概要

Color Efex Pro 5 プラグインは色調補正フィルタのライブラリです。クリエイティブな効果を適用したり、グローバル調整やコントロールポイントを使って好きなように変更したり、好きなように組み合わせてレシピを無限に作ることもできます。
設定とヘルプ
Color Efex Pro の環境設定では、インターフェイス、GPU 高速処理、画像出力や表示言語を設定したり、 オンラインユーザーガイドやオンラインサービスにアクセスできます。

環境設定
環境設定にアクセスするには:
- Mac: 左上にある [Color Efex Pro 5] メニューをクリックして、[環境設定] を選択します。
- PC: [ファイル] メニューで [環境設定] を選択します。
設定ウィンドウには、[全般] タブがあります。 このタブでは、次のオプションを設定できます (上から下へ)。
- プレビューモード*: 画像を開いた時の表示方法を選択できます。[1枚の画像をプレビュー]、[分割プレビュー] (元画像が左、補正後の画像が右に線で分割して表示)、[並列プレビュー] (補正前と後の画像を横に並列で表示) から選択できます。
- 背景色*: 画像を表示するグレースケールを選択できます (白、グレー、ダークグレー、黒)。
- ズームの状態*: 画像を開いた際に適用するズーム値を定義します。画像を合わせる (フィット表示) や 3:1 (300%) などを選択できます。
- Gpu** : グラフィックカードの処理能力を Color Efex Pro 5 で使用したい場合、このチェックボックスをオンにします。
- TIFF 圧縮: ファイルサイズを低減する「LZW」圧縮方法、または「圧縮なし」を選択できます。
- JPEG の品質: Color Efex Pro での作業を保存した際に生成された JPEG ファイルの圧縮と品質を調整できます。 初期設定では、品質とファイルサイズのバランスが適切な 80% が提案されます。
- 言語**: Nik Collection の表示は 17 言語から選択できます。
- 環境設定のリセット: [リセット] ボタンをクリックすると、すべての環境設定がリセットされ、既定の状態に戻されます。
* このオプションを変更しない場合、既定値は最後に使用した設定になります。
** この変更はプラグインを再起動すると適用されます。
共通オプションや設定をモジュールの 1 つで変更すると、Nik Collection のすべてのモジュールに適用されます。
環境設定で設定を保存するには:
- Mac の場合、左上の赤いボタンをクリックして [環境設定] ウィンドウを閉じます (変更は自動保存されます。一部の変更は再起動すると反映されます。詳しくは、上記のリストをご覧ください)。
- PC の場合、[保存] をクリックすると変更が保存されます (一部の変更は再起動すると反映されます。詳しくは、上記のリストをご覧ください)。 [キャンセル] ボタンまたは右上の赤いボタンをクリックすると、変更は適用されません。
ヘルプ

オンラインヘルプのリンクにアクセスするには、[ヘルプ] メニューを使います (インターネット接続が必要です)。
- ユーザーガイド*: オンラインで閲覧したり、PDF でダウンロードできます。
- よくある質問*:Color Efex Pro 5 についてのよくある質問と回答を確認できます。
- オンラインサポート*: サポートチケットを作成して、問題を報告したり、質問したりできます。
- ラーニングハブ*: チュートリアル、動画、ウェビナーを確認できます。
- アップデートを確認*: 利用可能なアップデートがある場合、ダウンロードしてインストールできます。 アップデートのインストール時には、Nik Collection とホストプログラムを閉じる必要があります。
- 製品について (Mac) / 製品について Color Efex Pro 5 (PC): ウェルカム画面とインストールされたバージョン番号が表示されます。
* インターネット接続が必要です。
インターフェース
Color Efex Pro 5 は次の項目で構成されています。

メニューバー
Mac:

Color Efex Pro のウィンドウ上部にあるメニューバーには、以下のメニューが含まれます。
- Color Efex Pro 5: 環境設定にアクセスできます。
- 編集:前のアクションを 1 つずつキャンセルまたは再適用する [キャンセル] と [再適用] コマンドが含まれます。 また、[前回の変更を適用] を使うと、Color Efex Pro を前回使った際に、他の画像に適用した補正を適用できます。
- ヘルプ:ユーザーガイドや DxO サポートなどへのリンクが含まれます。
PC:

Color Efex Pro のウィンドウ上部にあるメニューバーには、以下のメニューが含まれます。
- ファイル: 環境設定にアクセスできます。
- 編集:前のアクションを 1 つずつキャンセルまたは再適用する [キャンセル] と [再適用] コマンドが含まれます。 また、[前回の変更を適用] を使うと、Color Efex Pro を前回使った際に、他の画像に適用した補正を適用できます。
- ヘルプ:ユーザーガイドや DxO サポートなどへのリンクが含まれます。
上部ツールバー
上部ツールバーには、表示、比較、ズームのツールが含まれます。

[比較] ボタンを使うと、補正前後の画像を比較できます。
- 交互表示: このボタンをクリックすると補正前の画像が表示され、ボタンを離すと補正された画像が表示されます。
- 垂直分割または水平分割: 垂直線を使って画像を 2 つに分けて表示します。 垂直線は左右に動かしたり、直線の上部にある矢印をクリックして水平モードに切り替え、上下に動かしたりできます。 左半分 (または上半分) はプラグインで開いたときの補正前の画像、右半分 (または下半分) は処理をして補正した画像を表示します。 2 つの画像を同時にズームしたり移動することも可能です。 ナビゲーターを使うか、スペースバーを押しながらハンドツールを表示して実行できます。
- 並列プレビュー: 補正前のバージョンは上に、補正後のバージョンは下に表示されます。 2 つの画像の間にあるボタンをクリックすると、画像を並列で表示することもできます。 2 つの画像を同時にズームしたり移動することも可能です。 ナビゲーターを使うか、スペースバーを押しながらハンドツールを表示して実行できます。
[縮小 / 拡大] ボタンを使うと、画像の表示スケールを変更できます。
- Fit: このモードでは、表示領域に画像全体が表示されます。
- Fill: このモードでは、画像が表示領域全体を埋めるように表示されます (画像はリフレームされます)。
- 1:1: 100% に相当する標準ズームです (画像の 1 ピクセル = 画面の 1 ピクセル)。
- 2:1: 200 % に相当するズームです。
- その他のズーム値: 矢印をクリックすると、他のズーム値が表示されます。 値の 1 つを選択すると、その値が [2:1] ボタンに表示されます。
ズームするには、[スペース] バーを押すこともできます。[スペース] バーを離すと、ズーム前の状態に戻ります。 この場合、ズームは 1:1 (100%) になります。



画像をズームすると (Fill モードを含む)、画像表示領域の右上にナビゲーション用フローティングウィンドウが表示されます。 画像で四角を描いて移動したり、ナビゲーション用フローティングウィンドウをクリックして移動したりできます。

画像の表示領域

こちらに画像が表示されます。 初期設定ではグレーの背景で表示されますが、背景色は環境設定で変更できます。
画像の下には以下の情報が表示されます。
- ファイル名とファイル元: ファイル名とホストアプリケーション名を表示します。
- ファイル名と拡張子 画像に EXIF メタデータが含まれている場合、撮影パラメータと機材のパラメータも表示されます。
- 非破壊編集を選択するチェックボックスも表示されます。
画像の表示スペースを広げるには、[Tab] キーを使って 2 つのサイドウィンドウを同時に非表示 / 展開できます。
左側のウィンドウ
フィルタとプリセット

左側のウィンドウにはすべてのフィルタがカテゴリー別にグループ化されており (すべて、NEW、ファインアート、トラベルなど)、リストの形で表示されます (逆矢じりをクリックすると、各フィルタのバリエーションにアクセスできます)。また、複数のフィルタを組み合わせたレシピであるプリセットにもアクセスできます。
カテゴリーをクリックするには、長方形のフレームをクリックします。フレームが黄色になり、選択したカテゴリーに関連したフィルタが表示されます。 プレビューサムネイルをクリックしてフィルタを選択すると、フィルタ名の左に黄色いバーが表示され、右側のウィンドウに関連するツールが表示されます。 フィルタを追加する場合も同じように黄色い線が表示され、リストにマウスを合わせると [+] ボタンが表示されます。
フィルタとプリセットは、プラグインで開いている画像を使ってサムネイル形式で表示されます。 画像が横長の場合、サムネイルは 1 列で表示され、画像が縦長の場合はサムネイルは 2 列で表示されます。
あるフィルタまたはセクションの内容を表示または非表示にするには、右側の逆矢じりをクリックします。 数字は、各セクションのフィルタまたはプリセットの数を示します。 セクションによっては、上下の矢印をクリックすると、フィルタやプリセットを保存、インポートまたはエクスポートしたりできます。
[カスタム] セクションでは、独自のフィルタとプリセットの作成と管理ができます。[読み込み] セクションでは、他のユーザーから共有されたカスタマイズしたフィルタとプリセットを読み込むことができます。 最後に、[履歴] セクションでは、選択した画像に適用した補正と調整をまとめて表示します。
各セクションで、お気に入りのフィルタとプリセットや最近使ったプリセットを絞り込むことができます。また、左側のウィンドウの右端をクリックするか [L] キーを押すと、左側のウィンドウを非表示にしたり展開したりできます。
履歴セクション

