット。
- 画像の種類:RAW、RGB (サポートされている非 RAW 画像) および DxO PhotoLab または他のソフトウェアで作成された画像。
- 色域: DxO ワイド色域の色域作業スペース、またはクラシックなスペースを使って、画像をフィルタリングできます。
- DxO PhotoLab によって作成された、または作成されていない画像
- ノイズ除去の処理: DeepPRIME XD、DeepPRIME、PRIME または高品質で処理された画像。
- 処理ステータス(2):未処理または処理不可能な画像、処理待ち、処理中、処理エラー、最終エクスポート以降に処理または変更されたもの。
- 光学モジュールのステータス: DxO 光学モジュールなし、利用可能、適用または曖昧さ。
- フィルタリング条件: 処理可能タグの設定された画像、非処理タグの設定された画像、またはステータスなし。
- ソフト校正あり、またはなしの画像
- カラーラベル.
- レーティング(2): スターの数 (0~5) によるレーティング
– (1) この操作は DxO PhotoLab 5.1 で導入されました。 それ以前のバージョンでは、フィルタのチェックマークを外す必要がありました。
– (2) [プリファレンス] > [サムネイル] > [アイコン表示] で有効に設定されている場合のみ、リストで表示されます。
– アクティブにしたフィルタは、ソフトウェアを再起動した際にもアクティブになります。
サムネイルアイコン

通常、画像ブラウザのサムネイルには、書き出し中の画像のファイル名とアイコン以外は表示されません。 その他、問題を知らせるアイコンが表示されることもあります。
- ファイル名です。
- 削除アイコン( PC): 画像をハードディスクから削除したり、プロジェクトから削除したりすることができます。
- 画像の評価/査定を星印で表示(0~5)。
- ノイズ処理(詳細は後述): 適用されたノイズ処理 (PRIME、DxO DeepPRIME または DeepPRIME XD) がアイコンによって示されます。
- DxO 光学モジュールのステータス (下記参照): アイコンによって、モジュールが利用可能か、ダウンロードされているか、または不明瞭であるかが示されます。 モジュールがインストールされていて機能している場合は、何も表示されません
- メタデータの同期の競合 (詳しくは以下をご覧ください)。
- 選択アイコン。 このアイコンは、デフォルトでは無効になっています。 保存される画像(緑のドット)と拒否される画像(赤のドット)が表示されます。 選択マーカーが割り当てられていない場合、ドットはグレーになります。
- 仮想コピーを作成する際に、その画像がソース画像 (M: マスター) なのか、仮想コピー (コピー番号: 1、2、3など) なのかを示すアイコン。
- 画像処理の状態(詳しくは以下をご覧ください)。
- ソフト校正のアイコン (詳しくは以下をご覧ください)。
DxO 光学モジュールのステータス : (モジュールがインストールされていて機能している場合は、何も表示されません)。左から右に、

- ダウンロード可能 (Mac)
- ダウンロード可能 (PC)
- アップデートが可能です。
- 不明瞭 (Mac: このアイコンをクリックするとウィンドウが開き、同じレンズの異なるバージョンなど、類似したカメラとレンズの設定から選択するように提案されます)。
- 不明瞭 (PC: このアイコンをクリックするとウィンドウが開き、同じレンズの異なるバージョンなど、類似したカメラとレンズの設定から選択するように提案されます)。
- 曖昧さが解消された。
- ボディ/レンズの構成に使用できる光学モジュールがない (Mac)
- ボディ/レンズの構成に使用できる光学モジュールがない (PC)
処理状況のアイコン (サムネイル画像の右下に表示されます)。左から右に、

- 処理された画像 (PC: 緑色のチェックマーク、Mac: 白色のチェックマーク)
- 画像を処理中
- 処理待ちの画像。
- 処理エラー。
- 画像の状態情報。
- – 書き出し後に画像補正が変更されています(PCのみ)。
- – 画像が小さすぎるか、ファイル形式がサポートされていない(サポートされていないカメラのDNGファイルなど)ため、画像を処理できません。
ノイズ処理のアイコン (HQモードにはアイコンがありません)。左から右に、

