Last update September 26, 2023
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DxO FilmPack をお買い上げいただきありがとうございます。 写真の歴史を築いた銀塩フィルムのデジタル写真でのシミュレーションの忠実度において定評のある DxO FilmPack には、更に、オリジナルなプリセット、フィルタ、調色処理、様々な効果があり、それら全てを組み合わせて使うことができます。

RAW 現像機能

RAW 現像機能が追加されたことで、DxO FilmPack は撮影に使われたカメラのキャリブレーションデータをフルに活用して銀塩フィルムの色調を非常に忠実に再現することが可能になりました。 DxO の RAW 現像のノウハウを生かし、DxO FilmPack は全くの自動で画像内の光学的欠陥(ディストーション、ヴィネット、色収差)を補正し、デジタルノイズを効率よく除去します。

「高忠実度」 の 80 種類以上の銀塩フィルムのプロファイル

DxO FilmPack のフィルムプロファイルは、DxO 専用ラボで独自の科学的なキャリブレーションプロセスを通し、それぞれのフィルムを特性を分析することで開発されます。 キャリブレーション用ターゲットや実物の被写体を実際に銀塩フィルムを使って撮影し、 評価の高いプロのラボ(フランスの PICTO 社と Arka Lab 社、およびアメリカ合衆国の Duggal 社)で現像、それから高解像度のデジタルスキャンを行い、フィルムの持つ光反応性を測定し、粒子の構造を解析します。 このプロセスにより、83 種類の伝説的な銀塩フィルムのスタイル、色調、粒状感などを非常に「忠実度の高い」クォリティーで再現できます。フィルムの種類も多様で、カラーとモノクロ・ネガフィルム、スライドフィルム、インスタントフィルムなどがあります。

富士フィルムのデジタルレンダリングと映画レンダリング

DxO FilmPack は、富士フィルムのカメラで利用できる一部の銀塩フィルムのデジタルシミュレーションのような、特別なレンダリングも提供しています。また、写真に映画のような仕上がりを付け加えることもできます。

人間工学に適ったインターフェイス

さらにシンプルで直観的になった DxO FilmPack のインターフェイスで、画像を簡単に処理できます。 ファイルブラウザが組み込まれ、フォルダに入っている画像を一目で確認できるようになりました。ま また、右側のコントロールパネルに集約されたレンダリング、効果、設定に簡単にアクセスできます。 銀塩フィルム、映画、デザイナー、カラー、モノクロ、調色効果やフレームなど、自分の好みに合ったスタイルを無限の組み合わせでご利用いただけます。 サムネイルをクリックして、瞬時に処理を適用。

デザイナーズプリセット:一風変わった画像感

DxO FilmPack には、39 種類のカラーとモノクロのオリジナルなクリエイティブなプリセットが用意されています。 ヴィンテージ風、古い写真、ありえない色調など、 一風変わった画像感を画像に適用できます。 プリセット [ポエム] は、暖かい色調で古いアメリカの TV シリーズの色あせた感じを出し、 [赤トーン] は、全体の色調を暖かくすることで夜景の光を強調し、 [1900 年代の写真] は、セピアの優しさに細かい粒子をプラスします。

オリジナルな効果:写真に更なる演出を

数多くの効果を画像に簡単に適用することができます。 [テクスチャ] ツールでは、傷、しみ、水彩紙、しわくちゃの紙などから選択して、画像をヴィンテージ風に演出できます。 また、効果の強さや方向を調整したい場合は、 DxO FilmPack の直観的なコントロールを使って調色処理することもできます。 [光漏れ] パレットでは、偶然起こるフィルムの感光をシミュレートし、画像の端の部分の露光オーバーや彩度を再現します。

自分の好きなタイプの効果を選択し、方向、強さ、位置を変えることもできます。 DxO FilmPack には、約 20 種類の [フレーム] が用意されています。フレームの種類には、額装マット、暗室、スライド、インスタント、フィルム、ガラス、古い紙があります。 画像の内側や外側などフレームの配置を決めたり、フレームの幅を選んだりできます。

プラグイン版とスタンドアロン版

DxO FilmPack は、スタンドアロンのアプリケーションとしても、Adobe Photoshop、Adobe Photoshop Elements、Adobe Lightroom Classic Classic、DxO PhotoLab のプラグインとしてもご利用いただけます。

スタンドアロンのアプリケーションモードまたは DxO PhotoLab プラグインモードでは、TIFF、JPEG、RAW 画像をわずか数クリックで直接処理できます。 プラグインモードでは、ワークフローを維持して Adobe 社のソリューションをさらに豊かにすることができます。