履歴セクションには、画像に適用したすべての編集ステップと調整内容が時系列に表示されます (古いものが上、新しいものが下)。
特定のステップでの画像を確認するには、該当するステップをリストでクリックします。 選択したステップは黄色、それ以前のすべてのステップ (上部) は白、それ以降のすべてのステップ (下部) は灰色で表示されます。 その段階で補正を実行すると、灰色のステップは画像に適用されなくなります。
分割表示と並列表示モードでは、履歴のセレクターがセクションの左端に黄色い矢印で表示されます。
右側のウィンドウ

右側のウィンドウには、左側のウィンドウで選択したフィルタに応じた以下のセクションと、常時表示のセクションが表示されます。
- ルーペとヒストグラム (常時表示)
- DxO フィルタ: ClearView とざらつき (常時表示)。
- Color Efex フィルタ
ルーペとヒストグラムのセクション

右側のウィンドウで上にスクロールすると、[ルーペ] と [ヒストグラム] のセクションは表示されなくなります。 セクションのヘッダーの右側にある画鋲マークをクリックすると、セクションをその場所に固定できます (スクロールすると他のツールは上を通ります)。
[ルーペ] セクションは、使用するツールに関わらず常に表示されます。

- ルーペセクションには、画像のマウスを重ねた領域が常に拡大表示されます。 ルーペの表示は黄色い縦線で分割され、左側には処理前、右側には処理後の画像が表示されます。
- 画鋲マークをクリックしてから画像をクリックすると、画像のどんな場所でもルーペをロックできます (斜めの画鋲: 無効、縦の画鋲: 有効)。
- いずれかのズームモードを有効にすると、ルーペは既定で画像中央に設定されます。 画像内で移動させるには、ナビゲーション用フローティングウィンドウ内の四角をホールドします。
- ルーペ内で移動するには、画鋲マークを解除します。
[ヒストグラム] セクションも、使用するツールに関わらず常に表示されます。

ヒストグラムは、画像の選択したピクセルの輝度レベルの分布を表示します。 左側が暗い階調、中央が中間階調、右側が明るい階調を示し、頂点は輝度レンジごとのピクセル数を示します。
ヒストグラムは以下のボタンを使って、異なる方法で表示できます。
- RGB: 既定の表示方法です。 赤、緑、青の 3 つのチャネル、および加色法の原則に応じてシアン、マゼンタ、イエローの補完色をカバーします。
- R: 赤チャンネルのみを表示します。
- G: 緑チャンネルのみを表示します。
- B: 青チャンネルのみを表示します。
- L: 全体的な輝度値を表示します。
チャンネルごとに輝度値を表示できる機能により、階調調整(露光、コントラスト)と色の調整をより正確に実行できます。
ヒストグラムでは、クリップされた値を表示することもできます。RGB チャンネルまたは割り当てられた補色に対応する色のマスクで表示されます。 Color Efex Pro は輝度とコントラストに対して強く反応するツールであるため、これは非常に重要です。


クリッピングマスクを表示するには、ヒストグラムで上部の隅にあるボタンをクリックします (左は暗いトーンのクリッピング、右は明るいトーンとホワイトクリッピング)。
DxO フィルタセクション

DxO フィルタは、元は DxO PhotoLab 向けに開発されたツールをベースにしています。 これらのフィルタを ClearView と一緒に使用すると霧や大気中の白いモヤを補うことができます。また、銀塩フィルムの粒状感のシミュレーションにおける DxO Labs の専門性を最大限に活用できます。
[ClearView] と [ざらつき] のチェックマークを外して補正を一時的に無効にできます。また、回転矢印を使うとリセットできます (スライダをダブルクリックしてリセットすることもできます)。
ClearView

[強さ] スライダでは、大気のモヤを調整できます。既定では 0 に設定されています。 黒の中にある情報を回復することを原則としており、ディテール、コントラスト、彩度の認識を改善します。
ClearView を使用して、画像のインパクトを強調することもできます。
ざらつき

ドロップダウンリストには銀塩フィルムのリストが表示されます。既定では「オリジナル」(ざらつきの適用なし) に設定されています。 リストにマウスを重ねると、画像にプレビューが表示されます。
適用するフィルムを選択したら、ざらつきの強さとサイズをスライダを使って調整できます。
[グレインのサイズ] スライダは既定では弱い値に設定されています (1.0)。値を大きくしたり写真をズームしたりして、効果を判断しましょう。
Color Efex Proフィルタセクション
左側のウィンドウでフィルタを選択すると、右側のウィンドウに関連するセクションとツール、およびコントロールポイントにアクセスするためのボタンが表示されます。

ツールとスライダーは、フィルターおよび選択したプリセットに応じて変わります。これらのセクションには、以下の項目が含まれます。
- セクション効果すべてを有効 / 無効にするチェックボックス (補正なしの状態と効果を適用した状態を簡単に比較できます)。
- フィルタをリセット (部分調整を保持または削除)、およびコントロールポイントをコピーまたは貼り付けする上下の矢印
- セクションを閉じる [X] ボタン (適用した効果や補正も無効になります)。
- セクションを展開または折りたたむ逆矢じり。
下部ツールバー

下部ツールバーには次の情報と機能が含まれます。
- ファイル元: ホストアプリケーション名を表示します。
- キャンセル: 実行中の処理と補正をキャンセルし、ソフトウェアを閉じます。 ホストアプリケーション内の画像は変更されません。
- 適用: 処理と補正を保存し、プラグインを閉じます。 ホストアプリケーション内の画像も変更されます。 複数の画像を開いている場合、ボタンには [適用…] (「すべてに適用」の略) と表示されます。
キーボードショートカット
アクション選択 | PC | Mac |
ハイライトクリッピング | Shift + H | Shift + H |
シャドウクリッピング | Shift + S | Shift + S |
フィルタを追加 | Shift + フィルタをクリック | Shift + フィルタをクリック |
レシピを追加 | Shift + レシピをクリック | Shift + レシピをクリック |
キャンセル | Ctrl + Z | Cmd + Z |
やり直し | Ctrl + Y | Cmd + Y |
全画面表示 | F | F |
ファイル名のプレビュー | P | P |
コマンドパレットを表示/非表示 | Tab | Tab |
フィルターを適用 | Enter | リターン |
フィルターをキャンセル | Esc | Esc |
ズーム | スペースバー | スペースバー |
ズームイン | Ctrl + [+] | Cmd + [+] |
ズームアウト | Ctrl + [-] | Cmd + [-] |
サイズに合わせてズーム | Ctrl + 0 | Cmd + 0 |
100 % にズーム | Ctrl + Alt + 0 | Cmd + Alt + 0 |
コントロールポイントを追加 [+] | Ctrl + Shift + A | Cmd + Shift + A |
カラーコントロールポイントを追加する – | Ctrl + Alt + Shift + A | Cmd + Option + Shift + A |
コントロールポイントを削除 | Del | Del |
コントロールポイントの複製 | Ctrl + D、Alt + ドラッグ、または Ctrl + C でコピーし、Ctrl + V で貼り付け | Cmd + D、Alt + ドラッグ、または Cmd + C でコピーし、Cmd + V で貼り付け |
コントロールポイントを展開/折りたたみ | E | E |
コントロールポイントをグループ化 | Ctrl + G | Cmd + G |
コントロールポイントのグループ化を解除 | Ctrl + Shift + G | Cmd + Shift + G |
フィルタライブラリ
Color Efex Pro 5 では 20 個のカテゴリーで 55 種類のフィルタを利用できます (さらに DxO ClearView フィルタとざらつきが右側のウィンドウに常時表示されます)。 カテゴリーを選択すると、そのカテゴリーのフィルタだけが左側のウィンドウのリストに表示されます。 リスト全体を表示するには、[全てを表示] をクリックします。 カテゴリーリストの下にある [表示を減らす] / [全てを表示] をクリックすると、カテゴリーの一部を非表示にしたり、すべて表示したりできます。
各フィルタにはさまざまなバージョンがあり、右側の逆矢じりをクリックすると表示されます。 フィルタを適用するには、逆矢じりをクリックしてバリエーションを表示し、フィルタ名またはサムネイルをクリックします。 右側のウィンドウに関連ツールが表示されます。 フィルタを追加するには、[+] ボタンをクリックします。
フィルタはお気に入りとしてマークできますが、個別のサムネイルをお気に入りとしてマークすることはできません。 お気に入りのフィルタは金色の星印で表示されます。 お気に入りのフィルタや最近使ったフィルタを探すには、[最近使用した項目] ボタンをクリックします。
フィルタライブラリの表示順に、フィルタと関連ツールを以下で説明します。
各フィルタには、不透明度スライダ [LIEN] とコントロールポイント [LIEN] が含まれています。 それぞれの機能については、該当する段落を参照してください。
2 色フィルタ