- DxO PRIMEのノイズ処理。
- DxO DeepPRIME のノイズ処理。
- DxO DeepPRIME XD のノイズ処理
ロード中のアイコン (PC)

- このアイコンは、処理を適用中の場合にサムネイルの画像の中央に表示されます (PC のみ)。
バーチャルコピーのアイコン。左から右に、


PC:
Mac:
- マスター画像 (M)
- バーチャルコピー 1 (2、3、4 など)
ソフト校正のアイコン。左から右に、

- ソフト校正を受けた画像 (ソフト校正がアクティブ、ICC プロファイルを利用可能)
- ソフト校正を受けた画像 (ソフト校正がアクティブ、ICC プロファイルなし)
メタデータの競合解決のアイコン

このアイコンは、DxO PhotoLab がデータベースに登録されたメタデータと画像に登録されたメタデータ (RAW ファイルの場合は XMP サイドカー、DNG・JPEG・TIFF の場合はヘッダー) の間で競合を検出した場合に表示されます。 メタデータの競合を解決するには、アイコンをクリックしてください (詳しくは、「ファイルとメタデータを管理する」の章で「メタデータを同期する」をご覧ください)。
サムネイル上にマウスカーソルを移動したときに現れるアイコンの表示 / 非表示を プリファレンス内で設定できます。
インターフェイスの最大化(PC)
インターフェイスを最大化すると、パーソナライズ画面でもフォトテックタブでも DxO PhotoLab を画面全体に表示できます。上部のメニューバーは表示されず、画像ブラウザは非表示になります(PC のタスクバーは表示されます)。
このモードにアクセスするには、 [表示] メニューに進み、 [インターフェイス最大化] を選択するか、[F12]キーを押します。 この表示モードを終了する場合も、操作は同じです。



処理タグ、レーティング、カラーラベル
画像の管理には、フィルタリングと選択が必要です。DxO PhotoLab では、複数のツールで写真をフィルタリングできます。
- 処理タグ: フィルタリングの際に画像を保存/拒否した場合に、丸いアイコンで表示します。
- レーティング: 画像のレーティングを 0 ~ 5 個の星で評価できます。
- カラーラベル: 自分で定義した色で、画像を色分けできます。

これらのマークはサムネイルに表示されます。画像ブラウザのフィルタリングと組み合わせてフィルタリングすることもでき、例えばお気に入りの写真だけでプロジェクトを作成したりできます。
処理タグ


処理タグの印を活用して、フォトライブラリで一段回目の選択を行うことができます。 処理タグは DxO 独自の機能のため、DxO PhotoLab 上でのみ表示されます。
次の種類の処理タグを利用できます。
- 処理可能タグ設定: 緑色のアイコンで、画像を採用したことを示します。
- 非処理タグ設定: 赤いアイコンは、採用されなかった画像を示します。
- キャンセル: 直前の選択をキャンセルし、アイコンは表示されません。
処理タグは複数の方法で適用できます。
- [7]、[8]、[9] のキー (処理可能タグ設定、処理タグ未設定、非処理タグ設定)
- [P]、[U]、[X] キー (処理可能タグ設定、処理タグ未設定、非処理タグ設定)。Adobe Lightroom Classic で採用されている方法を使用します。
- サムネイルで緑または赤色 (採用、除外) のアイコンをクリックする。 緑または赤色のアイコンをクリックして、タグ処理設定をキャンセルする。
- サムネイルを右クリックし、コンテキストメニューで [処理タグ設定] > [処理可能タグ設定]、[処理タグ未設定]、[非処理タグ設定] から選択します。
- 画像メニューで、 [処理タグ設定] > [処理可能タグ設定]、[処理タグ未設定]、[非処理タグ設定] から選択します。
「非処理タグ設定」(赤色のアイコン) に設定されたサムネイルも、画像ブラウザで他の画像から簡単に区別できるようにグレーがかって表示されます。
レーティング