2 つの色をブレンドして、その結果を画像に適用することにより、従来からあるガラスの 2 色フィルタの効果を生み出します。 ドロップダウンメニューからあらかじめ定義された色の組み合わせを選びます。 組み合わせごとに 4 つのバリエーションがあります。
カラーセット | 11 のカラーの組み合わせから 1 つ選択します。 |
不透明度 | フィルタの全体的な適用量を調整します。 |
ブレンド | 2 色間の遷移を調整します。 |
垂直方向に移動 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
回転 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ユーザー定義の 2 色

2 つの色をブレンドして、その結果を画像に適用することにより、従来からあるガラスの 2 色フィルタの効果を生み出します。 2 色の色はカスタマイズできます。
不透明度 | フィルタの全体的な適用量を調整します。 |
ブレンド | 2 色間の遷移を調整します。 |
垂直方向に移動 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
回転 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
上部の色 | 画像に適用する上部の色を指定します。 スポイトツールを使って現在の画像から色を選ぶか、カラーパッチをクリックしてカラーピッカーを使用します。 |
下部の色 | 画像に適用する下部の色を指定します。 スポイトツールを使って現在の画像から色を選ぶか、カラーパッチをクリックしてカラーピッカーを使用します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
モノクロ変換

このフィルタを使用すると、カラー画像をモノクロに変換し、シャドウ、ハイライト、元の色同士の関係を調整できます。 このフィルタでは、 [モノクロ] 、 [階調優先] 、 [ダイナミック コントラスト] という 3 種類のモノクロ変換方式を選択できます。
- モノクロ変換: モノクロ画像に変換します (初期設定の選択)。
- 階調優先 (コントラストの強調):異なる階調レンジの仕上がりを調整できます。
- スライダを左に動かすと色のコントラストが弱く、右に動かすと色のコントラストが強くなります。
使用できるツールは、選択する変換モードに応じて変わります。
フィルタ カラー | シミュレーションしたフィルタの色を調整し、画像内の色同士の関係を調整できます。 このフィルタは画像のその色の被写体を明るくし、補色の被写体を暗くします。 |
強さ | 画像全体の鮮やかさを増減して、全体的な色の鮮やかさを調整します。 |
亮度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 (モノクロ変換のみ) |
コントラスト強調 | [コントラスト] スライドより強調した方法で、グローバルコントラストも調整します。 (ダイナミックコントラストのみ) |
方法 | 異なるコントラストタイプの 3 つのオプションから選択して、暗い部分のディテールを引き出したり、コントラストの強い画像を作り出せます。 (階調優先のみ) |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ブリーチバイパス

カラー フィルムで漂白処理を省略するテクニックをシミュレーションした効果です。 コントラストを強め、彩度を下げる効果があります。 このテクニックは、今でも写真家や映画フィルム作家がスタイリッシュなインパクトある画像にするために使用しています。
亮度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
彩度 | 画像全体の色の鮮やかさを増減します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
部分コントラスト | 他の Nik Collection 製品に搭載されたストラクチャ調整を特別に調整したもので、画像内の細かいディテールやテクスチャを強調します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
輝度 / 色温度

画像の色の鮮やかさをコントロールして、クールな画像にしたり暖かみのある画像にしたりします。
彩度 | 画像の色の鮮やかさを調整します。 |
暖かさ | 画像の色温度を調整します。 スライダを左に動かすと(青が加わり)クールな色味になり、右に動かすと(赤が加わり)暖かみのある色味になります。 |
知覚的彩度 | 直接色の彩度を上げなくても、このスライダで色相を変更すると、知覚的な色の彩度が多少上がります。 これは、周りの色に補色の要素が増えることで起こります。 背景が黒いと画像が浮かび上がってコントラストが強く感じられるように、脳の色に対する知覚が反応して、知覚的なコントラストが作用するためです。 |
クラシックソフトフォーカス

従来のソフトフォーカスフィルタと拡散のテクニックをシミュレーションします。
方法 | ソフトフォーカスと拡散の効果のそれぞれに 3 種類のオプションがあります。 |
ディテール拡散 | ソフトフォーカス効果に加えるランダムディテールの量を調整します。 ディテールの状態を維持し、バンディングを防ぎます。 |
強さ | 画像に加えるざらつきの量を調整します。 |
亮度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
彩色

単色で画像を塗り、色とコントラストの関係をさまざまに組み合わせて、画像にスタイルを適用します。
方法 | 6 種類の方法で画像に色を適用できます。 |
カラー | 画像に加える色を選びます。 スポイトツールを使って画像から色を選ぶか、カラーパッチをクリックしてカラーピッカーを使用します。 |
強さ | 写真に適用するフィルタの量を調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
色スタイル

フィルタで加える色の量と元の写真の色の量を調整します。
カラー | 画像に加える色を選びます。 スポイトツールを使って画像から色を選ぶか、カラーパッチをクリックしてカラーピッカーを使用します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
彩度 | 元の画像にある色の量を調整します。 スライダを左に動かすとモノクロ画像になり、右に動かすと完全に元の色になります。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
コントラスト 色範囲

画像内の選択した色のコントラストを調整します。
カラー | コントラストを適用する色範囲を選択します。 選択した色のオブジェクトは明るくなり、その補色は暗くなります。 |
カラーコントラスト | 選択した色とその補色の間で、加えるコントラストの量を調整します。 |
亮度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
コントラストのみ

レンズに装着したフィルタを回転する効果と、そこから生まれるさまざまな色のコントラストをシミュレーションします。
亮度 | 画像全体のコントラストを調整します。 |
コントラスト | 画像の中間調に加えるコントラストの量を調整します。 |
コントラストのみ | 色に影響を与えずに、コントラストを適用します。 |
ソフト コントラスト | 従来のコントラストの効果とは異なる、荒さを抑えたコントラストを適用します。 スライダを右に動かすと、領域の境がソフトになり、雰囲気のあるコントラストに仕上がります。 |
彩度 | 画像全体の色の鮮やかさを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
クロスバランス

太陽光でタングステン フィルムを使用、またはタングステン光でデイライト フィルムを使用して撮る仕上がりをシミュレーションします。 このフィルタを使用すると、涼しげな青や暖かいオレンジ色の効果を加えて写真のスタイルを出すことができます。
方法 | [光の暖かさ (冷たく)] または [光の暖かさ (暖かく)] のどちらかの効果の、6 つあるオプションから 1 つ選択します。 どのオプションも以前のものより効果が強くなっています。 |
強さ | 写真に適用するフィルタの量を調整します。 |
クロスプロセス

[C41 to E6] 処理(カラーネガフィルムをスライドフィルム現像液で処理)と [E6 to C41] 処理(スライドフィルムをカラーネガフィルム現像液で処理)のための各種オプションです。
方法 | ドロップダウンメニューを使って、定義済みの処理方法から 1 つ選択します。 |
強さ | 写真に適用するフィルタの量を調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ダークコントラスト

新しい独自の技法を活用して画像全体のディテールやテクスチャを強調し、暗くて雰囲気のある画像に仕上げます。
ディテール強調 | 画像でディテールを強調する度合いを調整します。 スライダ値を上げるとディテールが強調され、シャドウが明るくなり、ハイライトがトーンダウンして、画像全体の色調のバランスが改善されます。 その結果、よりバランスのとれた方法で、色調が写真全体に行きわたります。 |
亮度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
彩度 | 元の色の彩度のコントロールを保ちながら、写真の上に色を重ねられます。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ディテール強調

新しい独自の技法を活用して写真全体のディテールを強調し、独特でスタイリッシュな写真にします。 明るさや階調のバランスを整え、写真全体でディテールを強調したい場合に使用します。
ディテール強調 | このフィルタのメインの効果です。 スライダの値を上げると、シャドウが明るくなってハイライトが暗くなり、画像画像全体のディテールが強調されます。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
彩度 | 画像全体の色の鮮やかさを調整します。 |
効果の範囲 | [ディテール強調] フィルタでディテールを強調する方法を調整します。 [微細] オプションは、小さいオブジェクトにフォーカスを当ててテクスチャを作り出します。 一方、 [大] オプションは大きいオブジェクトにフォーカスを当てます。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
デュプレックス

色、ぼかし、彩度を調整してスタイリッシュな 2 色効果を作成します。
カラー | 画像に 1 色追加します。 追加する色を選択するには、スポイトツールを使って写真から色を選ぶか、カラータイルをクリックしてカラーピッカーを使用します。 |
強さ | 写真に適用するフィルタの量を調整します。 |
拡散 | 画像に加えるざらつきの量を調整します。 |
彩度 | 元の色の彩度のコントロールを保ちながら、写真の上に色を重ねられます。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ダーク/ライトセンター

写真の中心に注意を引き付けたり、写真の中心から注意をそらしたりします。 画像の中央部を明るくして周辺を暗くする効果は、画像の中心に注意を引き付けます。
方法 | 効果の形を調整します。 円形と卵形から選択します。 |
中心の明度 | 画像の中心の明るさを調整します。 |
周辺の明度 | 画像の周囲の明るさを調整します。 |
中心のサイズ | 効果の適用サイズを調整します。 |
中心を決める | [中心を決める] ボタンをクリックし、画像内で効果の中心点とする場所をクリックします。 |
美肌効果

画像の他のオブジェクトに影響を与えることなく、人物の肌を柔らかく艶のある肌に加工します。 人以外のオブジェクトに使用して独自のソフト効果を与えることもできます。
肌色 | スポイトツールを使って写真から色を選ぶか、パネルをクリックしてカラーピッカーを使用して、肌の色を選びます。 |
色の範囲 | 色の適用範囲を調整します。 スライダを左に動かすと色の適用範囲が狭くなり、右に動かすと範囲が広がります。 値を 100% にすると、画像全体のすべての色とオブジェクトにソフト効果が加わります。 |
ディテール小 | 画像の小さいディテールに適用するソフトの量を調整します。 |
ディテール中 | 画像の大きいディテールに適用するソフトの量を調整します。 |
ディテール大 | 画像の大きなディテールに適用するソフトの量を調整します。 |
[フィルム効果:ノスタルジック] フィルタ

フィルム効果シリーズの [ノスタルジック] フィルタは、古ぼけた写真のような雰囲気を生み出す独自の効果です。
亮度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
彩度 | 元の色の彩度のコントロールを保ちながら、写真の上に色を重ねられます。 |
ブラー | [グラデーション滅光] 効果と元の画像のディテールの間のブレンドの量を調整します。 |
ヴィネット | 画像のエッジを円形に暗くします。 |
ピクセルあたりのグレイン数 | Nik Collection 独自の粒状性エンジンを使用し、写真にリアルな粒状感を加えます。 スライダを左に動かすとピクセルに適用されるざらつきの数が減り、写真全体のざらつきのサイズが大きくなり目立つようになります。 写真のざらつきを完全に取り除くには、スライダを右端まで動かします。 |
フィルムの強さ | ユニークなフィルムスタイルの適用量を調整します。 スライダを 0% にすると、元の画像の色になります。 |
フィルム タイプ | 各種フィルムタイプから選択します。 それぞれ画像の仕上がりと雰囲気が異なります。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
[フィルム効果:モダン有名フィルム] フィルタ

フィルム効果シリーズの [モダン] フィルタは、粒状感も含め、今も使用されているカラーネガフィルムやスライドフィルムのような見た目に仕上げます。 [フィルム詳細] セクションにある高度なスライダを使用すると、自分でフィルムタイプを作成し、思い描いていた、見たことのないフィルム効果を作り出すこともできます。
フィルム タイプ | 各種フィルムタイプから 1 つ選択します。 可能な限りフィルムを再現するために、どのフィルムでも複数のロールが撮影、スキャン、解析されています。 |
亮度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
感度 | それぞれのスライダを使って、画像の中の特定の色の明るさを調整します。 |
彩度 | それぞれのスライダを使って、画像の中の特定の色の鮮やかさを調整します。 |
トーンカーブ | フィルムタイプのコントラストを調整します。 レッド、グリーン、ブルーの階調やコントラストを別々に調整できます。 |
ざらつき | 複数のスライダを使用して、Nik Collection 独自の粒状性エンジンを使ってリアルな粒状感を写真に加えます。 [ピクセルあたりのグレイン数] スライダを左に動かすと、ピクセルに適用されるざらつきの数が減り、画像全体のざらつきのサイズが大きくなり目立つようになります。 写真のざらつきを完全に取り除くには、スライダを右端まで動かします。 [グレインの強度] スライダは、グレインの強さをコントロールできます。 [ハード] にするとよりディテールの強調された雰囲気やシャープな雰囲気を与え、 [ソフト] にするとより自然なフィルム感が出ます。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
[フィルム効果:ヴィンテージ] パネル

フィルム効果シリーズの [ノスタルジック] フィルタは、幻想的なフィルムタイプをベースにした効果を生み出します。 トイカメラで撮影したような色鮮やかな、独特で興味深い見た目になります。
亮度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
知覚的彩度 | 直接色の彩度を上げなくても、このスライダで色相を変更すると、知覚的な色の彩度が多少上がります。 これは、周りの色に補色の要素が増えることで起こります。 背景が黒いと画像が浮かび上がってコントラストが強く感じられるように、脳の色に対する知覚が反応して、知覚的なコントラストが作用するためです。 |
ざらつき | 明るいオブジェクトの周りに少量の輝き加えます。 |
ヴィネット | 画像のエッジを円形に暗くします。 |
ピクセルあたりのグレイン数 | Nik Collection 独自の粒状性エンジンを使用し、写真にリアルな粒状感を加えます。 スライダを左に動かすとピクセルに適用されるざらつきの数が減り、写真全体のざらつきのサイズが大きくなり目立つようになります。 写真のざらつきを完全に取り除くには、スライダを右端まで動かします。 |
フィルムの強さ | ユニークなフィルムスタイルの適用量を調整します。 スライダを 0% にすると、元の画像の色になります。 |
フィルム タイプ | 各種フィルムタイプから選択します。 それぞれ画像の仕上がりと雰囲気が異なります。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
フィルム効果: ヴィンテージ

フィルム効果シリーズの [ヴィンテージ] フィルタは、初期のカラーフィルムで撮影したような写真を作り出します。
彩度 | 画像全体の色の鮮やかさを調整します。 |
暖かさ | 画像の色温度を調整します。 スライダを左に動かすと(青が加わり)クールな色味になり、右に動かすと(赤が加わり)暖かみのある色味になります。 |
ヴィネット | 画像のエッジを円形に暗くします。 |
亮度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
ピクセルあたりのグレイン数 | Nik Collection 独自の粒状性エンジンを使用し、写真にリアルな粒状感を加えます。 スライダを左に動かすとピクセルに適用されるざらつきの数が減り、写真全体のざらつきのサイズが大きくなり目立つようになります。 写真のざらつきを完全に取り除くには、スライダを右端まで動かします。 |
フィルムの強さ | ユニークなフィルムスタイルの適用量を調整します。 スライダを 0% にすると、元の画像の色になります。 |
フィルム タイプ | 各種フィルムタイプから選択します。 それぞれ画像の仕上がりと雰囲気が異なります。 |
フィルム粒状感