DxO PhotoLab のレーティングは、写真業界の標準とメタデータ (Exif) のプロトコルに基づいた、スター方式を採用しています。 DxO PhotoLab 外ですでに画像をレーティングしている場合、そのレーティングが DxO PhotoLab で表示されます。
スターの数にはルールも事前定義もないため、ユーザーが自由にレーティングできます。 一貫性を保つために、例えば、0 スター (未判断)、3 スター (適切な画質の画像)、5 スター (ベストな画像) の 3 段階のレーティングだけを使用することもできます。 どのようなルールを決めるかはユーザー次第ですが、画像管理の混乱を避けるためには、特定の方法を採用して変更しないようにしましょう。
スターレーティングは、以下の方法で適用できます。
- [0] ~ [5] のキー
- レーティングを変更する上下の矢印
- サムネイルでスターの 1 つをクリック
- サムネイルを右クリックし、コンテキストメニューで、[レーティング] > [0 ~ 5] を選択
- 画像メニューから [レーティング] > [0 ~ 5] を選択
最後のスターをクリックすると、レーティングを 0 に簡単に戻すことができます。 例えば、スター 3 つの評価をした場合、3 つ目のスターをクリックするとレーティングを削除できます。
カラーラベル


カラーラベルはサムネイルで表示されるマーカーで、ラベル内にはファイル名が表示されます。 カラーラベルの色にも適用ルールはなく、ユーザーが自由に利用できます (重要な作業のある画像は赤、公開した画像は緑、現像予定の画像は青など)。 特定のルールを決めたら、変更しすぎないようにしましょう。 カラーラベルは DxO PhotoLab 独自の機能のため、他のプログラムでは表示されません。
カラーラベルでは、8 つのステータスと 7 色の色を利用できます。
- なし (カラーラベルなし)
- 赤
- オレンジ.
- 黄
- 緑
- 青
- ピンク
- 紫
カラーラベルは、次の方法で適用できます。
- [control] + [option] + [0 ~ 7] のキー (Mac) または [Ctrl] + [Alt] + [0 ~ 7] のキー (PC)
- サムネイルをクリックして表示されるコンテキストメニューで [カラーラベルを設定する] に進み、色を選択する
- ファイル名を右クリックして、色を選択する (Mac)
- 画像メニューで [カラーラベルを設定する] に進み、色を選択する
マークした画像をフィルタリング、検索する

画像ブラウザを使って、選択したステータス、レーティング、カラーラベルに基づいてフィルタリングしたり、画像のフィルタメニューでチェックマークを付けて、複数のステータスを組み合わせてフィルタリングしたりできます。

次の基準を使って画像を検索することもできます。
- レーティング: スターの数 (0 ~ 5) を入力する
全画面モードでの画像のソートと選択 (ビューアー)
ベストな画像の選択
DxO PhotoLab の標準表示モードでもベストな画像のソートと選択ができますが、全画面モード (ビューアー) ではインターフェースの他の要素に邪魔されることなく、同じ操作を画面全体を使って行うことができます。
全画面モードでは、以下が可能です。
- 大きなサイズで画像を確認する
- 画像の構成や全体的なバランスを簡単に確認する
- ズーム機能を使って、シャープネスを確認する
- 補正後の画像を参照画像 (補正前の画像、バーチャルコピー) と比較する
- 処理タグ、スターレーティング、カラーラベルを簡単にすばやく割り当てる

全画面モード (ビューアー)
全画面表示を有効にする方法
- コマンドバーの アイコンをクリックする。
- 表示メニュー>画像の全画面表示を選択する。
- キーボードショートカット[F11]キー(PC)、または [Cmd]+[Shift]+ F(Mac)を使う。