あらゆる画像にフィルムのリアルな粒状感を加えます。
ピクセルあたりのグレイン数 | Nik Collection 独自の粒状性エンジンを使用し、写真にリアルな粒状感を加えます。 スライダを左に動かすとピクセルに適用されるざらつきの数が減り、写真全体のざらつきのサイズが大きくなり目立つようになります。 写真のざらつきを完全に取り除くには、スライダを右端まで動かします。 |
グレインの強度 | [グレインの強度] スライダは、グレインの強さをコントロールできます。 [ハード] にするとよりディテールの強調された雰囲気やシャープな雰囲気を与え、 [ソフト] にするとより自然なフィルム感が出ます。 |
フィルムコントラスト | フィルムのような自然なトーンカーブを画像に加えます。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
霧

従来からある霧の効果のシミュレーションです。強いブラーで霧がかかったような効果を作り出します。
方法 | 4 つの芸術的ソフトフォーカス効果から選択できます。 |
強さ | フィルタを適用する度合いを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
木の葉

画像の草木を識別し、そのオブジェクトを強調したり、スタイルを適用したりします。
方法 | 画像の色の鮮やかさを調整します。 |
適用量 | フィルタを適用する度合いを調整します。 |
グラマーグロー

ポートレート写真に幻想的で優しい効果を加えることができます。
ざらつき | フィルタのソフト技法の度合いを調整します。 |
彩度 | 画像全体の色の鮮やかさを調整します。 |
輝きの温度 | 画像に加える効果の温度を調整します。 スライダを左に動かすと青味がかったクールな効果が生まれ、右に動かすと赤~オレンジ色の暖かい効果が生まれます。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
グラデーション

従来からあるガラスのグラデーションフィルタをシミュレーションした効果で、写真の半分に色をブレンドします。
カラーセット | 4 つの [カラーセット] メニューに、16 種類の色の組み合わせがあらかじめ用意されています。 この中から 1 つ選択します。 |
不透明度 | フィルタの全体的な適用量を調整します。 |
ブレンド | フィルタと元の写真の間の遷移を調整します。 |
垂直方向に移動 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
回転 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
グラデーション ソフトフォーカス

従来からあるガラスフィルタをシミュレーションした効果で、画像の半分にソフト効果を大量に加えます。
ソフトフォーカス効果 | さまざまな芸術的ソフトフォーカス効果があります。 |
不透明度 | フィルタの全体的な適用量を調整します。 |
ブレンド | フィルタと元の写真の間の遷移を調整します。 |
垂直方向に移動 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
回転 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
グラデーション減光

画像の色を保持しながら、画像の一部を暗くしたり明るくしたりします。 画像のコントラストが強すぎる場合に、色調を修正するために使用します。
上部の階調 | フィルタの上部の明るさを調整します。 |
下部の階調 | フィルタの下部の明るさを調整します。 |
ブレンド | [グラデーション滅光] 効果と元の画像のディテールの間のブレンドの量を調整します。 |
垂直方向に移動 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
回転 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
グラデーション ユーザー定義

独自に定義した 2 色をブレンドして、その結果を画像に適用し、従来からあるガラスの 2 色フィルタの効果を生み出します。
カラー | 画像の半分に適用する色を指定します。 スポイトツールを使って現在の画像から色を選ぶか、カラーパッチをクリックしてカラーピッカーを使用します。 |
不透明度 | フィルタの全体的な適用量を調整します。 |
ブレンド | 選択した色と元の画像のディテールの間のブレンドの量を調整します。 |
垂直方向に移動 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
回転 | フィルタの水平軸の角度を調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイキー

一様に色調を明るくしてコントラストを下げることにより、写真のハイキー仕上げをシミュレーションします。 ハイキー画像として撮影した画像の補正にも役立ちます。
ざらつき | 標準ハイキー効果でオブジェクトの周りに加える輝きの度合いを調整します。 |
スタンダードハイキー | 画像に加える光の量を調整します。 |
ダイナミックハイキー | 独自のハイキー効果を加えます。 元のオブジェクトの色と階調に応じて効果は変わります。 明るいオブジェクトだけでなく、暗いオブジェクトも明るくなります。 明るいオブジェクトだけでなく、暗いオブジェクトも明るくなります。 |
彩度 | 画像全体の色の鮮やかさを調整します。 |
黒 | 画像の中のとても暗いオブジェクトを強調します。 黒の階調が、ハイキー画像の中で存在感のある重要な要素になります。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
画像枠

このフィルタを使用すると、ユニークで自然な枠をランダムに画像に適用できます。 Nik の特許技術を利用して、無限に変更でき、驚くほど自然なさまざまな枠を作成します。
枠線の種類 | 14 種類の枠またはフレームから選択できます。 |
サイズ | 画像に加える効果のサイズを調整します。 ヒント: 画像枠を適用すると、画像の一部の領域が取り除かれることになります。 画像に枠を付ける際の切り抜きを回避するには、Photoshop のような画像編集アプリケーションでキャンバスサイズを広げるか、画像の周囲に黒い枠を加えた後で、 [サイズ] スライダを使って画像の枠や黒い枠を作成し、重ねます。 |
量 | 画像に付ける枠の幅を調整します。 スライダを右に動かすと、画像枠のディテールが画像の内側に向かって広がります。 |
グランジ | 画像の周りに加えられたランダムなディテールを調整します。 スライダを右に [ラフ] に向かって移動するとよりランダムなディテールが枠に追加され、よりスタイルを与えることができます。 |
枠線の変化 | ボタンをクリックすると、別の枠のバリエーション番号がランダムに選択されます。 この枠のバリエーション番号にはそれぞれランダムな枠の効果が割り当てられていて、さまざまな効果を作成します。 毎回全く同じ枠を作りたい場合は、 [サイズ] 、 [スプレッド] 、 [なめらか/ラフ] に対するバリエーション番号の設定を同じにします。似ているけれども違う枠にしたい場合は、 [サイズ] 、 [スプレッド] 、 [なめらか/ラフ] スライダの設定値は同じにし、バリエーション番号を違うものにします。 |
小春日和

画像の草木を識別し、そのオブジェクトを強調したり、スタイルを適用したりすることで、 秋の風景のような暖色を作り出します。
方法 | 写真に表示される木の葉の色に利用できる 4 つの仕上がりのうち 1 つを適用できます。 |
適用量 | フィルタを適用する度合いを調整します。 |
赤外線フィルム

カラーとモノクロの両方の赤外線フィルムをシミュレーションします。 電磁波スペクトルの赤外線部分をキャプチャする各種手法のシミュレーションや、赤外線の波長をキャプチャするフィルムが生み出す効果のシミュレーションです。
方法 | [モノクロ] と [カラー] から赤外線フィルムの種類を選択します。 |
ハイライトの明るさ | 画像全体の明るさを調整します。 |
亮度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
インク

特殊な印画紙やトナーを使用したようなスタイリッシュな効果をシミュレーションします。
カラーセット | 11 のカラーの組み合わせから 1 つ選択します。 |
強さ | フィルタを適用する度合いを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
レベルとカーブ

画像の明るさや階調を調整するためによく使用されます。 他のフィルタと組み合わせて使う場合に特に便利です。
色チャンネル | 階調を調整するチャンネルを選択できます。 [RGB(赤/緑/青] チャンネルに加え(一般にトーンカーブのダイアログにあります) [明度] チャンネルもあるため、色に影響を与えずに写真の明るさとコントラストを調整できます。 たとえば、[コントラスト オンリー] は写真全体の色への影響を抑えてコントラストを調整できます。 |
不透明度 | 画像にフィルタが追加される程度をコントロールできます。 |
トーンカーブ | クリックして、アンカーポイントをカーブに直接追加します。 アンカーポイントをダブルクリックすると、そのポイントは削除されます。 |
レベル補正スライダ | [シャドウ調整] ポイント、 [ハイライト調整] ポイント、または [中間調調整] ポイントのスライダを動かして、階調レベルを調整します。 |
トーンカーブツールについての詳しい情報は、「全体補正と選択補正ツール」の節をご覧ください。
スタンダードローキー

一様に色調を明るくしてコントラストを下げることにより、写真のローキー仕上げをシミュレーションします。 ローキー画像として撮影した画像の補正にも役立ちます。
ざらつき | 標準ローキー効果でオブジェクトの周りに加える輝きの度合いを調整します。 |
スタンダードローキー | 画像全体の明るさを調整します。 |
ダイナミックローキー | 独自のローキー効果を加えます。 元のオブジェクトの色と階調に応じて効果は変わります。 明るいオブジェクトだけでなく、暗いオブジェクトも明るくなります。 |
彩度 | 画像全体の色の鮮やかさを調整します。 |
ホワイト | 画像の中のとても明るいオブジェクトを強調します。 白の階調が、ローキー画像の中で存在感のある重要な要素になります。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ミッドナイト

夜の暗闇で撮影したような雰囲気ある幻想的な写真にします。 また、インテリジェントソフトフォーカス技術を搭載したフィルタを使用して、画像全体のディテールをソフトにし、映画のような効果を出すことができます。
カラーセット | ドロップダウンメニューを使って、定義済みのカラーセットから 1 つ選択します。 |
ブラー | 画像に加えるざらつきの量を調整します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
亮度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
カラー | フィルタで加える色の量と元の写真の色の量を調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
マンデーモーニング

光を拡散し、写真にクールで穏やかなムードを作り出します。 コントラストと彩度を調整し、粒状感を加え、ソフトフォーカス効果を適用します。
カラーセット | ドロップダウンメニューを使って、定義済みのカラーセットから 1 つ選択します。 |
ざらつき | 画像のハイライトに加えるコントラストの量を調整します。 |
亮度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
不鮮明度 | フィルタのソフト技法の度合いを調整します。 |
カラー | フィルタで加える色の量と元の写真の色の量を調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
オールドフォト

モノクロ処理やカラー処理をシミュレーションするスタイルを適用して、 画像に古い写真のような効果を与えます。
スタイル | [モノクロ/カラー] のカテゴリーを選択し、 それぞれ 6 種類ずつあるスタイルから選びます。 |
ざらつき | 画像のハイライトに加えるコントラストの量を調整します。 |
亮度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ペーパートナー

暗室作業でモノクロ写真に使用する各種の調色液の効果をシミュレーションします。 画像を自動的にモノクロに変換してから、調色液の効果を適用します。 このフィルタを使用する前にモノクロ変換フィルタで変換しておくと、さらに仕上がりがよくなり、詳細にコントロールできます。
ペーパートナー | ドロップダウンメニューで、8 つの定義済みのトナーから 1 つ選択します。 |
強さ | フィルタを適用する度合いを調整します。 |
テクスチャ | 独自の紙のテクスチャを写真に加えます。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
パステル

画像を明るくソフトにし、滑らかでスタイルのある効果を作り出します。 淡く彩度の低い画像になります。
方法 | ドロップダウンメニューから、定義済みのパステル効果から 1 つ選択します。 |
拡散 | 画像のディテールをどの程度滑らかにするかを調整します。 |
彩度 | 画像全体の色の鮮やかさを調整します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
フォトスタイル

平坦で平凡な画像がスタイリッシュで魅力ある画像に変わります。
スタイライザータイプ | ドロップダウンメニューで 5 つのスタイルから 1 つ選択します(選択するスタイルによって、使用できるその他のスライダが変わります)。 |
スタイル | ドロップダウンメニューを使って、定義済みのカラーレシピから 1 つ選択します。 |
強さ | フィルタを適用する度合いを調整します。 |
亮度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
暖かさ | 画像の色温度を調整します。 スライダを左に動かすと(青が加わり)クールな色味になり、右に動かすと(赤が加わり)暖かみのある色味になります。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
偏光

従来からあるガラスの偏光(PL)フィルタをシミュレーションします。 青空の色を補正し、同時に画像の残りの部分のコントラストを強調します。
回転 | レンズに装着したフィルタを回転する効果と、そこから生まれるさまざまな色のコントラストをシミュレーションします。 |
強さ | フィルタを適用する度合いを調整します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ポラロイド

ポラロイド写真の剥離方式フィルムで画像が紙に転写される過程の効果をシミュレーションします。 コントラストが低くて彩度の低い画像になり、画像全体で色の遷移が小さくなります。
エッジオフセット | 画像の周りにテクスチャを強調した枠を追加します。 スライダーを [0] に設定すると、画像全体が表示されます。 |
テクスチャ | 画像に加える紙のテクスチャを調整します。 |
外枠の色 | 枠の部分に元の画像の要素を戻します。 スライダの値を上げると、枠の部分に加える元の画像の色が多くなります。 |
彩度 | 元の画像の色の量を調整します。 |
不鮮明度 | フィルタのソフト技法の度合いを調整します。 |
パレットのフロート | 転写の際に画像の一部がはがれる効果をシミュレーションします。 スライダの値を [0] にすると、画像から取り除かれるディテールがなくなります。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
プロコントラスト

画像を解析してその画像固有の補正を行うことにより、画像の色とコントラストを詳細に調整します。 画像全体のディテールを保持しつつ、より高度なコントラストを実現します。
色かぶり補正 | 画像内で自動識別された色合いの低減を調整します。 |
コントラスト補正 | 光と階調の分布に応じて、画像のコントラストを上げます。 |
ダイナミック コントラスト | 画像の階調の分布に基づいて画像全体の各オブジェクトのコントラストを調整します。 複数の領域をさまざまな度合いに自動調整する独自のフィルタです。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
リフレクター

通常の写真撮影で使用するレフ板の効果のシミュレーションです。シャドウをなくし、光量を調整します。
方法 | [ゴールド/ソフトゴールド/シルバー] から選択します。 [ゴールド] は暖かみのある光、 [ソフトゴールド] はかすかに暖かみのある光をシャドウ部分に加えます。 [シルバー] はシャドウ部分に中間色の明るさを加えます。 |
ライトの強さ | 周辺減光を適用する画像の領域を調整します。 |
ライトフォールオフ | 効果の減衰の度合いを調整します。 |
位置 | 減衰の開始場所を調整します。 |
光源方向 | リフレクター効果の開始ポイントを指定します。 |
カラーキャストの削除

色かぶりをすばやく効果的に写真から除去します。
カラー | 画像から除去する色合いを指定します。 選択した色が画像の主な色合いと一致するまでスライダを動かします。 |
強さ | [カラー] タイルで選択した色を画像全体から除去します。 |
[スカイライト] フィルタ

ガラスのウォームフィルタをシミュレートします。 青かぶりを除去し、写真全体の色に暖かみのある効果を適用します。
強さ | 画像に加える暖かみの効果の度合いを調整します。 |
ソラリゼーション

暗室作業のサバティエ効果(ソラリゼーション)をシミュレーションします。 色調や色が反転した、スタイルのある効果を作り上げることができます。
方法 | 画像に加えるソラリゼーションの種類を選びます。カラー効果やモノクロ効果用の多様なスタイルがあります。 |
彩度 | カラー効果では、画像全体の色の鮮やかさを調整します。 モノクロ効果では、モノクロ変換の前に画像の彩度を調整し、仕上がりのコントラストを調整します。 |
経過時間 | このフィルタの効果を調整します。暗室で画像の再露出の前に現像液につける時間を変えることで多様な効果を作り出すのと似ています。 |
サンライト

太陽の自然な光を加え、画像に暖かさを与えます。 どんな画像でも、暖かい晴れた日に撮影したような仕上がりになります。
ライティング強さ | 画像のシャドウに加える光の量を調整します。 スライダ値を下げるとコントラストの強い画像になり、スライダ値を上げると写真全体で暖かみが増します。 |
ライティング温度 | 画像に加える光の温度を調整します。 スライダを左に動かすと光の暖かみが増し、右に動かすと暖かみが減り涼しげな光になります。 |
亮度 | 画像全体の明るさを調整します。 |
コントラスト | 画像全体のコントラストを調整します。 |
彩度 | 元の色の彩度のコントロールを保ちながら、写真の上に色を重ねられます。 |
トーナルコントラスト

画像全体にあるテクスチャやディテールを強力にコントロールできます。
ハイライト | 画像のシャドウに加えるコントラストの量を調整します。 |
中間調 | 画像の中間調に加えるコントラストの量を調整します。 |
シャドウ | 画像のシャドウに加えるコントラストの量を調整します。 |
彩度 | 元の色の彩度のコントロールを保ちながら、写真の上に色を重ねられます。 |
コントラスト タイプ | ドロップダウンメニューで提案される 5 つのコントラストタイプから 1 つを選択します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ヴィネット (周辺減光)