全画面モード (ビューアー) を離れるには、[Esc] (Mac) または [Esc] (PC) キーを押します。
全画面表示モードは、[フォトライブラリ] タブと [設定] タブからも利用可能です。
画像の表示
- 画像を 1 枚 1 枚移動するには、キーボードの右矢印キーと左矢印キーを使います。
- 画像をプレビュー画面にズームフィットで表示するには、[F3] キー (PC)、または [Cmd] + 0 キー (Mac) を押します。
- 100%で表示するには、F4 キー (PC) を押すか、[Cmd] + 1 キーを押します (Mac)。 この場合、ズームは画像の中央が中心になります。
- ムフィット モードと ズーム率 100% モードを交代で表示するには、画像の上でダブルクリックをします。 この場合、クリックした場所が中心になります。
画像の全画面表示モード使用時に画面上で拡大ズームをすると、ナビゲータ画面にルーペが表示されます。 有効と無効を切り替えるには、右下の [EXIF & ナビゲータ] ボタンをクリックします。 画像内で移動するには、ルーペウィンドウに表示される点線の四角をドラッグして移動します。
属性の表示と比較モード
逆矢じり型の中央のボタンをクリックすると、次の要素があるバーが表示されます (左から右へ)。

- タイプ (RAW または RGB)、ファイル名、およびカラーラベルが割り当てられている場合に表示される長方形。
- 処理タグ ([処理タグ設定可能] および [非処理タグ設定])。
- スターレーティング。
- スピード比較と分割表示のアイコン。
- 参照ビューの選択メニューを開く矢印。
これらのバーを非表示にするには、逆矢じりをクリックします。
ヘルプと情報の表示
画面右下の 2 つのボタンを使うと、情報と次の機能にアクセスできます。

- 左側の [﹖] を使うと、ヘルプとショートカットウィンドウが開きます。ここでは、全画面モードで使用できるすべてのショートカットの一覧を確認できます。 このウィンドウを表示するには、[﹖] キー (Mac) または [F1] (PC) も使用できます。
- 右側のボタンでは、EXIF 情報 (撮影パラメータおよび機材の情報) ウィンドウおよびナビゲーションウィンドウ (ズームした画像内での移動) を開くことができます。 ウィンドウは [I] キーを使って開いたり閉じたりできます。
処理タグ、スターレーティング、カラーラベルの割り当て
情報
処理タグ、スターレーティング、カラーラベルについて詳しくは、本ユーザーガイドの「画像の管理」[LIEN] の章をご覧ください。
[処理可能タグ設定] (緑の〇) または [非処理タグ設定] (赤の〇) の処理タグ設定は、さまざまな方法で割り当てることができます。

- 処理タグ設定の〇をクリックします。左側は [処理可能タグ設定] (緑の〇)、右側は [非処理タグ設定] (赤の〇) です。
- キーボードの [7] (処理可能タグ設定)、[8] (処理タグ未設定)、[9] (非処理タグ設定) を使います。
- Adobe Lightroom Classic をお使いの場合、ソートタグと同じキーを使うことができます (P: 処理可能タグ設定、U: 処理タグ未設定、X: 非処理タグ設定)。
スターレーティングは、以下の方法で適用できます。

- レーティングセクションで、5 つの点 (Mac) または 5 つの星 (PC) をクリックして、1~5 でレーティングします。
- [1] ~ [5] のキーワードを使います。
- レーティングはすぐに変更できます。
- レーティングを 0 に戻すには、1 つ目の星を 2 回クリックするか、[0] キーを押します。
カラーラベルは、以下の方法で適用できます。

- ファイル名をクリックして、開いたリストで希望する色を選択します。
- [Ctrl] + [Option] + [0] ~ [7] (Mac) または [Ctrl] + [Alt] + [0] ~ [7] (PC) のキーの組み合わせを使います。
全画面モードを離れると、処理タグ設定、スターレーティング、カラーラベルはサムネイルで確認できます。
画像比較
画像の全画面表示モードでは、2 つの比較方法があります。スピード比較は、2 枚の画像を交互に表示し、1 画面 2 分割プレビューでは、スライド可能な境界線がついています。