画像の中心の周りのディテールをぼかして、画像の内側に視線を集めます。
シェイプ | ドロップダウンメニューで、円形、楕円、長方形からヴィネットの形を選びます。 |
タイプ | ドロップダウンメニューを使って、画像に加えるぼかしの種類を選びます。 |
ぼけ幅 | 元の画像のディテールにヴィネットが溶け込む度合いを調整します。 |
サイズ | 周辺減光を適用する画像の領域を調整します。 |
不透明度 | フィルタの全体的な適用量を調整します。 |
中心を決める | ヴィネットの中心を指定します。 |
ヴィネット

暗室で周辺減光を適用した場合の効果をシミュレーションします。
カラー | ヴィネットに使用する色を選択します。 スポイトツールを使って画像から色を選ぶか、カラーパッチをクリックしてカラーピッカーを使用します。 |
シェイプ | ドロップダウンメニューで、円形、楕円、なめらかな長方形、ラフなエッジの長方形からヴィネットの形を選びます。 |
エッジ適応 | ヴィネットの形と画像のディテールの関係をコントロールします。 スライダー値を上げるほど、周辺減光の形は画像に溶け込みます。 |
ぼけ幅 | 元の画像のディテールにヴィネットが溶け込む度合いを調整します。 |
サイズ | 周辺減光を適用する画像の領域を調整します。 |
不透明度 | フィルタの全体的な適用量を調整します。 |
中央に配置 | ヴィネットの中心を指定します。 |
周辺減光:レンズ

各種レンズで作り出される周辺減光をシミュレーションします。 フレームの端を暗くし、画像の境界内に視線を留め、画像に奥行きを出します。
量 | 適用される周辺減光の強さを調整できます。 スライダを右に動かすと、画像枠のディテールが画像の内側に向かって広がります。 右に動かすと明るい周辺減光が加わります。 |
シェイプ | 周辺減光の全体の形を円形にするか長方形にするかを調整できます。 |
サイズ | 周辺減光を適用する画像の領域を調整します。 |
亮度 | 効果の減衰の度合いを調整します。 |
中央に配置 | ボタンをクリックして、画像の周辺減光の中心を指定します。 |
自然なホワイト

白い壁、ウェディングドレスなどの明るい色のオブジェクトに発生した色合いを除去します。 画像をクリーンにし、他の色は変えずに明るい純白を作ります。
カラー | 画像から除去する色合いを指定します。 スポイトツールを使って画像から色を選ぶか、カラーパッチをクリックしてカラーピッカーを使用します。 |
画像全体を調整 | [カラー] タイルで選択した色を画像の中の明るいオブジェクトのみから除去します。 |
ニュートラルホワイト | [カラー] タイルで選択した色を画像の中の明るいオブジェクトのみから除去します。 |
シャドウ | スライダを右に移動すると、シャドウ部のみを明るくし、画像内の暗くなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
ハイライト | スライダを右に移動すると、ハイライト部のみを暗くし、画像内の明るくなりすぎてしまった部分のディテールを回復します。 |
グローバル調整ツールと選択的調整ツール

構成とスライダ数はフィルタに応じて変わります。
この章では、次のトピックを説明します。
- フィルタで提供される補正ツールについての一般的な情報
- 不透明度スライダ
- トーンカーブツールの使用
- コントロールポイントの使用と管理
補正ツール (一般的な情報)
Color Efex Pro 5 の各フィルタには、提案する効果や設定に固有の多くのスライダとツールが用意されています。 使い方は、すべてのフィルタで同じです。
- スライダにはそれぞれ、効果やケースに応じて 0%、50%、または 100% の既定値が設定されています。
- 輝度とトーンのスライダでは、左に動かすと暗くなり、右に動かすと明るくなります。
- 色と効果のスライダでは、左に動かすと効果が弱くなり、右に動かすと効果が強くなります。
- 強さスライダは、0% (補正や効果なし) から 100% (補正や効果が最大) の間で調整できます。
- スライダを既定値に戻すには、スライダをダブルクリックします。
- ドロップダウンリストの上にマウスを重ねると、効果やレンダリングをプレビューできます。 適用するには、希望する効果またはレンダリングをクリックします。
不透明度スライダ
Color Efex Pro のフィルタの 1 つを使用する場合、効果の全体的な強さや適用する補正を微調整できます。
既定では、スライダは最大値の 100 に設定されています。 50 に設定すると強さが半分に減り、0 にすると補正は適用されません。

コントロールポイントを適用すると、不透明度のグローバルスライダとは別の不透明度スライダを使って、部分適用した調整の強さを調整できます。
トーンカーブツール

レベルとカーブツールは、フィルタリストの「コントラスト」カテゴリーにあります。 選択すると、右側ウィンドウの Color Efex Pro フィルタのセクションに表示されます。
カーブを使って、画像のコントラストを微調整したり、完全に調整しなおしたりできます。カーブを全体的に調整することも、RGB チャンネルを使って調整することも、レベルスライダを使って調整することもできます。
- RGB ボタン: このボタンは既定で選択されています。画像の色を変えることなく、コントラストと輝度を調整できます。 ヒストグラムは RGB 3 つのチャンネルを一緒に表し、カーブが白で表示されます。
- R、G、B ボタン: 赤、緑、青チャンネルの輝度を調整し、強さを弱めたり強めたりできます。 ヒストグラムには選択したチャンネルが表示され、選択したチャンネルの色 (赤、緑、青) でカーブが表示されます。
- カーブ: カーブをクリックしてマウスの左ボタンを押したままにして調整します。 アンカーポイントを追加すると、カーブの特定の場所、つまり画像の特定の場所にコントラストの設定をロックすることができます。 アンカーポイントをダブルクリックすると、そのポイントは削除されます。
- レベルカーブ: スライダを暗いトーン (左)、中間トーン (中央)、明るいトーン (右) に動かして、それぞれのレンジを調整します。
設定をリセットする:
- 上下の矢印をダブルクリックして、[フィルタをリセット] を選択します (部分調整を保存するかどうかを選択できます)。
- アンカーポイントを削除するには、ダブルクリックします (最後のアンカーポイントが削除されると、カーブはゼロになります)。
- ツールの効果を一時的に無効にするには、[トーンカーブ] のチェックボックスのオンとオフを切り替えます。
コントロール ポイント
コントロールポイントを使うと、画像の一部だけを変更できます。 コントロールポイントを追加し、対応するスライダを調整すると、コントロールポイントで囲んだ要素だけに調整が適用されます。
コントロールポイントを追加する
コントロールポイントの適用と使用:
- アクティブな Color Efex Pro フィルタで、コントロールポイントの右にある [+] のついたアイコンをクリックします。
- 画像の上で動かすと、マウスカーソルがコントロールポイントの形になります。
- 画像の好きな場所をクリックして、コントロールポイントを追加します。
- コントロールポイントは黄色い円形 (アクティブなコントロールポイント) または白い円形 (アクティブでないコントロールポイント) で表示されます。
- すべてのコントロールポイントの効果のオン/オフを切り替え:チェックボックスを使って、画像に適用されたすべてのコントロールポイントと関連する補正や調整のオン/オフを切り替えることができます。
- コントロールポイントの効果を表示/非表示:チェックボックスを使って、対象のコントロールポイントの表示と関連する補正や調整の表示を一時的に非アクティブにし、再びアクティブにできます。
- すべてのコントロールポイントの選択を表示/非表示:このボタンを使うと、対象のコントロールポイントのモノクロームレイヤを表示できます (ポイント 3 もご覧ください)。
- ステップ 1~3 を繰り返すと、好きなだけコントロールポイントを追加できます。
- コントロールポイントを削除するには、コントロールポイントをクリックしてアクティブにし、キーボードの [Delete] キーを押します。 押します。 確認のダイアログボックスが表示されます (このダイアログボックスを再び表示しない場合は、[再び表示しない] チェックボックスにチェックマークを入れます)。
コントロールポイントの管理
[部分調整] セクションでは、以下のように画像に適用される様々なコントロールポイントを管理できます。 アクティブなコントロールポイントは黄色で表示されます。