スピード比較
スピード比較 補正前の画像と補正後の画像を瞬時に比較する場合、ツールバーの右側から 2 番目の [スピード比較] ボタンをクリックします。 ショートカット [Ctrl+D] (PC) と [D] (Mac) も使えます。
1画面上下 / 左右2分割プレビュー
ツールバーの右側で 1 画面上下 2 分割プレビューボタンをクリックすると、境界線が表示されます。 境界線は、左右どちら方向にも完全に移動可能です。 左半分には補正前の画像、右半分には補正後の画像が表示されます。 分割ビューモードは、[C] キーを使って有効にすることもできます。
1 画面 2 分割プレビューボタンの上にマウスを持ってくると、2つ目のボタンが表示されます。このボタンをクリックするか、境界線のハンドル上でダブルクリックすると、左右 2 分割を上下 2 分割に変更できます。 この場合、境界線の上側が補正前の画像、下側が補正後の画像になります。
分割ビューを離れるには、ツールバーのボタンをクリックするか、[C] キーを押します。
ズーム率 100 %表示は、スピード比較と 1 画面 2 分割プレビューのどちらでも利用できます。
参照画像
画像の全画面表示モード (ビューアー) は、補正された画像と、たとえばバーチャルコピーなどの別の補正を施した画像や補正処理をしてエクスポートした画像を比較することができます。

ツールバーの右端の矢印をクリックし、メニューから比較したい画像を選択します。
別の画像を参照している時、スピード比較や 1 画面 2 分割プレビューも可能です。この場合、参照する画像が左 (上下分割の場合は上) になります。
画像の回転
ソート中に画像の向きを変えたい場合、[Cmd] + [L] / [Cmd] + [R] (Mac) または [Ctrl] + [L] / [Ctrl] + [R] (PC) キーを使うこともできます。 この場合、画像は左方向または右方向に 90° ずつ回転します。

画像の削除
画像を削除するには、[Delete] キーを押すか (PC)、[Cmd] + [Delete] キーを押します (Mac)。 開いたウィンドウで、削除を確認 (またはキャンセル) します。 [削除] を選択した場合、画像は OS のゴミ箱に移動し、関連するバーチャルコピーは DxO PhotoLab から削除されます。
ソート方法
画像はどのような方法でソートでき、ソートは何の役に立つのでしょうか? DxO PhotoLab で処理する前、エクスポート時、配布時に画像を厳格に選択することで、最高の画像だけに時間をかけられるだけでなく、後から簡単に見つけられるようになります。 また、却下した画像を削除することで、ハードディスクの保存容量を節約することもできます。

ここでは、ソートに特化したワークフローと最高の画像を選択するための 3 つのステップの例と、この操作に役立つアドバイスをご紹介します。
ステップ 1 (最初のソート)
- メモリーカードの画像をハードディスクに移動した後で、[フォトライブラリ] タブから画像フォルダにアクセスします。
- 画像ブラウザで、最初の画像をクリックして選択します。
- 全画面モードに切り替えます。Mac では [Cmd] + [Shift] + [F] キーを使います。
- 画像の露光、構造、フレーミング、シャープネスを確認します。
- [処理可能タグ設定] (緑の〇) または [非処理タグ設定] (赤の〇) の処理タグ設定を割り当てます。
- キーボードの右矢印を使って次の画像に進みます。
- 最後の画像まで同じ操作を続けます。
- 全画面モード (ビューアー) を離れるには、[Esc] (Mac) または [Esc] (PC) キーを押します。
ステップ 2 (質によるソート)
- [フォトライブラリ] タブの画像ブラウザのツールバーにある [表示するアイテムを選択] ボタンをクリックし、処理可能タグ設定をした画像を選択します (緑の〇がついた画像だけが表示されます)。
- 1 枚目の画像をクリックして選択し、全画面モード (ビューアー) に切り替えます。
- ズームして画像内を移動し、シャープネスを詳細に確認します。
- 1 ~ 5 のキーを使ってスターレーティングを割り当てます (アドバイス: 最初はさまざまなレーティングを使わないようにしましょう。例えば、注目に値する画像には星 3 つ、すばらしい画像には星 5 つのように、2 つの異なるレーティングを使うようにしてみましょう。 また、時間が経ってもフォトライブラリの管理に一貫性を保てるように、レーティングを変えないようにしましょう)。
- スターレーティングを使わない場合、代わりにカラーラベルを使うことができます (緑は良い画像、紫は最高の画像など)。
- 次の画像に移り、最後の画像まで操作を続けます。
- 全画面モード (ビューアー) を離れます。
- フォトライブラリタブで、[表示するアイテムを選択] に戻り、レーティングかカラーラベルを選択します。 選択したレーティングやカラーラベルが割り当てられた画像だけが表示されます。
- 選択した画像をプロジェクトにまとめると、処理する際に最高の画像にすぐにアクセスすることができます。
ステップ 3 (非処理タグ設定や処理タグ未設定の画像を再確認する)
- すべての画像が保存されているフォルダに戻ります。
- [表示するアイテムを選択] で [非処理タグ設定] の画像 (または [処理タグ未設定] の画像) を選択します 。
- 1 つ目のケースの手順 2 ~ 7 を繰り返し、一部の画像を回復したほうが良いかを確認します。回復する場合、[処理可能タグ設定] を割り当てます。
- 全画面モード (ビューアー) を離れ、[表示するアイテムを選択] で [非処理タグ設定] の画像を選択します。
- 画像エクスプローラですべての画像を選択し、右クリックして、コンテキストメニューで [削除する] を選択します。
- 完全に非処理にする画像の削除を確定します。
- OS のゴミ箱を空にして、ディスク容量を回復します。
- [表示するアイテムを選択] に移動し、[リセット] を選択すると、有効になっていたフィルタを無効にできます。
プロジェクト

プロジェクトのワークフロー管理
プロジェクトには様々な元画像を含めることができます。 撮影日やカメラの種類、レンズ、シャッタースピード、露出度その他で管 理できるだけでなく、 様々なソース (フォルダ) やディスクボリュームなど、異なる保存場所にある画像も管理できます。
プロジェクトは、ある意味では、ワークフローや意図別に画像を分類できるバーチャルフォルダとも言えます。プロジェクトの例には、フィルタリングした画像の処理、特定の条件に応じてソートやフィルタリングした画像、投稿、展示会の準備、クライアントからの注文などが挙げられます。 プロジェクトはバーチャルなため、1 枚の画像を物理的にコピーすることなく、複数のプロジェクトに利用できます。
また、プロジェクトはプロジェクトグループに分類できます。プロジェクトグループには複数のプロジェクトを含めることもでき、簡単かつ柔軟に管理できるように階層化できます。
1 枚の画像が複数のプロジェクトの一部になっていて、その画像に補正や変更を加えた場合、それらの補正や変更はすべてのプロジェクトで適用されます。 プロジェクトに応じて同じ画像の複数のバージョンを作成したい場合、バーチャルコピーを使用してください。
推奨するワークフローは、以下の通りです。
- 元のフォルダで画像をフィルタリングします。
- 処理タグを設定したり、レーティングを決めた後、対象の画像をフィルタリングします。
- ソートおよびフィルタリングした画像を使って、プロジェクトを作成します。これにより、ベストな画像だけに集中できます。
もちろん、画像ブラウザ内でソートフィルタで提案される条件を使ったり、検索をかけた後 (キーワードまたはメタデータ) でプロジェクトを作成することもできます。
プロジェクトの参照
Mac でも PC でも、プロジェクトはフォトライブラリタブの左側ウィンドウ (ソースブラウザ) の下のプロジェクトセクションに表示されます。プロジェクトが作成されると、このセクションには以下が表示されます。
- プロジェクトのリスト
- プロジェクトグループ (内部にはプロジェクトまたは他のプロジェクトグループが含まれる)
- Lightroom Classic > DxO PhotoLab ワークフローで自動生成されたプロジェクト
プロジェクトをクリックすると、画像ブラウザにプロジェクトのコンテンツが表示されます。 該当するオプションが有効になっている場合 (初期設定では有効)、プロジェクトグループをクリックしてもコンテンツが表示されます。
- Mac: [DxO PhotoLab] > [詳細プリファレンス] > [プロジェクトグループ] > [添付プロジェクトの画像を表示する]
- PC : 編集メニュー > [表示] > [プロジェクトグループ] > [添付プロジェクトの画像を表示する]
各プロジェクトの右に表示される数字は、そのプロジェクト内の画像数です。 ただし、プロジェクトグループでは画像の合計数は表示されません。
最近のプロジェクトとプロジェクトグループには、ファイルメニュー > [前回の画像参照場所] からもアクセスできます。
新規プロジェクトまたはプロジェクトグループの作成