- コントロールポイントの作成: これらのボタンを使うとコントロールポイントを作成して ([+]) 部分調整を適用したり、保護用のコントロールポイント ([-]) を作成して画像の特定の部分の補正を防いだりできます。
- サイズ: コントロールポイントの有効な半径のサイズを % で表示します。
- すべてのコントロールポイントの選択範囲を表示 / 非表示: このボタンを使うと、すべてのコントロールポイントのモノクロームマスクを表示できます。 モノクロームレイヤでは、白は補正が 100% 適用される領域を示し、黒は補正がまったくない領域を示します。 部分的に補正が適用されている部分はグレーで表示されます。
- コントロールポイントのリスト: 黄色のアイコンと白いテキストで表示されるコントロールポイントはアクティブで、グレーのコントロールポイントはアクティブではありません。
- すべてのコントロールポイントの効果を ON/OFF: 画像に適用されたすべてのコントロールポイントに関連する補正や調整を有効/無効にします。
- コントロールポイントの効果を ON/OFF: 画像に適用されたコントロールポイントと関連する補正や調整を有効/無効にします。
- すべてのコントロールポイントの選択範囲を表示 / 非表示: このボタンを使うと、関連するコントロールポイントのモノクロームマスクを表示できます (ポイント 3 も参照してください)。
- [複製] ボタン: このボタンをクリックすると、選択されているコントロールポイントとコントロールポイントのグループを複製できます。 [Alt/Option] キーを押しながら、コントロールポイントをクリックして複製することもできます。 マウスを動かすと、複製したコントロールポイントの位置を移動できます。
- グループ化: 事前にリストで複数のコントロールポイントを選択し、PC では [Ctrl] キー、Mac では [Cmd] キーを押しながらこのボタンをクリックすると、複数のコントロールポイントをグループ化できます。 リストでは、グループ化したコントロールポイントは「グループ化 1」、「グループ化 2」という名前で表示されます。 画像では、グループ化するために選択された最初のコントロールポイントが通常の円形で表示され、グループの他のすべてのコントロールポイントは黄色い小さな丸で表示されます。 コントロールポイントの 1 つに調整を適用すると、その調整はグループの他のコントロールポイントにも適用されます。 ただし、グループの各コントロールポイントのサイズスライダは、個別に調整できます。 マウスを左クリックしたまま、画像で複数のコントロールポイントをカバーする四角形を描き、対象のコントロールポイントを選択することもできます (次に、選択した複数のコントロールポイントを [グループ化] ボタンをクリックしてグループ化します)。
- [グループ解除] : コントロールポイントのグループを削除するには、リストでグループを選択して、このボタンをクリックします。 すべてのコントロールポイントが個別に表示されるため、削除や変更をしたり、個別のコントロールポイントから新しいグループを作成したりできます。
- [削除] : このボタンをクリックすると、選択されているコントロールポイントとコントロールポイントのグループを削除できます。
- [リセット]: アクティブなコントロールポイントに関連する、すべてのスライダと調整をリセットします。

黒: 補正なし
白: 補正 100%
グレーのバリエーション: さまざまな程度の補正 (上記のポイント 3~7 を参照してください)


右: 保護用のコントロールポイントが空への効果の影響を防いでいます。
複数のコントロールポイントをグループ化して、同じ補正をすべてのコントロールポイントに適用できます。 コントロールポイントをグループ化するには、マウスを使って長方形を描き、対象のコントロールポイントを囲みます。


色の選択スライダでは、コントロールポイントの対象の色の
選択範囲を増減できます。 そのため、色相や輝度レベルのバリエーションをまとめることができます (肌の色相のバリエーションを考慮する場合など)。
- 輝度: 色の明るさの範囲を決定します (既定値は 50%)。
- クロミナンス: 色相のバリエーションの範囲を決定します (既定値は 50%)。
色の選択スライダの効果は微妙なため、以下で示すようにコントロールポイントのモノクロマスクの表示を活用してください。

右: 補正が主に頬と首に適用されるようにスライダが調整されています。
不透明度スライダはアクティブな Color Efex Pro のフィルタに関連しています。コントロールポイントが適用されていると、アクティブなコントロールポイントに関連します。
既定では最大の「100」に設定されています。これは、コントロールポイントの効果や補正が 100% 適用されていることを示します。 値を「50」に減らすと、効果や補正の強さは半分になり、「0」にすると効果や補正は適用されません。 これにより、高い精度で調整し、効果や補正を微調整することができます。

コントロールポイントの名前を変更する


コントロールポイントやコントロールポイントのグループのリストはすぐに長くなりがちですが、簡単に管理できるように、これらの名前を変更できます。
- コントロールポイントのリストで、名前を変更するコントロールポイント名やグループ名をダブルクリックします。 名前を変更するには、コントロールポイントまたはグループは非アクティブである必要があります。
- 名前がハイライトされ、新しい名前を入力できます。 入力を始めると、古い名前は削除されます。
- 名前の一部だけを変更したい場合は、キーボードの矢印キーを使ってカーソルを希望する場所に移動します。
- [Enter] キーを押して確定します。
名前を変更しても、リスト内でのコントロールポイントの順番は変わりません。 アルファベット順の自動並べ替え機能はありません。 また、ドラッグして順番を変えることもできません。
プリセット
Color Efex Pro 5 では 39 種類のプリセットが提供されています。 プリセットは、複数のフィルタを組み合わせたプリセットです。 選択、表示、お気に入りのマーク、フィルタリングの方法は、フィルタと同じです。 プリセットを他のフィルタやプリセットと組み合わせることもできます。
カスタムプリセット
以下の方法で自分独自のプリセットを作成できます。
- 既存のフィルタの設定を変更して
- 複数のフィルタを組み合わせ、フィルタの設定を変更して
- フィルタとプリセットを組み合わせて。設定を変更することも可能
カスタムプリセットを作成するには:



- 複数のフィルタまたはプリセットを選択し、右側のウィンドウのツールを使い、グローバル調整や選択的調整 (コントロールポイント) で補正を適用します。
- 右側のウィンドウの一番下にある [プリセットの保存] ボタンをクリックします*。
- カスタムプリセットのダイアログボックスで、わかりやすいフィルタ名を入力します (「ソフトなコントラスト + 彩度を下げた色」など)。
- コントロールポイントと関連する部分調整を保存する場合、[コントロールポイントとともに保存] のチェックボックスにチェックマークが入っていることを確認します (既定ではチェックマークが入っています)。
- [保存] をクリックして確定します。
- カスタムプリセットが、左側のウィンドウの [カスタム] セクションに表示されます。
* カスタムプリセットは、[カスタム] セクション名の右側にあるプリセット数の右に表示された上下の矢印をクリックして、コンテキストメニューから [プリセットの保存] を選択して保存することもできます。
カスタムプリセットを管理する
以下の機能を使用して、カスタムプリセットを活用できます。

- 名前を変更: サムネイルの下に表示されるプリセット名をクリックすると、入力フィールドが表示されます。 新しい名前を入力したら、[Enter] キーを押して確定します。
- お気に入りとしてマークする: プリセットの左側にある星印をクリックします (星印が金色になります)。 プリセットをお気に入りから外すには、もう一度星をクリックします(星が黒色になります)。
- 書き出し: プリセットの上にマウスを重ねると、サムネイルの右側にボタンが表示されます。 一番上のボタンをクリックすると、プリセットを書き出してシェアできます。 表示されるシステムダイアログで保存場所を選択してから、[開く] をクリックします。
- 更新: カスタムプリセットを編集したり補正を追加した後で、サムネイルの上にマウスを重ね、右側のボタンを表示します。 中央の回転矢印をクリックして、編集または追加した補正でプリセットを更新します。
- 削除: プリセットの上にマウスを重ね、サムネイルの右側にボタンを表示します。 ゴミ箱アイコンをクリックすると、プリセットが削除されます。
カスタムプリセットをシェアする
他のユーザーとシェアするために、カスタムプリセットをエクスポートしたりインポートしたりできます。
カスタムプリセットをエクスポートする


- [カスタムプリセット] セクションで、カスタムプリセット数の右側にある上下の矢印をクリックします。
- コンテキストメニューで [すべてエクスポート] を選択します。
- 開いたシステムダイアログボックスで、保存場所を選択してエクスポートします。
カスタムプリセットをインポートする



- [読み込み] セクションで、プリセット数の右側にある上下の矢印をクリックします。
- コンテキストメニューで、[プリセットのインポート] を選択します。
- システムダイアログが開きます。 インポートするプリセットの場所を指定します。 読み込むアイテムを選択して、[開く] をクリックします。
- インポートしたプリセットが、[読み込み] セクションに表示されます。
インポートしたプリセットは、カスタムプリセットと同じ方法で、名前の変更、お気に入りとしてマーク、エクスポート、削除ができます。 ただし、設定の更新はできません。設定を更新するにはインポートしたプリセットを適用して右側のウィンドウで調整を変更し、カスタムプリセットを作成してください。