- プロジェクトセクションで [+] ボタンをクリックします (PC では、既存のプロジェクトグループを右クリックしてプロジェクトやプロジェクトグループを作成することもできます)。
- メニューから、[新規プロジェクトを作成] または [新規プロジェクトグループを作成] を選択します。
- 新規プロジェクトまたは新規プロジェクトグループのウィンドウで、プロジェクトまたはプロジェクトグループの名前を入力します。
- プロジェクトまたはプロジェクトグループを既存のプロジェクトグループ内に入れるには、[中に入れる] にチェックマークを入れ、リストから宛先になるプロジェクトグループを選択します。
- 画像ブラウザで事前に選択した画像を含めるには、[選択した画像を含める] にチェックマークを入れます (このオプションはプロジェクトグループの作成時には利用できません。プロジェクトグループはルートレベルで画像を含めることができないからです)。
- [作成] をクリックして確定します。 新規プロジェクトまたは新規プロジェクトグループを直接選択して表示する場合、[作成して選択] をクリックします。
選択されている画像からプロジェクトを作成

- 画像ブラウザで画像を選択します。
- 右クリックして、[現在選択されている画像からプロジェクトを作成する] を選択します。
- 新規プロジェクトのウィンドウで、プロジェクトまたはプロジェクトグループの名前を入力します。
- プロジェクトを既存のプロジェクトグループ内に入れるには、[中に入れる] にチェックマークを入れ、リストから宛先になるプロジェクトグループを選択します。
- 画像が事前に選択されていたため、[選択した画像を含める] のオプションには既定でチェックマークが入っています。
- [作成] をクリックして確定します。 新規プロジェクトまたは新規プロジェクトグループを直接選択して表示する場合、[作成して選択] をクリックします。
[現在選択されている画像からプロジェクトを作成する] と [現在選択されている画像をプロジェクトに追加] には、[設定] タブの画像メニューからもアクセスできます。
プロジェクトやプロジェクトグループをドラッグ&ドロップで整理

プロジェクトやプロジェクトグループを他のプロジェクトグループにドラッグ&ドロップして、ツリーを整理することもできます。 また、プロジェクトやプロジェクトグループをドラッグ&ドロップしてツリーの上部に移動することもできます。
移動する場合には、位置バーが表示されます。
既に作成されたプロジェクトに画像を追加

以下の方法で既存プロジェクトに画像を追加できます。
- 画像ブラウザで画像を選択します。
- 右クリックして、[現在選択されている画像をプロジェクトに追加] を選択します。
- プロジェクトまたはプロジェクトグループのリストで、対象のプロジェクトを選択します。
画像をドラッグ&ドロップして追加することもできます。
- 画像ブラウザでサムネイルを選択します。
- 選択した画像をプロジェクト名にドラッグ&ドロップします。
コンピュータのファイルブラウザを使い、外部ソースから画像を選択することもできます。
- PC: Windows エクスプローラのドラッグ&ドロップを使って、プロジェクトツリーの特定のプロジェクト、または画像ブラウザ内に追加できます (プロジェクトを選択した後)。
- Mac: Finder のドラッグ&ドロップを使って、画像ブラウザに追加できます (プロジェクトを選択した後)。
プロジェクトとプロジェクトグループの表示とソート

プロジェクトグループとプロジェクトは、アルファベット順に表示されます。ただし、ソースブラウザのプロジェクトバーにある「プロジェクトの並べ替え」アイコン(Mac)またはA-Zアイコン(PC)をクリックすると、以下のオプションが用意されています。
- 名前によるソート (初期設定): アルファベット順の表示 (A~Z、1~9)
- 最終変更日によるソート: 最終変更日に基づいて、プロジェクトとプロジェクトグループを表示します。
- 作成日によるソート: プロジェクトとプロジェクトグループを古い順 (作成日が古いものが上) にソートします。
プロジェクトを 1 つ選択すると、画像ブラウザにプロジェクトのコンテンツ、プロジェクト名、選択した画像数 / 合計画像数 (例えば、10 枚中 5 枚の画像を選択した場合は 5/10) が表示されます。
[プリファレンス] で該当オプションを有効にしている場合、プロジェクトグループ内に含まれるプロジェクトのすべての画像も表示されます。
- Mac: [詳細プリファレンス] > [プロジェクトグループ] > [添付プロジェクトの画像を表示する]
- PC : [表示] > [プロジェクトグループ] > [添付プロジェクトの画像を表示する]
プロジェクトまたはプロジェクトグループの名前の変更
プロジェクトまたはプロジェクトグループの名前はいつでも変更できます。
- プロジェクトまたはプロジェクトグループを右クリックします。 [名前を変更する] を選択すると、入力フィールドが表示されます。
- または、プロジェクト名を直接クリックすると、入力フィールドが表示されます。
- 入力したら、[Enter / Return] キーで確定します。
プロジェクトまたはプロジェクトグループの削除
プロジェクトまたはプロジェクトグループは、以下の手順で削除できます。
- プロジェクトまたはプロジェクトグループをクリックして選択します。
- ソースブラウザのプロヘクトバーで、[-] アイコンをクリックします。
- または、右クリックして [削除] を選択します。

いずれの場合でも、削除してよいか確認するダイアログボックスが表示されます。
検索条件を使用する
– プロジェクトを削除しても、プロジェクト内の画像はフォルダやハードディスク、その他のプロジェクトからは削除されません。– プロジェクトグループを削除すると、そのグループに含まれているプロジェクトはすべて削除されます。
バーチャルコピー
バーチャルコピーについて
バーチャルコピーは元画像と同じ画像がコピーされ、それぞれ異なる設定ができるようになります。 バーチャルコピーは同じ画像か ら設定を試してみたい数だけいくつでも作成することができます。
バーチャルコピーの作成と削除
バーチャルコピーの作成:
- 画像ブラウザ内で参照画像(マスター)を選択します。
- サムネイル上で右クリックして、コンテキストメニューから [バーチャルコピー作成] を選択します。 画像メニュー内にも同じ機能が用意されています。 またはキーボードショートカット Ctrl + J(PC)、⌘ + D(Mac)を利用できます。
- 画像ブラウザ内の参照画像のサムネイルの横に新しいサムネイルが表示されます。 新しいバーチャルコピーがデフォルトで選択されます。
- 参照画像のサムネイルには左下に「M」(Master)と表示されます。 バーチャルコピーのサムネイルには同じ場所にシークエンス番号「1」が表示されます。(各バーチャルコピーには作成順に「2、3、4、5」と表示されます)。


バーチャルコピーは、プロジェクトにまとめたり、補正やプリセットを適用したり、処理、プリントするなど、通常の元画像と同じように扱えます。
バーチャルコピーの削除:
- 画像ブラウザ上で右クリックします。
- コンテキストメニューで [削除] を選択します。
プロジェクトを使っている場合にはバーチャルコピーは削除できません。 プロジェクトから削除できますが、オリジナル画像が含まれたフォルダを開くと表示されます。
参照画像としてバーチャルコピーを使う
作成したバーチャルコピーは、元画像と比較表示することができます。 また次の方法で他のバーチャルコピーとも比較することも可能です。
- 画面上にあるコマンドバー( [フォトライブラリ] タブまたは [設定] タブ)の、 [画像比較] ボタン(PC)か、 [2 画面並列表示] ボタン(Mac)の右にある逆三角をクリックしてください。 参照画像メニューが開きます。
- 画像に関連するすべてのバーチャルコピーが表示されます。 処理されている必要があるため、処理されていない画像はグレーアウトされています。
- 選択できる中から画像を選択します。 この画像は参照画像となり、並列表示の左側に表示されます。 これにより、元画像を開かなくても複数のバーチャルコピーを比較できます。
